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Photo byピーテル・パウル・ルーベンス / メトロポリタン美術館

名著に書いていることを実践したのに、ぼろ雑巾のようにズタボロにされた話

    「なるほどな・・・」

    俺は天井を見上げ、優しく本を閉じた。

    世界的に読み継がれている名著

    D・カーネギーの「人を動かす」

    この本は人の本質を非常に的確にとらえている。

    誰しもが読めば納得し、賛同する本であろう。

    本は読むだけでも面白いが、実践して初めて身に付くことも多い。

    この本に書かれていることを、きちんと実行しようと決意した。

    俺には嫁がいる。ポチャッとしており、たくましい。声もでかい。尻もでかい。若干アホではあるが、たぶん無人島でも生き延びることができるであろう。

    長州小力みたいな下着を着た女性である。


    名著「人を動かす」の中に

    「人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる」

    との記載がある。

    その他にも

    その人を心から褒め、重要感を与えなさい、そうすればうんちゃらかんちゃら・・・

    的なことも記載されている。

    俺は決めた。

    「よし、嫁で試そう!」と。


    嫁はベイビーを抱っこしながら、TVにyoutubeを繋いで、よく分からんけど、大家族のルーチン的なやつを見ている。

    俺はスルメとコーヒーを頬張りながら、嫁に話かける。

    俺「小力よ。いつもありがとう。まるで、太陽のような笑顔で、いつも家庭をあかるくkw」

    小力「あっ!スルメちょうだい!!」


    俺「えっ、いや、まぁ・・・・はい、どうぞ・・・。で、いつも明るくて、優しいku」

    小力「1本じゃ足りないよ!」


    俺「・・・・。はい。」

    俺は箱ごと渡す。

    俺「でね、ベイビーもこんなに小力に懐いて、しっかり成長して、それもこれも小力がいつmoo」

    小力「スルメって束ねるとめっちゃ臭いね!」


    俺「・・・・・・・。」


    カーネギー「人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる」

    はい???


    世界的名著ですら、俺の嫁には通用しなかった。

     
     
     
    世界をリハビリすることにしましたが、時々自分もリハビリが必要な気がしてます。

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