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20020607 イシガメが帰ってきた

     イシガメ∗1^{*1}が帰ってきた。約50日ぶりである。

     今朝6時半頃、家から200mほど離れた路上を歩いていた。隣の奥さんから通報があったので、すぐさま捕りに行った。教えてもらった場所に走っていくとアスファルト道路の側溝の直ぐ横を家とは反対方向に歩いていた。

     捕まえてみると確かに逃げ出した亀である。そもそも近くには池も川もないところに大きな亀が歩いているのだから逃げ出した亀に違いはない。

     逃げ出してから数日後、隣近所に亀が逃げ出したので見かけたら教えて欲しいとお願いしていた。それぞれ庭を探して頂いたがいなかった。そのまま一ヶ月以上過ぎていった。どこかでのたれ死にしてしまったと思って諦めていた。ただ、どこかで死んで腐って腐臭を放つと近所迷惑になるのでそれが心配だった。

     数日前、通報してくれた隣の家の庭に件の亀が現れたようだ。やはり朝6時頃だったので、知らせるのはまだ朝早過ぎると思いバケツか何かに入れていたらしい。歯を磨いている数分の間にいなくなったということであった。我が家から逃げ出したときと全く同じである。

     そして今日、朝6時半頃、呼び鈴が鳴った。亀だな、とすぐ思った。玄関に出ると慌てた表情の隣の奥さんが立っていた。旦那さんが見つけたらしい。

     亀の健康状態には全く問題はない。甲羅のてっぺんが少し欠けていたが、これは元々だったのか逃げ出してから欠けたのか判らない。手に入れてから直ぐ逃げられたので詳細には覚えていなかった。何を食べて生き延びていたのだろう。とにかく池や川はないのである。水はどうしていたのだろうか。

     逃げられた水槽とは別の水槽に入れてやった。暫くすると糞をした。土だらけの糞である。取りあえず何かを食べていたようだ。雨露をすすって生き延びていた。自動車に轢かれなくて良かった。

     水槽の中では必死にもがいている。今まで無限の敷地で自由に生活できたのが、再び狭い水槽に入れられたからに違いない。数が減っている∗2^{*2}ことでもあるし、どこかの池に逃がした方がいいだろう。

    *1 20020421 イシガメ(2)
    *2 イシガメ

     
     
    二十五年ぐらい前から日記というか、日々の雑感をインターネットで公開し出しました。公開した記事の内容を見直しながらnoteに移植させました。続いて、現在はFacebookに書いた過去記事を移植させています、題目の数字は、その記事の公開当初の年月日時刻を表しています。

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