
201302101132 伊勢道中膝栗毛五日目(33)
伊勢道中膝栗毛五日目の十二時半頃。曽原。
香良洲道との合流点。「右 からす道(草体)」とある。平仮名と草書体との組み合わせは江戸時代の正しい表記法。従ってこの道標は江戸時代のもの(後藤式道標建立時期判別法)。
庚申塚と山の神との合祀。
新旧、取り混ぜた路上表示。奈良街道との合流点。「右さんぐう道(楷書)」と記されている。平仮名と楷書との組み合わせ表記は明治以降、さらに濁点表記は江戸末期以降。江戸時代の道標には仮名と楷書との組み合わせは見られない。楷書のみまたは草書と平仮名との組み合わせ。ただし例外も多くありそう。
道標には丸い穴が開けられている。簡易的な常夜灯の為か。穴にろうそくを立てたかもしれない。

*1 20111124 伊勢道中膝栗毛 その度(5)
*2 道標「右からす道」
*3 伊勢街道々標 「右さんぐう道」