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本しゅす

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(サテンから転送)
サテンのドレス

本しゅす(ほんしゅす、本繻子、本朱子)またはサテン(英語: satin / sateen、オランダ語: satijn)は、しゅす織(繻子織)の織物[1]。絹をはじめ、ナイロン、ポリウレタン、アセテート、ポリエステル、綿などの糸を使って作られる。

非常に光沢があり、豪華な雰囲気を持つ布であるためドレス、裏地、帯地、ハンドバッグ等に使われる。帯地に使われるものは特に太い糸を使って厚く編み上げる。

主に衣装生地として使用されることが多く、特に女性の衣服に使用されることが多い。 男性の衣服ではスカジャンの生地として多用されている。

欠点

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  • しゅす織りなので、使用の際は立爪の指輪やハンドバッグの金具など、尖った物に注意をしないと引き攣れてしまう。
  • 熱を通しやすいため、冬場は生地が冷たくなりやすい。
  • 吸水性がない。
  • 洗濯に弱い。
  • 表側と裏側で見た目が異なる。
  • アセテートのサテンについては、原料に酢酸塩を使用していることから、以前は酢の臭いがしていた。

他分野における呼称の転用と乖離

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テキスタイル(繊維・アパレル)分野における本来の「繻子織(サテン)」は、組織上の浮き糸を極限まで増やすことで光を全反射させ、金属的な高光沢を得ることを最大の特徴とする。 一方で、近年の自動車産業(塗装、ラッピング、内装材等)においては、「サテンブラック」等の名称で、グロス(全つや)とマット(つや消し)の中間に位置する「半つや(セミグロス)」の質感を指す用語として定着している。 これはサテン生地が持つ特有の「滑らかな反射」や「しっとりとした質感」のイメージを借用したものと考えられるが、本来の定義である「高光沢」とは対極の質感を指しており、用語の運用において著しい概念の乖離が見られる点に留意が必要である。

脚注

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  1. ↑ “サテンとは?”. コトバンク. DIGITALIO. 2023年6月11日閲覧。

関連項目

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