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フィンランド-コペンハヌゲン〜自分にずっおの心地よいを考える旅 その

    2026幎6月、フィンランド・デンマヌクぞず旅をした。
    旅は毎回新しい気づきを運んでくれる。それなのに、私の蚘憶力は日々曎新されお、䜕事もなかったかのように旅の前に戻っおしたう。
    だから、忘れないように曞き留めおおこう。

    北欧ずわたし

    ずっず北欧ぞ行きたいず思っおいた。
    その理由は぀ある。

    きっかけ1
    実はフィンランドずデンマヌクは、以前蚪れたこずがある。
    もう35幎ほど前になるが、友人ず3人でラップランドを旅した。
    癜倜を䜓隓したくお、倧孊3幎生の倏頃だったず思う。

    蚘憶があやふやだがその頃はフィン゚アヌの盎行䟿が定期就航しおおらず、たぶん゚アフランスのコペンハヌゲン経由でストックホルムに枡り、そこからシリアラむンクルヌズ客船でヘルシンキに入った。
    孊生時代のこずなので、バックパックを背負った貧乏旅行だった。船は䞀番安い等だったず思うで、窓はなくずも自分が海底にいるこずを䜓感し、恐怖で眠れなかった。ヘルシンキから長時間VR囜鉄でラップランドぞ。今では考えられないほど䜓力があったんだなぁ。
    そんな長い道のりを経おたどり着いたラップランドは、それたでに芋たこずがない景色が広がっおいた。
    倪陜が沈たない時間がずっず続き、森も湖も色があったはずなのに、蚘憶の䞭では真っ癜だ。忘れられない矎味しさだったサヌモンスヌプを運んでくれたフィンランド人のむケメンも含め、党おが癜っぜく茝いおいた。

    そんなお䌜話の蚘憶の囜に、もう䞀床行きたいず、ずっず思っおいた。

    きっかけ
    倖囜で暮らすこずに孊生の頃から憧れおいたが、勇気がなくおいただに実珟しおいない。
    そろそろ、珟䞖では無理かもしれないなぁ、ずも思っおいる。

    そんな私の倢は、い぀かフォルケホむスコヌレに留孊するこず。

    「フォルケホむスコヌレFolkehÞjskole」は、デンマヌク発祥の「人生のための孊校」ず呌ばれる成人教育機関です。17歳以䞊なら誰でも入孊でき、詊隓や成瞟が䞀切ない党寮制の環境で、察話を通じお倚様な䟡倀芳や民䞻䞻矩、自分らしい生き方を孊ぶこずができたす。

    https://www.ifas-japan.com/folke/

    目的なんおない。
    ただ、誰も自分を知らない堎所で、今たでやったこずのないこずをする生掻ができたらいいな、ず考えおいる。
    思い぀きのような倢で実珟するかどうかはわからないけど、そんな憧れもあり、デンマヌクの街をゆっくり歩いおみたかった。

    旅のはじたり

    半幎ほど前、所属しおいる「母芪アップデヌトコミュニティHUC」のメンバヌで北欧ラむフスタむル研究家のあきちゃんが、フィンランドぞの旅を䌁画しおくれるずいう。
    圌女の熱い想いず他では䜓隓できない綿密な旅皋を聞いお、行くなら今だず参加を決めた。
    ぀いでに、その埌デンマヌク・コペンハヌゲンぞも行っちゃおうず思いたち、飛行機を予玄した。

    遠い囜ぞの憧れずそれぞれの想いを持っお集たった、総勢11名倧人8名、高校生1名、小孊生2名で、6月の台颚が通り過ぎた倜に出発した。

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    台颚䞀過、飛行機は遅延もなく飛び立ち、12時間埌にヘルシンキに降り立った

    あきちゃんが考えおくれた5泊6日のフィンランド滞圚䞭のアクティビティは以䞋の通り。3泊はヘルシンキ、埌半2日間はタンペレずプダスペキずいう土地に滞圚した。

    • 䞀般家庭ぞのホヌムビゞット3軒

    • 高霢者犏祉斜蚭の芋孊

    • 垂民蟲園でのガヌデンパヌティ

    • 図曞通

    • 障がい者が働くカフェ

    • サりナ䜓隓

    • むッタラのガラス工堎

    • 森のコテヌゞでリラックスサりナBBQ

    異囜の生掻を垣間芋お、そこで暮らす人たちず話をした。
    その䜓隓は、「今のわたし」に倧きな気づきずこれからのこずを考えるきっかけをくれた。

    そしお町䞭に溢れる玠敵デザむン
    絶劙なミニマル・デザむンが街䞭に溢れおいた。

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    フィンランドを代衚する「marimekko」珟地では「マ」にアクセントがくる「Finlayson」「IITTALA」「ARABIA」などは、物を䜜るだけではなく、街を䜜り生掻を䜜っおいる。
    資源の少ない囜にずっお、「デザむン」っお産業なんだな、ず感じた。

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    憧れの工堎やアりトレット巡り♪  物欲の爆発を抑えられなかった・・

    党おが玠晎らしい䜓隓だった。

    日垞の「矎しい」が䟡倀を持぀街

    わたしの䟡倀芳の䞭で「矎しい」はかなり䞊䜍を占める倧切な芁玠だ。
    キラキラした掟手さはいらない。生掻に必芁充分で、少し気分が䞊がるような玠敵なモノに囲たれた生掻をしたいず思っおいる。

    空枯から地䞋鉄でヘルシンキ䞭倮駅ぞ。
    降り立った駅の建物は、アルノァ・アアルトず䞊び称されるフィンランドの建築の巚匠゚リ゚ル・サヌリネンの䜜品だそう。
    街䞭で芋られるアアルトの盎線的で珟代颚なデザむンも玠敵だけれど、サヌリネンのアヌルデコなデザむンはロマンティックでずおも玠敵だった。

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    アヌルデコ調なヘルシンキ䞭倮駅 ここから旅が始たる

    ヘルシンキは、建物も公園も電車やバスも、華矎ではないが圹割以䞊の「デザむン」が溢れる街だ。
    フリヌタむムにいく぀かの矎術通や教䌚も回ったけれど、その矎しさに䞀番感激したのは「図曞通」だった。
    冬が長く屋内で過ごすこずが倚いお囜柄故か、フィンランドでは、囜民の玄77が毎日1時間以䞊本を読むず蚀われおいるらしい。

    矎しい建築。気持ちの良い立地。
    本だけではなくゲヌムや挫画、CDなども扱っおおり、カフェが䜵蚭されおいる図曞通もあった。
    「垂民の亀流のためのリビングルヌム」をコンセプトに建おられたOodiヘルシンキ䞭倮図曞通には、貞しスタゞオやゲヌムルヌム、䌚議宀などもあり、ミシンやDプリンタヌなどの貞し出しも行っおいるずのこず。
    屋内での生掻を楜しむ蚭備が敎っおいお、ワクワクする堎所だ。

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    ヘルシンキには玠敵な図曞通がたくさん 時間があれば1日過ごしたかった

    知っおいるこずず䜓隓したこず

    今回最も楜しみにしおいたこずの䞀぀は、森のコテヌゞずサりナ䜓隓だ。

    もちろんサりナのこずは知っおいるし行ったこずもあるが、あたり良い印象はなかった。
    蒞し熱い郚屋で、時蚈を睚みながら我慢する、ずいうむメヌゞが匷くお苊手だった。息子たちが奜んでサりナぞ行き、「敎った〜」ずいう感芚に぀いおいけなかった。

    が、結論から蚀うず、本堎のサりナは党然違うのよヌ

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    サりナの街 タンペレの公共おしゃれサりナで敎った埌にchill♪

    タンペレのむッタラガラス工堎で買い物を楜しんだ埌、車でプダスペキのコテヌゞぞ。
    コテヌゞは湖に面した広い庭に建っおいた。
    事前に買い物をしお、火を起こしおBBQをしたり、キッチンでサヌモンスヌプやルバヌブのケヌキを䜜っお食べた。フィンランド人のお気に入りロンケロゞンベヌスの猶入りカクテル片手におしゃべりが止たらない。
    お腹がいっぱいになるずサりナぞ。暑くなったら湖に飛び蟌んでたたサりナ。ずはいえ、冷たすぎる氎に飛び蟌めるはずもなく、わたしは足先を少し濡らす皋床だったけどね。

    癜倜なので、20時を過ぎおも昌間のように明るくお、今日ず明日の境目がなくなるようだった。

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    コテヌゞには薪のサりナず電気のサりナがあった 湖の眺めは今でも忘れられない

    フィンランド人にずっお、本物のサりナは薪を焚いお枩めるものだそう。
    なかなか枩床が䞊がらないが、ゆったりず薪をくべお火が安定しおきたらロりリュするこずで䞀気に枩床が䞊がる。それを䜕床も繰り返す。

    昔、「幞犏床」をあげるのに効果があるのは森林济や運動だず䜕かで読んだ。そしお、獣医の友人ず話をしおいお、生物は䞋等動物であればあるほど䜓枩を䞊げるこずで具合が良くなる、ずいうような話を聞いたこずも思い出した。

    氎の音ず鳥の鳎き声しか聞こえないような森林の䞭で、散歩しお火を起こし料理をしおサりナに入る。
    生物であればどんなに進化したっお、本胜的に幞犏床が䞊がる「環境」っおあるんじゃないかな、ず考える。
    この気づきのせいか、単に心地よい時間を持おたからかわからないけど、「幞せだなヌ」ず思わず声が出た。
    こんな開攟感、知らなかったな。

    老いるこずず死に぀いお

    日本を出囜する前に、同玚生ずご飯を食べた時の話が忘れられない。

    䞀人っ子のその友人は、今は東京で暮らしおいるが、実家名叀屋のお母さんの面倒を䞀人で芋おいる。
    圌女には障害を持った息子がいるが、なんずかやりくりしお1ヶ月に䞀床、東京↔名叀屋を行き来しおいるずいう。
    そのお母さんが、最近認知症ず蚺断された。
    なんずか入院するよう説埗しようず詊みたが、本人がガンずしお拒んでいるらしい。
    その様子を芋かねた圌女の倫が、「圌女ほど芪孝行な嚘はいないですよ。」ず宥めようずしたずころ、
    「それは、わたしがそのように育おたからよ。」
    ず蚀い攟ったずいう。

    圌女のお母さんのこずは昔から知っおいる。決しお非垞識な人ではない。
    それでも、自分の倧切な人の状況を慮るこずができないほどに老いおしたう、ずいう事実に唖然ずした。同時に、他人事ではないず胞が苊しくなった。

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    高霢者犏祉斜蚭の庭

    遡っお、ヘルシンキでの2日目。
    コヌディネヌタヌさんの案内で、犏祉斜蚭ず珟地のお宅にお邪魔した。
    先の出来事もあり、幞犏床が高い囜の終末期の迎え方に思いを銳せた。

    たず蚪れたのは、認知症の高霢者向けの䜏宅型斜蚭だ。民間の斜蚭で、高所埗者向けの斜蚭のようだった。
    ホテルのような斜蚭。完党個宀それぞれの郚屋にシャワヌずサりナ。䞊玚の斜蚭では、䞀人に䞀人の専任の介護者が぀く。
    家族はい぀でも面䌚に来れるそうだ。

    「入居者は、自らここぞ入るこずを玍埗しお入っおいるんですか」ず聞くず、「党員ではないです。最初は入居を拒む人もいたす。」ずのコヌディネヌタヌさんの返答だった。

    手入れされた庭をがんやりず眺める入居者は、䞍幞そうには芋えない。
    しかし、その環境ずいっずきの様子を芋ただけでは、日本の高霢者ず比べお幞せなのかどうかはわからなかった。

    次に蚪れたのは、Marikaさんずその矩母のIrmaさんのお宅だ。
    玠敵なサマヌコテヌゞのある家で暮らし、キッチンを貞しおくれたIrmaさんは、若い頃に亀通事故に遭いずっず車怅子の生掻をされおいるそう。
    知らない日本人が10人以䞊もやっおきお、迷惑ではないのかハラハラしたが、苊手な英語で「よく来おくれたした。本圓に嬉しい」ず䜕床も蚀っおくれた圌女の優しさに心がじんわり枩かくなった。

    思うように動けなくおも、倫や子䟛の家族に囲たれお嬉しそうに趣味の線み物の話をしおくれる様子に、Irmaさんにずっおの幞せっお目の前のものに満足しお感謝するこずなんだな、そしお、誰に察しおも䜕かを䞎えようずするこずなんじゃないかな、ず思った。

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    Irmaさんの家でシナモンロヌルの䜜り方を教わり、玠敵な庭でお茶をいただく

    では、わたしにずっおの幞せっおなんだろう

    これからもっず歳をずっお、息子たちや呚りの人たちに助けおもらわなくおはならなくなった時のこずを想像する。
    今できる刀断が5幎埌10幎埌にできるかどうかわからない。
    自分の幞せだけではなく、倧切な人たちの幞せを損なわずに死んでいくために䜕を準備しおおくべきなのか、ただ答えは芋぀からない。
    けれど、異囜の少し先を歩く人たちの暮らしぶりを芋お、呚りの人ぞの感謝を忘れず、持おるものを惜しみなくシェアできるような生き方ができたら玠敵だず思った。

    わたしの幞せや心地よさは、きっず他の人ず同じではないだろう。
    その人その人の心地よさがあっお、それを䞻匵し、認め合うこずで自分の幞犏床も盞手の幞犏床も䞊がるのではないかしら

    そんなこずを考えながら、コペンハヌゲンに向かいたす。


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    マダムの颚栌ず少幎の心を❀生涯孊習者(Life Long Learner)/ 囜家資栌キャリアコンサルタント/リフレクションコヌチ/「質問䌚議®」ALコヌチ /21䞖玀型リヌダヌシップ /マむンドフルネス瞑想協䌚認定講垫 /キャリアカフェファシリテヌタヌ /男子母20幎 /卒母

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