印旛沼の“応急処置”完了を熊谷県知事が報告 57年ぶり堤防決壊に「抜本的な治水対策の検討が必要」堤防を高くするだけではダメな理由とは

熊谷俊人千葉県知事は2026年10月1日、公式Xで、印旛沼の決壊した堤防を応急処置として塞ぐ荒締切が完了したと発表しました。

台風26号到達の前に荒締切が完了

 熊谷俊人千葉県知事は2026年10月1日、公式Xで、印旛沼の決壊した堤防を応急処置として塞ぐ荒締切が完了したと発表しました。

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印旛沼復旧作業視察の様子(画像:熊谷俊人 公式Xより)

 印旛沼とその周辺の堤防は9月22日、台風25号の影響による記録的な大雨により、4か所が決壊しました。さらに、台風26号の接近も懸念されることから、印旛沼周辺の迅速な復旧に向け、国・千葉県・水資源機構で「チーム印旛沼」を結成し、堤防の応急復旧などを進めていました。

 熊谷知事は「一連の緊急復旧にご尽力頂いたTEC-FORCE、建設事業者、水資源機構の皆さまに感謝申し上げます。目標としていた台風26号到来までに浸水を止めることができました」とコメントし、「堤防はまだ復旧途上であり、今後も台風や大雨等に対して警戒する必要があります。県では印旛沼以外も含め、市町村と連携しながら各堤防等の状況確認、河川等に堆積した土砂浚渫などを着実に進めていきます」と説明しました。

 印旛沼に関しては、荒締切だけではなく、今後は仮堤防築造等を順次進めていくとのことです。

 また、今回の決壊を受け、「昭和44年以来、初の決壊となった印旛沼の抜本的な治水対策の検討が必要と考えています」とも明かしています。印旛沼の治水に関しては利根川水系全体の話になる部分があるため、「広範囲の貯留機能をどう高めるか、印旛沼からの排水能力をどう高めていくか、まさに令和の印旛沼の抜本的治水プロジェクトを検討していかなければならず、県として国に検討を求めていきます」と、ただ堤防を高くするだけではなく、さらに広範囲のプロジェクトが必要だとしました。

 なお、今回の熊谷知事のポストに関しては、「熊谷知事の素早い対応と県民の頑張ろう姿勢が繋がったと思います」「夜を徹しての作業と伺いました。関係各位には頭の下がる思いです」「昼夜を徹した迅速なご対応をありがとうございます」といった感謝や労いの言葉のほか、「単なる治水工事だけでなく、湾岸部の重要な水路でもあり、インフラ整備の、継続の重要性が改めて認識させられました」「根本的治水プロジェクトの検討よろしくお願いいたします」と、印旛沼の治水に関する意見もみられました。

【画像】印旛沼決壊の被害状況

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コメント

1件のコメント

  1. 見出しが紛らわしくないかな? 字面通りに読むと57年前(昭和44年)に一回、決壊しているように読めてしまう。

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