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東インド会社とアジアの海
- ISBN-104062807157
- ISBN-13978-4062807159
- 出版社講談社
- 発売日2007/12/18
- 言語日本語
- 本の長さ390ページ
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登録情報
- 出版社 : 講談社
- 発売日 : 2007/12/18
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 390ページ
- ISBN-10 : 4062807157
- ISBN-13 : 978-4062807159
- 商品の重量 : 500 g
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 537,990位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 世界史一般の本 - 621位
- カスタマーレビュー:
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日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
東インド会社の歴史を知るにはとても良い本です
2024年11月5日に日本でレビュー済み東インド会社の歴史がとても気になっており、複数の本を読みました。その中でもこの本はかなり網羅的に調べられており、内容もわかりやすく、興味のある人にはオススメができる本です。
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社会経済の変遷を自分の視点で考え問い直せます
2022年10月9日に日本でレビュー済み現代資本主義社会の代表的活動単位である株式会社、この源流である東インド会社に焦点をあて、その勃興と隆盛、そして終焉と、経済学を専攻していなくても興味深く読み進めることができました。現代の経済情勢の様々な見方の源流とも思える見方にも触れておられるので、単なる歴史書というより、今後の現代社会を考察する上での指南書のようにも考えています。特段、肩ひじ張らずに読み進めていけますので、これからの、ご発表される著作にも、期待大です。
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インド洋、東南アジア、中国、日本と東インド会社の歴史をわかりやすく解説
2026年6月9日に日本でレビュー済みポルトガル、オランダ、イギリスなどの東インド会社の設立から終了までのいきさつを包括的にまとめて解説した本です。
序文で書かれていますが当時の「東インド」という言葉の意味は、現在のいわゆるインド洋から東南アジア、さらに中国、日本までを含めており、今までこれだけの広域の歴史をまとめた本はなかったそうです。
つまりそういったマクロな視野で眺めることで、同じ東インド会社なのにインド洋、東南アジアでの彼らのやり方と現地の国家の対応と、日本や中国との違いを比較して理解できることが本書の最も面白い点ではないかと思います。
解説の文章も豊富な図や写真を掲載しながら、決して堅苦しくなく、わかりやすく書かれています。マクロな視野だけかと思いきやそうではなく、オランダ人と結婚した日本人妻の波瀾万丈記(「おてんば」って「ontembaar」のオランダ語が由来!)や、その地位を利用して巨万の富を築いたイギリス人の話など、一人称的な視野も含まれていて、大変素晴らしい構成になっていると思いました。
オランダによる日本での振る舞いについては「ペリー提督日本遠征記」にも書かれていて、読んでみるととても面白いです。島原にいる同じキリスト教徒を異教徒の日本人と一緒に攻撃したオランダ人を大非難しています。本書にもあるようにオランダは資本家、商人の色合いが強かった。このあたりがフランシスコ・ザビエルのような海外に命がけで布教を行うイエズス会との一番違う点なのでしょう。
何かの本(司馬遼太郎?)で読んだのは、キリシタン禁止令が出たのは、日本人の人身売買が問題になったのが一つの理由ということでしたが、本書ではそういった事は触れられませんでした。実際はどうだったのでしょう?
また東インド会社は南北アメリカもその範囲にしていますが、さすがにそこまで広げられなかったのでしょう。南北アメリカを入れると、アフリカからの奴隷売買という巨大なテーマが入ってきます。東インド会社の南アメリカの活動は「砂糖の歴史」に簡潔にまとめられています。本書でもイギリスにおける紅茶の需要の増大について述べられていますが、これには砂糖が重要な役割を果たしています。
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東インド会社とはなにか、当時の世界と日本を俯瞰する学術的労作
2021年9月8日に日本でレビュー済み私自身、メキシコのアズテカ文明、マヤ文明などの遺跡を訪問したことがあり、中南米の先住民族の文明がスペインによって完膚なきまでに破壊された歴史について何冊かの本を読んだ。
スペインはヨーロッパを起点として西回りに勢力を伸ばし、メキシコ湾、カリブ海の諸国を「西インド諸島」と名付けた。
さて、本書はポルトガルのバスコダガマが切り開いた、ヨーロッパから東回りにアジアに到達するコースについての記述から本論に入る。日本ではバスコダガマはヨーロッパから、アフリカの南端、喜望峰を巡ってインドに到達した英雄として語られることが多いが、本書によれば通商航海とはなばかりで、艦砲射撃で徹底的に途中の諸国を痛めつけ、そのうえで有利な条件で通称を結ぶという威嚇商法であったことがわかる。
ポルトガルは、この航路開拓によってインドネシアをはじめとする香辛料の産地を勢力下に置き、大きな利益を上げることができた。
これをみた、イギリス、オランダ、フランスなどが、それぞれ「東インド会社」なるものを設立し、香辛料貿易に割って入った。本書では、それぞれの国の「東インド会社」の成り立ち、歴史など個別に詳述するのみならず、それがヨーロッパの文化にいかなる影響を与えたかについても説明されている。
わが国の歴史にも大きな足跡を残した東インド会社。日本は、これらの国の武力の餌食にならず、逆に長崎の出島経由でしか貿易を許さないという強い態度に出た。これは、当時のアジア諸国の中で、日本だけが「国民国家」として独立国の体裁を保ち、武力も強かったので、領土的野心をもっていたスペインやポルトガルをお出入り禁止にすることが出来たという。
オランダが出島に居留することによって、多くの混血児が生まれたが、ジャガタラお春など、歌謡曲でお馴染みの人物にまで説明が及んで至れり尽くせりである。
例えば、お茶は、英国の上流階級の嗜みとされているが、東インド会社が中国のお茶を輸入するまで英国にはお茶がなかったなど興味のある話である。
ここには書き尽くせないが、東インド貿易によって隆盛を極めた東インド会社も、英国に端を発した産業革命によって、アジアの綿布を取引すメリットも無くなり、次第に会社としての勢いを失い、最後には消滅してしまう。
本書は東インド会社、およびその周辺の国々の文明と歴史について細かく説明されていて、その学術的価値を認められ中国や韓国でも翻訳されている学術書である。
惜しむらくは、文庫版にギッシリと内容を詰め込んであるので、文字も小さく読みにくい。もう少し大きな活字を使ってくれたら、もっと読みやすかったろう。
一朝一夕に読み終える内容ではないが、暇なときに少しずつ咀嚼しながら読めば、東インド会社の世界史的意義を堪能できるでしょう。
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教科書ですから
2024年7月30日に日本でレビュー済み読書会の本に指定されて読む。興味の中心はバスコ・ダ・ガマの航海。内容はウィキペディアと同じ、教科書なので当然です。疑問点が二つ。①法王境界線の記述がなし、この子午線で西はスペイン、東はポルトガルの勢力圏と分け、スペイン以外の国々はインドを東回りで越え進出した重要な境界線。②貿易風の説明の拙い図には夏冬の季節によって風向が異なると記してるが(私もそう思ってました)、ウィキペディアでは貿易風は通年同方向に吹き、南半球と北半球では逆向きと記述で、季節による変動は無し。あくまでも教科書的記述なので歴史は良く分かるがそれ以上は望めません。
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日本との結び付き
2024年7月29日に日本でレビュー済み各国の東インド会社が東南アジアで武力を使って香辛料の貿易を行なっていましたが、日本に付いては話し合いについて徳川家の言うなりに振る舞った事は興味深かかった。
当時の日本は戦国時代から徳川政権に変わる頃であり、ポルトガルの漂流者から得た鉄砲をあっという間全国の大名に広がり他国と同様の脅しが出来づらかった為、長崎の出島で大人しく貿易に専念せざるを得なかった為だと思う。特にオランダはキリスト教布教と貿易は別ものと割り切った為幕末まで貿易を続けられた。 私は江戸時代の小説(銭形平次、鬼平犯科帳など)が好きでTV、YouTube などで抜荷(密輸)が大犯罪として取り扱われている事と結び付いて興味が更に深まりました。
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東インド会社の実態は?
2020年8月8日に日本でレビュー済み名前は誰でも知っている東インド会社の実態を知ることができた。オランダの会社とイギリスの会社の違い。日本での活動など、大変興味深い。
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この手の本はなかなかない
2018年3月11日に日本でレビュー済み海洋貿易史、海洋冒険史に興味があるものの、なかなかその類の本はない。
内容も読みやすく、興味深く読ませてもらった。
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