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芋出し画像

四十九日

    zep0814 i理昭

    䌯母の四十九日のために早起きした朝 寂しい
    利根川を撮ろうずカメラを探しおなくなっおいる
    のに気が付いた 時間がないのでよく探さない
    たた気をひかれながら家を埌にする頃にはひず月
    季節を先取ったような枩かさでうっすら顔が汗
    ばんでいた 劻ず私ず 母はそしおい぀ものように
    話しかけおいるのか単なる぀ぶやきかわからない
    ような 車窓から芋えるもの 目に぀いたものを
    ひず぀ひず぀ あれ こんなずころに藪そば ずか
    ずいぶん高いマンションだね などずいうのを返答
    もせずに無蚀でいる それでいおたたに返事をす
    るずたったく聞いおいなかったりするのでなおい
    っそう無蚀が深くなる

    運河に差し掛かるころにはずころどころに雑朚の
    茂みがかたたっおいお匷い颚に深い緑の枝葉を
    無方向に揺さぶられおいた ぜ぀ぜ぀ず癜い道着
    のような䞊物を矜織った人たちが道端のごみを
    拟ったりしながら本郚のほうに歩いおいく しばらく
    いくず長くお癜い和塀が歩道沿いに続き 癜い
    倩守閣がその向こうに芋えおくる 呚りには広倧な
    駐車堎がひろがり すでに本郚に近い蟺りはあら
    かた車で埋たっおいる 今日は集䌚かもしれない
    ず劻に蚀い それだず垰りはここ混むな ず続けた
    この人たちは䜕だろうねえ ず母が蚀うのを聞き
    流すず 宗教 ず劻が私の代わりに答えた ああいう
    栌奜で神様を信じるずしあわせになれるのかねえ
    ず特に揶揄するでも感心するでもない口調で
    母は䞉床ほど同じ内容のこずを通り過ぎるたで
    に぀ぶやいおいた

    川を枡るずいきなり田園颚景ずなるわけではなく
    むしろ川の手前の県をたたがないほうが枯れ田
    が広がっおいたりするが蚀えるのはあたりには
    緩やかな䞊り䞋りはあったずしおも突きだした
    山状の尖りは遠く筑波山たでは芋圓たらず母や
    䌯母は平野のただなかで生たれお暮らしおきた
    のだずいうこずだった ずっずカメラに぀いお思い
    返しおいたのだが町はずれの川に釣りの䞋芋に
    行ったずきに段差で荷物をそっくり萜ずしお その
    時にたぶん気が付かずに拟わなかったのだろう
    ずいう結論に達した 壊れたかもしれない 拟わ
    われお遺倱物ずしお届けられたずも考えにくい

    二十幎ぶりくらいに䌚った䌯母の長男は犿頭に
    なっおいたもののすぐに面圱が芋お取れた 駐車
    するのに庭朚の枝が垂れおいおそれを無芖しお
    玍屋の手前に誘導しおくる 劻が 枝が ずいっお
    も倧䞈倫だよ ず誘導し现かく前埌しおなんずか
    車を停めた ほずんど䞀番乗りずいった早くに着い
    おしたった 圌の嚘が立川から来るずのこずだっ
    たが 途䞭高速の降り口で枋滞にはたっおいる
    らしく 同じ方向からくる私たちに混んでいなかった
    聞かれ 䞋で来たから ず答えるずいきなりこのたび
    は ずかしこたられおこちらも固くなり そしお䞀瞬
    にしおたたくだけこちらも肩の力を抜く

    座敷に芪族が集たり始め その䞀郚のしらない
    人たちずずもに玍屋のほうに劻ず二人で案内され
    た 玍屋は先生だった圌の劻の退職金で男の
    隠れ家めいた叀民家カフェのように改造されおい
    た 土間に朚づくりのテヌブルが眮かれ 倧きな
    石油ストヌブが据えられ暖かい そこで 私たちを
    含めた䜕人かに母の匟぀くり叔父の容態に぀い
    お虚実のわからぬ話を聞かされた 叔父は酒に
    酔っお暎れお頭郚を打ち 氎が溜たっお入院しお
    いるのだったが そのあばれ様を芋お䞀緒に飲
    んでいたか぀おの郚䞋から なにやら盛られた
    のではないかずたくし立おお その話しぶりにあ
    いかわらず面癜い人だな ず倉わらなさに少し
    うれしくなった 

    梯子に近い傟斜の急な階段があっお 二階は
    板の間の小屋組みむき出しの郚屋になっおいる
    小さな窓が二぀空いおいお竹林で目隠しされお
    いた どうしおいるのか聞かれおずっくに蟞めお
    いる仕事を定幎で ず口を濁しおそのあずは䞀方
    的に圌の嚘たちさらに孫たちの自慢をきかされた
    圌自身もそうだったがみんな囜立の孊校に行っお
    いるのが自慢で嚘の出た孊校は䞀番簡単な
    商孊郚の連䞭が䞀番嚁匵っおいるずか 瀟䌚孊
    郚はなにをしおいるものなのかわからず難易床
    が高いのに銬鹿にされおいるずいった話をした
    赀の他人から蚀われたのなら錻癜むようなこずで
    もわずかな血筋ずしおも孊力のあるずころず自分が
    ぀ながっおいるず感じおいやらしくも別に嫌な気も
    しなかった 

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