コンテンツにスキップ

フィストファック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
膣に拳を入れる様子

フィストファック(fist-fucking)は、膣や肛門に手または拳を挿入する行為の総称である。

概要

[編集]

女性の膣は分娩に対応して伸縮する構造を持つため人為的な拡張が可能だが、多くの場合は激しい痛みを伴う。また、筋肉の発達状況や骨盤の形状によっては行為自体が適さない場合もある。一方、肛門は本来拡張を前提としない器官であるため、挿入自体が不可能な場合も多い。

​拡張に伴う性感には個人差があり、受ける側が必ずしも快感を得られるとは限らない。この行為は、被虐的な感情や支配感、破壊願望といった精神的要素に依存する部分が大きく、肉体的な快感を得られない女性も多い。

​会陰部の粘膜、膣壁の筋肉、あるいは肛門括約筋などを損傷するリスクが高いため、慎重な取り扱いが求められる。会陰裂傷、膣破裂、外陰部炎、骨盤内感染症、腹膜炎などを引き起こす危険性がある。実際の挿入にあたっては、拳を握るのではなく、5本の指を真っ直ぐに伸ばして密着させた状態で行うのが基本とされる。また、膣の伸縮性は性的興奮に伴って高まるため、十分な前戯と信頼関係が不可欠である。

1979年に立花隆が著書『アメリカ性革命報告』で、「フィスト・ファッキング」という言葉を紹介したが、立花自身は1990年代に入ってから、インターネットで初めて行為中の写真を見たという[1]。

別称

[編集]
  • フィスティング(Fisting)
  • フィスト(Fist)
  • パンチファック(Punch-fuck)

膣と肛門の両方同時に挿入、もしくは膣と肛門のどちらかに両手を挿入することをダブル・フィスティングと言う。

脚注

[編集]
  1. ↑ 立花隆『インターネット探検』講談社、1996年、80-82頁。ISBN 4-06-208178-4。

関連項目

[編集]