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鶴巻和哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つるまき かずや
鶴巻 和哉
別名義 ツルマキ カズヤ
生年月日 (1966-02-02) 1966年2月2日(60歳)
出生地 日本の旗 日本・新潟県五泉市
職業
ジャンル
活動期間 1985年 -
事務所 カラー(取締役)
主な作品
監督

アニメーター
受賞
文化庁メディア芸術祭
アニメーション部門審査委員会推薦作品

2006年『トップをねらえ2!』
ファンタジア国際映画祭
アニメーション部門・銅賞
2003年『フリクリ』
アニメーション神戸
作品賞・パッケージ部門
2005年『トップをねらえ2!』
東京アニメアワード
アニメ オブ ザ イヤー部門作品賞(TVシリーズ部門)
2026年『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』
オリジナルビデオ部門奨励賞
2002年『フリクリ』
オリジナルビデオ部門優秀作品賞
2005年『トップをねらえ2!』
2007年『トップをねらえ2!』
芸術選奨
メディア芸術部門文部科学大臣賞
2026年『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』
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鶴巻 和哉(つるまき かずや、1966年2月2日[1] - )は、日本のアニメ監督、アニメーター[2][3]。新潟県五泉市出身[要出典]。株式会社カラー取締役[4]。

監督作に『フリクリ』『トップをねらえ2!』『龍の歯医者』などがある[3][5]。また庵野秀明監督の『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督を務め、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でも監督として総監督の庵野を補佐した[6][7]。

来歴

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生い立ち

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幼少期から漫画やアニメを愛好していたが、新潟の田舎だったため同級生が少なく、アニメのマニアックな部分を共有できる友人がいなかった[5]。

高校生になって、初めて自分よりも知識のあるオタク友達に出会ったことでアニメにのめり込み、絵を描く仕事に就くことを考えるようになる[5]。

そして、完全歩合制のアニメーターなら1円も稼げないということはないだろうと思い、親には黙ったまま東京のアニメ専門学校に行くことを決め、自活のために新聞奨学生に応募する手配まで済ませてしまった[5]。

アニメーターとして

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専門学校卒業後、摩砂雪の絵柄に憧れて下請けのアニメ制作会社スタジオジャイアンツに入社[5][注 1]。高橋ナオヒトに師事して4、5年ほど在籍していたが、同じスタジオジャイアンツ出身の鈴木俊二から声をかけられたことをきっかけに、学生時代からファンだったガイナックスに移る[8][9]。

そして『ふしぎの海のナディア』でガイナックス作品に初参加。鶴巻は庵野秀明をはじめとするガイナックスで働く上手いスタッフから学びたかったので、『ナディア』の制作後も残ることにした[5][注 2]。その後、ガイナックスではアニメーターだけでなく、演出も手がけるようになる[2][3]。

『新世紀エヴァンゲリオン』では、摩砂雪と共に副監督を担当したほか、デザインや設定にも関わった[2][5]。劇場版では、テレビ版の25、26話のやり直しとテレビ版の世界観から離れた完全新作の2種類を制作しようとしていた庵野から、新作の方の監督を打診された。しかし、鶴巻が拒否したため、完全新作の方は取り止めとなった[10]。

アニメ監督として

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2000年には、初のオリジナル監督作品の『フリクリ』を監督した[2]。『フリクリ』の監督は『エヴァンゲリオン』が終わった後、庵野秀明が「次(の監督)は鶴巻が」という話をしたので「じゃあやります」と答えたことで決まった[6]。『フリクリ』は世界のアニメファンの支持を獲得し、海外でも人気を集めた[3][11]。

2004年には、『トップをねらえ2!』を監督した。ガイナックスに来る前からファンだった『トップをねらえ!』のパート2を作る話が持ち上がった際、自分から手を挙げて決まった[8]。

2006年、庵野秀明が設立した株式会社カラーに移籍[5]。作品で庵野を補佐しつつ、取締役にも就任した[6]。

参加作品

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テレビアニメ

[編集]
1985年
1987年
1988年
1989年
1990年
1992年
1993年
1995年
1997年
1998年
2001年
2002年
2007年
2008年
2010年
2011年
2013年
2014年
2017年
2025年

アニメ映画

[編集]
1989年
1991年
1994年
1997年
2001年
2002年
2007年
2009年
2012年
2018年
2019年
2021年
2025年
  • 劇場先行版 機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(監督・デザインワークス・画コンテ・演出・原画)

実写映画

[編集]
1998年
2010年
2014年
2016年
2023年

OVA

[編集]
1985年
  • バビ・ストック(動画)
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1997年
1998年
2000年
2004年
2023年
  • EVANGELION:3.0(-46h)(総監督、脚本、絵コンテ)

Webアニメ

[編集]
2014年
2015年
  • 日本アニメ(ーター)見本市「おばけちゃん」(企画協力)
  • 日本アニメ(ーター)見本市「I can Friday by day!」(監督、絵コンテ)
  • 日本アニメ(ーター)見本市「イブセキヨルニ」(書)
  • 日本アニメ(ーター)見本市「神速のRouge」(キャラクター原案)
  • 日本アニメ(ーター)見本市「Cassette Girl(カセットガール)」(企画協力)

テレビドラマ

[編集]
2013年

ミュージック・ビデオ

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2012年

ゲーム

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1991年
1993年
1994年
1999年
2002年

小説

[編集]

その他

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出演

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テレビアニメ

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ドキュメンタリー

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受賞歴

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ファンタジア国際映画祭
アニメーション神戸
東京アニメアワード
  • オリジナルビデオ部門
  • アニメ オブ ザ イヤー部門
    • 2026年 作品賞(TVシリーズ部門)『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』[20][21]
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門
  • 第10回 審査委員会推薦作品『トップをねらえ2!』(2006年)[22]
芸術選奨文部科学大臣賞
  • 第76回 メディア芸術部門『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(2026年)[23]
ニュータイプアニメアワード

脚注

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注釈

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  1. ↑ 実際は摩砂雪とは入れ違いになる。
  2. ↑ アニメーターはスタジオに所属していても基本的にはフリーランスなので、作品ごとに人が入れ替わることも多い。
  3. ↑ 第3、9話。
  4. ↑ 第88、92話。
  5. ↑ 第13、18、21、24話。
  6. ↑ 第4話。
  7. ↑ 第17話。
  8. ↑ 第31、39話。
  9. ↑ 第1、3、8、10、12、16、20、21、22、30、35、38話。
  10. ↑ 第28、34、39、46話。
  11. ↑ 第32、35、39、51話。
  12. ↑ 第3、16、20、22、23、25、26話。
  13. ↑ 第1、2、8、16、25、26話。
  14. ↑ 第20話。
  15. ↑ 第3、16、22、23話。
  16. ↑ 第8、14、16、20、23、26話。
  17. ↑ 第27話。
  18. ↑ 第37話。
  19. ↑ 第1話。
  20. ↑ 第25話。
  21. ↑ 第4、6、12話。
  22. ↑ 第12話。
  23. ↑ 第2、6、12、18、25話。
  24. ↑ 第2、11話。
  25. ↑ OP、第11話。
  26. ↑ 第26話。
  27. ↑ 第7話。
  28. ↑ OP。
  29. ↑ 第26話。
  30. ↑ 第6話。
  31. ↑ 第23、26話。
  32. ↑ OP、第10、13話。
  33. ↑ 第8、24話。
  34. ↑ 第27話。
  35. ↑ 第17話。
  36. ↑ OP。
  37. ↑ 第17話。
  38. ↑ OP2。
  39. ↑ 第4話。
  40. ↑ ED4。
  41. ↑ 第24話エピローグ。
  42. ↑ OP。
  43. ↑ Bパート。
  44. ↑ アバンタイトル、A・Dパート。
  45. ↑ 第5話。
  46. ↑ 第1、3、4話。
  47. ↑ テレビアニメ『ふしぎの海のナディア』の映像ソフトに特典映像として収録されたミニアニメ。
  48. ↑ 第2話。
  49. ↑ 第2、5話。
  50. ↑ OVA『トップをねらえ2!』LD-BOX『オカエリナサイBOX』に特典映像として収録されたミニアニメ。
  51. ↑ 第2話。
  52. ↑ 第1話。
  53. ↑ 第2話。
  54. ↑ 第2話。
  55. ↑ 第3話。
  56. ↑ 第1、3話。
  57. ↑ 第1、6話。
  58. ↑ 第4、6話。
  59. ↑ 第6話。
  60. ↑ 第1、2、6話。

出典

[編集]
  1. 1 2 野村宏平、冬門稔弐「2月1日 / 2月2日」『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、40頁。ISBN 978-4-8003-1074-3。
  2. 1 2 3 4 5 6 “鶴巻和哉が語る『トップをねらえ2!』秘話 第1回 旧『トップ!』はオタク否定の作品だった?”. WEBアニメスタイル. 株式会社スタイル (2006年9月21日). 2024年3月15日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 6 7 8 “鶴巻和哉”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年3月15日閲覧。
  4. ↑ 氷川竜介「スタジオカラーがめざすもの」『月刊ニュータイプ』27巻10号、角川書店、2011年5月10日、19頁。
  5. 1 2 3 4 5 6 7 8 “好きなアニメーションをつくり続ける|公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部”. 公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部. 2021年4月7日閲覧。
  6. 1 2 3 “あれから10年……『フリクリ』ブルーレイ化記念、鶴巻和哉監督が語る作品の魅力”. マイナビニュース. マイナビ (2010年10月16日). 2024年3月15日閲覧。
  7. 1 2 3 “浅野忠信主演「乱暴と待機」ビジュアルを「ヱヴァ」鶴巻和哉が描き下ろし”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2010年4月16日). 2024年3月15日閲覧。
  8. 1 2 “鶴巻和哉が語る『トップをねらえ2!』秘話 第2回 ロボット少女が主人公でない理由”. WEBアニメスタイル. 株式会社スタイル (2007年1月24日). 2024年3月15日閲覧。
  9. ↑ 小黒祐一郎「第30回 鶴巻和哉」『この人に話を聞きたい アニメプロフェッショナルの仕事 1998-2001』飛鳥新社、2006年11月2日、ISBN 4-87031-758-3、497-498頁。
  10. ↑ “庵野秀明が自身のキャリアを振り返る! 【アニメ監督編】徹底的に追い込まれた『エヴァ』製作秘話を語る!Part2”. Movie Walker. 株式会社ムービーウォーカー (2014年11月1日). 2024年3月17日閲覧。
  11. ↑ “フリクリ:新作劇場版アニメのビジュアル公開 貞本義行描き下ろし”. まんたんウェブ. MANTAN (2018年3月16日). 2024年3月15日閲覧。
  12. ↑ “ガンダム最新作「GQuuuuuuX」でカラーとサンライズが初タッグ!黒沢ともよが主人公役”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年12月4日). 2024年12月4日閲覧。
  13. ↑ “大友克洋ら14名のクリエイターと日本アニメの魅力に迫る番組、本日19時より”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年1月28日). 2024年3月15日閲覧。
  14. ↑ “さようなら全てのエヴァンゲリオン〜庵野秀明の1214日〜”. NHK (2021年4月16日). 2021年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月2日閲覧。
  15. ↑ “第10回アニメーション神戸賞受賞者・受賞作品”. アニメーション神戸. アニメーション神戸実行委員会事務局. 2015年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月30日閲覧。
  16. ↑ “新世紀東京国際アニメフェア21[COMPETITION]”. 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会. 2007年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月8日閲覧。
  17. ↑ “東京国際アニメフェア2005 速報:東京アニメアワード発表”. 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会. 2006年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月9日閲覧。
  18. ↑ “東京アニメアワード各賞決定 ハルヒ コードギアスなど(3/16)”. アニメ!アニメ!. イード (2007年3月16日). 2025年4月2日閲覧。
  19. ↑ “TAF2007 第6回東京アニメアワード 受賞作品を発表いたしました”. 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会. 2007年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月8日閲覧。
  20. ↑ “東京アニメアワードで「鬼滅の刃」「GQuuuuuuX」受賞、個人賞は米津玄師ら”. 映画ナタリー. ナターシャ (2026年2月2日). 2026年3月3日閲覧。
  21. ↑ “TAAF2026 アニメ オブ ザ イヤー部門受賞作発表!作品賞は『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』と『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に決定!”. 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会 (2026年2月2日). 2026年3月3日閲覧。
  22. ↑ “第10回 アニメーション部門 審査委員会推薦作品”. 文化庁メディア芸術祭 - JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL. 文化庁. 2022年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月22日閲覧。
  23. ↑ “映画「国宝」の李相日監督・小説家の堀江敏幸さん・タレントの清水ミチコさんら23人に芸術選奨大臣賞…新人賞は広瀬すずさんら”. 読売新聞オンライン (2026年3月2日). 2026年3月2日閲覧。
  24. ↑ “ニュータイプアニメアワード2025-2026 投票開始のお知らせ”. 月刊ニュータイプ公式サイト. KADOKAWA (2026年7月10日). 2026年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年7月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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