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飛縁魔 好色五人女・擬 序文

      寓言と偽とは異なるぞ
        うそなたくみそ つくりごとな申しそ


    かの井原西鶴が、かように申したかはさて置き。

    浮世には、身を焼くほど恋をして報われぬまま、
    果てた後もその情念を残す女がございます。

    誰彼の口で転がされし、かの『好色五人女』に名を残した女たち。

    その後の身の上を案じようなどと言う者は稀にございます。
    故に、ここに綴りますのは新たに語りし五人の女の情念の行く末。

    うそなたくみそ、つくりごとな申しそ。
    何卒、頁を捲るまにまにお見届けくださりますよう——

    最初のお話「一.但馬屋 お夏」 

     
     

    Obi

     
     
    『百キ夜行物語』を中心に和風幻想・怪異ものを執筆。 プロットと本文は自作、推敲・読み合わせ・挿絵にAIを活用しています。 AIとともに創作中。

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