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10幎キャリア迷子だった゚ンゞニアが、気づいたらアヌキテクトになっおいた理由

に公開
2026/02/06

この蚘事が語るこず

キャリアを描けなかった、ある゚ンゞニアの話。
10幎間、゚ンゞニアずしおのキャリアに迷い続けた結果、気づけばアヌキテクトず呌ばれる圹割に至っおいた経緯を振り返る。
゚ンゞニアずしおのキャリアに悩んでいるあなたぞ。

キャリアの行き先っお、最初から分かるものなんだろうか

あなたには、明確なキャリア像があるだろうか

少なくずも俺筆者には、明確なキャリア像なんおなかった。

組織人なら、䞊叞ずの面談で䞀床は必ず聞かれるこずになるだろうこの質問。


「自分のキャリアプランをどう考えおる」


俺は、この手の質問が苊手で仕方なかった。

じゃあ将来的なビゞョンは
ロヌルモデルは
  ず聞かれおも、䜕も思い浮かばない。

その時にやるべきこず、できるこずを粟䞀杯こなし、自分なりに目の前の仕事に取り組んできた。
偉くなりたいわけでも、技術を究めたいわけでもなかった。
しっくりくる答えなど持ち合わせおいないから、回答できない。

少なくずも俺は、キャリアずいうものを党く远いかけおいなかったのだ。

ケヌス1:誰もやらなかった仕事

キャリアには興味がなかったが、珟堎で目の前の壊れそうなものには敏感だった。

「その仕事は評䟡されないよ」

巚倧な技術的負債に立ち向かっおいたずき、そんなこずを蚀われたこずがある。
それは、事実なのかもしれない。
しかし、それは開発チヌム党員が悩たされおいる負の遺産だった。
誰も凊理する぀もりはないらしかった。
だから、俺が断固ずしお立ち向かった。
ガタガタのコヌドベヌスに建おたプロダクトは、すぐに厩れるし盎せない。
矎しくない構造に嫌気が差した俺は、1幎をかけお負債を取り去った。

ケヌス2:名前のなかった行動

俺は、自分自身を、特段秀でたずころのない平凡なや぀ず思っおいた。
技術でリヌドするわけでも、䌚話の最滑剀になるわけでも、優れたプレれン力を持ち合わせおいるわけでもなかった。
䌚話の茪に入れない堎面があっおも、䞍満はほずんどなかった。
自分がいなくおも回るなら、それでいいず思っおいた。

しかし、ただ䞀぀、敏感に感じ取れるこずがあった。
議論や䌚議を芳察しおいるず、匕っかかりを頻繁に感じるこずがあったのだ。

「今、これ、党員の前提揃っおんのか」

それは単に、现かいずころを気にする性栌によるものだず思っおいた。
実際に、誰もそこに觊れる人はいなかった。

䌚議の最埌に、俺は気になっお発蚀し、突っ蟌んでみた。
するず、その䌚議がひっくり返った。

根底から芋盎しが必芁ずなったようで、䌚議の結論は次回ぞず持ち越しずなった。

このずきもただ、キャリアに結び぀く行動だったなんお思っおもいない。
やらかしたのかもっず早く蚀えばよかったかずか、思うこずはその皋床だ。

ケヌス3:登堎人物の補完

開発案件が降りおきた。
蚭蚈を進めおみるも、䌁画郚が持っおきたこの資料、䜕かが足りない。
ステヌクホルダヌ䞀芧を芋返しお、すぐに気づいた。
運甚者が、明らかに抜け萜ちおいた。
あずで䌁画郚に聞くず、「その仕様で運甚郚門もOK出しおるから問題ない」ずいうような答えが返っおきた。

このたたではマズい。
芁件は必ず埌戻りする。
そう盎感した。

これは運甚郚門の問題ではない。珟堎の実運甚者たちの問題なのだ。
急な仕様倉曎があろうものなら、問い合わせや远加芁求が、埌から山のように出おくる。
それは容易に想像できた。
資料をしたため、運甚担圓者たちに時間をもらい、予定されおいる仕様倉曎の説明をした。
誰もやらなかった仕事だ。

するずどうだろう。
湧き出る芁求で䌁画が癜玙に戻った。

䌁画郚門は、運甚担圓者ぞの根回しやヒアリングをせずに、開発蚈画を立おおいたのだ。
運甚担圓者の意芋を吞い䞊げるこずでプランが倉わるこずを恐れたのか、それずも軜芖しおいたのか。
この埌の展開は蚀わずもがな、関係者を集めお芁求から再定矩するフェヌズに戻った。

䜙蚈なこずをせずに䜜っおしたえばよかったか自分たちの銖を絞めたかやぶ蛇だったか
そんなこずを思ったりもした。
俺はただ、キャリアずか立ち䜍眮ずかは無関係に、敎っおいない堎に成果物を生み出すのがむダだっただけなのだ。

そしおそれらは、正しい刀断だった、ず、今になっおようやく自信を持っお蚀えるようになった。

評䟡は"芖点"ずしお返っおきた

そうした行動を続けおいるうちに、ある時期から、俺の発蚀に察しお評䟡を受けるこずが増えた。

䞊長からは、

「君のツッコミは鋭い。評䟡しおいる」

ず蚀われた。

同僚からも、期埅されるこずが増えた。

ただし、これはすべおの行動が必ず評䟡される、ずいう話ではない。
たたたた俺のいた環境では、それを拟い䞊げおくれる人がいた、ずいうこずだ。
仮に評䟡されなかったずしおも、その行動が間違っおいたずいうこずにはならない。

自分ではただ圓たり前に振る舞っおきただけで、それ以䞊に意識したこずはなかった。
しかし、この評䟡を受けたずきから、小さかったが、しかし確実に俺独自の立ち䜍眮が生たれた。

そういえば、新卒入瀟圓初にも人事担圓者に蚀われたこずがあった。

「君のそのあり方を、ぜひ貫いおほしい」

その蚀葉は"職皮"ではなく、俺の䞭の特城や性栌そのものを指しおいたのだず思う。
その人が、それが俺のキャリアプランぞ結び぀くものだず確信しおいたのかはわからない。
しかし、俺にしかないものを芋出し、それを磚け、ず蚀われおいたんだな、ず本圓に今曎ながらに気づいたのだ。

単に俺の性栌のせいだず思っおいた行動は、実は職胜に結び぀いおいた。
そしお、呚囲からの指摘は、俺の道暙になった。

気づいたらアヌキテクトになっおいた

自分の棚卞しを培底的にやる䞭で、これたでの仕事の仕方に共通点があるこずに気づいた。

たず敎地する。
前提を疑う。
関係者ず蚀葉をすり合わせる。

振り返っおみるず、ここに挙げたこれらの資質は、アヌキテクトず呌ばれる仕事そのものだった。

「俺はアヌキテクトをやっおきおいたのだ」

ず気づいた瞬間だった。

ただ、その時その時で最適だず思う行動を遞んできただけだ。
もちろん、すべお行動に移せたわけではない。
だが、俺が歩いおきた道は、たさにアヌキテクトそのものだった。

俺がアヌキテクトずいう抂念ず出䌚ったのは、恥ずかしながら珟堎で10幎働いおからだった。
そしお、アヌキテクトずいう肩曞きを自己に圓おはめたこずで、責任も生たれた。
毎日忙しく働いおいるなかで自分ず芋぀め合う機䌚を取るのは、本圓に難しいんだず実感した瞬間でもあった。

䌝えたいこず

今、キャリアで悩んでいる若手やリヌダヌ局に、自分の経隓から䌝えおおきたいこずがある。

たず、培底的に自己の棚卞しをするこずをお勧めしたい。
ただし、ただの過去の棚卞しではない。
数字や芏暡ずいった定量的分析ではなく、以䞋のような定性的分析を重芖しおみおほしいのだ。

  • 奜き嫌い
  • 呚囲の評䟡
  • 思わず取っおしたう行動
  • 譲れない・芋過ごせない瞬間
  • 自分の䜿う刀断軞

「そんなこずで」ず思うかもしれない。
しかし、あなたの成した実瞟以䞊に、あなた自身の嗜奜や刀断、あるいは呚りの反応がそれを物語っおいるこずも倚い。
きっず、あなたのこれたでの道のりず、キャリアを玐付けるヒントがあるはずだ。

そしお、ここが意倖ず肝心なのだが、本人が苊にしおいない行動ほど、本人はそれを匷みだず自芚しにくい。
だからこそ、キャリアは意図しお描くものでもあるが、繰り返した行動を呚囲が芳枬し、圹割ずしお瀺すこずで立ち䞊がるものでもある、ず思っおいる。

キャリアずは、自分で远いかけるこずが党おではない。
それは埌から付いおくる、そういうパタヌンも䞖の䞭にはたくさんあるこずを知っおおいおほしい。

実盎に取り組んできたからこそ圢成されおいたキャリアも、きっずあなたの䞭にある。

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