コナモン図鑑

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  • 2026.10.01
    2026.10 ぽーぽー/ちんびん

    水溶きの小麦粉を薄く10㎝くらいの円形に広げて焼いた沖縄の手作りおやつ粉モン。
    ぽーぽーは油味噌を塗り、ちんびんは生地に黒糖を入れるそうで、いずれも千利休の「フノヤキ」のように、ロール状に丸めた形が定番のようです。
    読谷村、楚辺(そべ)地区で古くから受け継がれてきた「楚辺ポーポー」は黒糖をたっぷり使った厚みのある生地をホットケーキのようにふんわり焼き上げるのが特徴。
    家庭のおやつの定番として、今も専用のミックス粉が販売されています。

  • 2026.09.01
    2026.09 沖縄の焼きそば

    沖縄では30人規模のビーチパーティが一般的に開かれるそうで、その主役が焼きそばなんだそうです。
    沖縄そばの麺をトマトケチャップで味付けしたもので、見た目や味わいはナポリタンそのもの。
    ですが、太くてもっちりした沖縄そば麺ならではの食感がケチャップとの相性もよく、缶詰のポークやツナ缶を入れて、沖縄の家庭でいまも日常的に焼かれているとか。
    米軍基地の影響が焼きそばにも表れた沖縄らしい食文化です。

  • 2026.08.01
    2026.08 山口外郎

    山口の外郎(ういろう)は1927年(昭和2年)創業の御堀堂はじめ市内の老舗の名店によって継承され、田中順助が室町時代から続く伝統の製法を考案したという「福田屋」の店舗跡も残り、山口を代表する菓子としてお土産にも重宝されています。
    室町時代、中国(元)の役人だった陳氏(役職名が礼部員外郎)が来日「陳外郎(ちんういろう)」を名乗り、外郎家が作る菓子が外郎の由来とか。
    わらび粉などデンプン類と砂糖で練られたひと口サイズ、歯切れの良さと上品な甘さが特徴。

  • 2026.07.07
    2026.07 宇部丸うどん
    
    山口県宇部市で古くから親しまれている丸刃で製麺された麺。断面が丸く、やや細めのふっくらやわ腰、するすると喉越しが良いのが特徴。
    あっさりと透明ないりこだし。
    かつて炭鉱の街として栄えた宇部市で、労働者が素早く、胃に優しく食べられるようにと、この形が定着したそうです。
    スーパーマーケットでは木嶋製麺所の商品が販売され、宇部市、山陽小野田市内の飲食店や、新山口駅構内のお店ほか、宇部小野田エリア以外でも味わうことができます。
  • 2026.06.01
    2026.06 別府冷麺

    半世紀前、別府は新婚旅行先として大人気でした。韓国との交流も深く、今は大学もできて、国際色豊かなエリア。盛岡に冷麺が定着したのと似たような現象で、昭和30年代前後から冷麺専門店や、焼肉店でも提供され、人気焼肉店が山のふもとから海辺まで、湯けむりの合間に点在します。太くて白いのが特徴かと思えば、細くて黒いのもあり、日本人が好む和だしベースの澄み切ったスープが、旅の疲れをいやしてくれます。焼肉の〆の冷麺、最強すぎます。

  • 2026.05.07
    2026.05 大分とり天

    唐揚げの聖地、大分ですが、とり天発祥のお店も多いんです。昭和30年代スタートしたブロイラー生産の影響も大きく、二大揚げ鶏メニューが定番になったようです。大分の駅からバスで10分ほどの「しげのや食堂」さんでは、とり天定食はもちろん、とんかつ、アジフライも最高の揚げ具合で提供してもらえます。欧風料理、支那料理からはじまった別府の「東洋軒」さんでは中華風の衣がしっかり。いずれも自家製タルタルがおいしくてご飯に合います。