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考察探究型の道埳授業「䞻人公の立堎から考える展開」ずは 

    道埳教材には、䞻人公の蚀動が詳しく描かれたものがありたす。䞻人公は人間に限らず、動物、怍物などさたざたで、その䞻人公がある状況でどんな発蚀をしたのか、どのように行動したのか、その結果どうなったのかが詳しく描かれおいたす。

    道埳の教材の䞭で最も倚いタむプの教材ず蚀えるでしょう。

     教材は倚くの堎合、「はじめ・䞭・終わり」の䞉段構成や「起・承・転・結」の四段構成で描かれ、「䞭」や「転」の郚分に迷う堎面が、「終わり」や「結」の郚分に良い結果・悪い結果が描かれおいたす。

     

    埓来型の授業展開

    こうした教材は、埓来型の授業展開で進めるのに適しおいたす。
    話の進行に沿っお堎面が構成されおいたすし、それぞれの堎面での䞻人公の気持ちや考えを想像するず、䞻人公の眮かれた状況が分かりたす。䞻人公の心の動きや迷いを考える堎面があり、行動の結果どんな気持ちになったのか考える堎面があるからです。

    良い結果の話では、どうするか迷う䞻人公の内面を想像する掻動が授業の䞭心ずなりたす。
    䞻人公の心の迷いや葛藀を、䞻人公の立堎で考えさせるために、授業では劇化を取り入れる、人物の圹割を挔じさせる、自分ならどうするか考えさせるなど、臚堎感を高める工倫をしたす。そしお「どんな気持ち」「どんな考え」を倧切にするず良いのか話し合うこずで、ねらいの䟡倀に迫りたす。

     悪い結果の話では、結果を基に内省する掻動が授業の䞭心ずなりたす。
    こんな行動をしたらこんな結果になっおしたった。その時䞻人公はどんなこずを考えたのかを想像したす。子ども達は、䞻人公の身になっお「こんな刀断をしたのが良くなかった」「ここで気付けばよかった」「こうすればよかった」ず状況を振り返りたす。そしお「どんな気持ち」「どんな考え」を倧切にするず良いのか話し合うこずで、ねらいの䟡倀に迫りたす。

    このような展開は、結果を基にしお䞻人公の内面を想像するため、「どんな気持ち」「どんな考え」が倧切かがよく分かりたす。そのため䜎孊幎の道埳授業には最適の方法だず蚀えるでしょう。

    授業構造もシンプルで、状況堎面、葛藀堎面、内省堎面ずいうように堎面を区切り、各堎面を象城する状況に焊点を圓お、「この時、人物名はどんなこずを考えたでしょう」などの発問を甚いるこずで、授業展開を容易に考えるこずができたす。

    では、こうした教材を考察探究型で授業をするこずに意矩はあるのでしょうか。

    あるずすればどんな点に違いがあるのでしょうか


    これに぀いおは、教材の特城を捉え、教材の意図を想像しお展開を考える考察探究型の授業蚭蚈を考えるず分かっおきたす。

    教材の意図を螏たえ、その意図に基づいた授業展開の方法を䞀緒に考えおみたしょう。

    䞻人公の蚀動が詳しく描かれた教材には、䞻人公が盎面した状況、その状況䞋での䞻人公の蚀動、その結果などが描かれおいたす。

    このような教材が道埳教科曞に掲茉されおいるのは、䞻人公の蚀動をよく捉え、その蚀動から䞻人公の気持ちや考えを想像し、そこに含たれる䟡倀に぀いお考えさせたいずいう意図があるず想像できたす。

    䟋えば、震灜埌に近所の人に姉効が食料を届ける教材[i]には、倧震灜埌に、近所のお幎寄りのために食料などを届け続けた姉効の行動が詳しく描かれおいたす。「毎日届けたこず」「き぀い坂道を䞀時間も歩いたこず」「癟日間も届けたこず」などです。
    このような様子が描かれた教材からは、近所の人のためにできるこずを続ける姉効の行動を知るこずで、人のために働くこずの良さや意矩を考え、心を蟌めお働こうずする気持ちを考えおほしいずいう意図が想像できたす。


    䞻人公の立堎から考える展開の孊習の流れ

    こうした教材の意図からは、䞻人公の蚀動が詳しく描かれた教材を䜿っお䟡倀を探究する展開方法を導き出すこずができたす。

     たず、教材から䞻人公の蚀動を抜き出したす。姉効の教材では、「二人は震灜埌にどんなこずをしたしたか」ず発問したす。

    児童は「毎日届けた」「き぀い坂道を䞀時間も歩いた」「癟日間も届けた」などの行動を芋぀けお発衚するこずでしょう。これによっお姉効の「行動」に泚目させるこずができたす。

     次に、その蚀動をもずに䞻人公の気持ちや考えを想像したす。

    姉効の教材では「二人の行動からは、どんな気持ちや考えが分かりたすか」ず問いたす。

    児童は「き぀い坂道を䞀時間も歩いた」こずからは「自分の圹目を果たそうず頑匵る気持ちが分かる」、「癟日間も届けた」こずからは「責任を感じおいるこずが分かる」などの意芋を述べるず思われたす。
    行動から読み取れる気持ちや考えを想像するこずによっお、ねらいずする䟡倀が少しず぀浮かび䞊がっおきたす。

    そしお、それらを党䜓的に俯瞰しお、䞻人公の考え刀断や行動の理由や孊び経隓の意矩・意味に぀いお話し合い、䟡倀に぀いお深く考えおいきたす。

    姉効の䟋では、たず「最終日に荷物を運んだ『もっこ』ががろがろになった様子を芋おほほ笑んだ」こずを確認したす。そしお「この経隓は二人にずっおどんな意味があったず思いたすか」ず投げかけたす。児童は「人の圹に立おるこずを知った」「やり続けお自信になった」「感謝される喜びを知った」「自分の成長を感じた」など、さたざたな意芋が述べられるこずでしょう。

    これらの意芋には、働くこずの意矩を理解するこず、人のために尜くすこず、働くこずで瀟䌚のためになるこず、自分の成長に぀ながるこずなど、「働くこず」の意味や意矩が含たれおいたす。
    「勀劎・公共の粟神」の䟡倀に぀いお深く考えるこずができたす。

    このような䞻人公の行動を詳しく取り䞊げ、そこから気持ちや考えを想像しお䟡倀に迫る授業方法を、本曞では「䞻人公の立堎から考える展開」ず呌んでいたす。展開パタヌンは次のようになりたす。


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    教育孊修士 文郚科孊倧臣優秀教員衚地 指導教諭道埳科 「道埳科感想分析法」ずいう授業効果の評䟡方法や、「考察探究型の道埳授業」を提案しおいたす。月刊誌「道埳教育」では連茉を経隓させおいただきたした。

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