
250311 トム・トラバートのブルース(コペンハーゲンでひどく酔いどれて)
今日のプレイ・リストから 142
トム・ウェイツ
今朝、YouTubeのHomeにレコメンドされているのを見つけました。イタリアのドキュメンタリー番組のようです。「Live 2025」とあります。それならトム・ウェイツは76歳です。
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曲が始まるまではちょっとボケてるのかな?と思いましたが、歌い始めるとさすがです。ひとこと目を聴いてから、涙が止まらくなりました。すごい。ピアノにも声にも力と味があります。
たるんだあごの下の皮膚や度の強い老眼鏡もいかにもな感じでよく似合っています。人生のみじめさをカッコよさに変えることができるのはトム・ウェイツだけでしょう。
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カリフォルニアに生まれ、10歳の時にアルコール依存の父親が家を出ました。「反逆者に対する反逆者」を名乗るようになった悪童は18歳で高校を中途退学します。
さまざまな職を経験した後、24歳でデビューしました。本曲は27歳で発表された3枚目のアルバム『小さな変化』の1曲目。オーストラリアの民謡を取り入れた代表作の一つです。
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アルバムの新譜は、もう10年以上出されていません。姿を見たのは2022年にポール・トーマス・アンダーソンの映画『リコリス・ピザ』(テーマ・ソングは「Life on Mars ?」ですよ)が最後でした。
どうしているかなと心配していたところでした。ホッとしました。本当によれよれになってもきっとカッコいいから、これからもずっと歌っていてほしい。
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朝から、なぜトム・ウェイツはカッコいいんだろうと考えています。今のところの結論は、理屈ではなく、現実への実感としての、惨めさへの哀惜と尊さへの恐懼の表現なのかなぁ。