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いろはな防灜 むニシ゚少女の灜掻 第話

    《あらすじ 文字》
    出䌚った花ちゃんず桜ちゃん。
    地震に興味を持った桜ちゃんが果敢に知識を吞収したす。

    ・地震のむロハ その2

     授業の時間は川の流れのようだ。
     時間が緩ゆるやかに過ぎお行く。
     静かで穏やかな時間。
     先生が発する声も気持ちいい。

    「花鳥颚月かちょうふうげ぀」 その蚀葉が浮かんできた。
     自然の矎しい颚景、たさに今がそれだ。
     ず、そんなこずを考えおいるうちに、チャむムが鳎り、午前䞭の授業が終わりを告げた。

     ぀たり、埅ちに埅った、オベントタむム。
     自分の机でお匁圓を広げる。
     今日はオトンが䜜った肉盛り匁圓。
     料理が趣味なので、家のご飯は党おオトンの手䜜りなのです。

     そんな説明じみた事を考えながら、蓋を開けるず、ドヌン。
     抌し麊混ぜた癜米に焌き肉、唐揚げ、だし巻き卵、䞉皮の神噚が揃い螏み。
     気持ちの䞭で䞡腕たくっおハチマキ締める。
     そんな劄想しながら いただきたヌす。
     ゎハンかきこむその時に、

    「花ちゃん、䞀緒に食べよ♡」
     い぀かのデゞャブ、桜ちゃんが登堎です。
     ゎハンのかき蟌みいったん䞭止。

    「おおう」
     分かっおいるけど怯んじゃう。
    「花ちゃんのお匁圓矎味しそう。お肉いっぱい、ご飯もいっぱい」
    「うちは、オトンが䜜っおいるから男匁圓になりがちなの」

    「うちのお父さんは袋ラヌメンが粟䞀杯。
     凄い量だね〜、あず育ち盛りだね〜」
     桜ちゃんちの情報ゲット桜のオトンは料理䞋手

    「テレビずかで芋る女子匁じゃずおも足りない」

     ちょっず恥ずかしい気もしながら桜に向かっお、
    「桜のお匁圓は」
     桜も少し恥ずかしそうに

    「実は芋かけ女子匁だけど量は䞀緒くらい」
     お互い顔を芋合わせながら、

    「お互い育ち盛りだね〜」
     そのコトバがキッカケに顔を芋合わせ倧爆笑。

    「笑っおばっかじゃ、お腹すくから早く食べよ♡」
     桜ちゃんの号什で
    「いただきた〜す」

     初めおの同玚生ずのお匁圓。
     桜は心にグむグむ入っお来るけど、嫌じゃないな〜
     人埳なんだろうな。
     そんな事を思いながら、お互い顔を芋ながら食べおいるず、

    「ねえねえ、花ちゃん 私思ったんだけど、
     朝のプレヌト地震の説明でプレヌトが摩擊に絶えられなくなった時に砎壊が起こっお地震になるっおいったよね。
    「うん、そう蚀ったけど  」

    「前にテレビで芋たずき、高知は震床がなのに、瀬戞内偎はからっお蚀っおた。

     プレヌトが぀ながっおいるなら、おんなじ䜍の砎壊が起きお、おんなじ䜍の地震が起きるんじゃないかな」

     私は桜の顔をたじたじず芋぀め、
    「桜、凄いね、あんた教授」
     掞察力どうさ぀りょくがハンパない、《劖怪さずり》か
     桜のふぇっずした顔を芋ながら、
    「あれだけの説明でよく気が぀いたね

     それはね、フィリピン海プレヌトはナヌラシアプレヌトの䞋に、぀たり地球の内郚に向かっお入り蟌んでいる。

    「地球の内郚は地䞊ず䜕が違うず思う」
    「うヌん、地底人がいる」
     桜は真面目な顔で蚀い攟ったが、関わるず長くなりそうなので、そのたた無芖。

    「正解は枩床が高いでした」
    「枩床が高いずどうなるの」

    「火山噎火の映像で溶岩っお芋たこずある
     あの熱くおドロドロのや぀。
     地球の内郚は深くなればなるほどドロドロになっおるの。
     で、さっきの疑問だけど、フィリピン海プレヌトは沈み混んでるっお蚀ったよね」

    「うん、地底人のお家蚪問したいな〜」
     倉なボケ。

    「䞊のプレヌトず䞋のプレヌトの境界面は倪平掋偎より瀬戞内偎の方が深くお枩床が高くなっおいるの。

     枩床が高いず内郚の岩が溶けお柔らかくなっおいお、摩擊による砎壊が浅いトコよりも起きにくいの。
     だから、砎壊が小芏暡だったり、倪平掋偎の揺れの䌝達だったりしお、揺れの芏暡が小さくなるの」

    「ふえヌ、難しい、良くわかんない」

    「チョヌ簡単に蚀うず、手のひらを玙ダスリで擊ったら痛いけどスラむムで擊ったら痛くないでしょ。
    それは摩擊の起き方が違うからなの。
     お分かりですか」

     先生颚に蚀っおみた。
    「おお、分かりやすい、花ちゃん䟋えの倩才だね」
     解るんだ 普通の人ならバカにされたず思うけど、それは感じない、桜ワヌルドに慣れおきたのかな。

     オベント食べながら、そんな話が進んでいく。
    「ただ時間があるから、掻断局地震の説明聞く」
     そろそろ食べ終わりそうなお匁圓を぀぀きながら聞いおみるず、

    「聞く聞く、花ちゃん防灜孊校の生埒ですから」
     そう蚀うず桜は敬瀌。
     ちょっず恥ずかしい 

    「ちょっず、埅っおね。カキカキ」
     朝に続いおノヌトに日本地図を曞き始めた。

    画像

    「地面をすっごく掘っおいくずなにがあるでしょう」
    「うヌん地底人のショッピングモヌル」
      ボケは無蚀で流そう。

    「掘っおいくず、い぀かは硬い岩にぶ぀かり、その岩には無数の割れ目があるの。
     い぀もはしっかり噛み合っおいるけど、そこに倧きな力が加わっおズレるず地震になるの」

    「倧きな力っお」
    「そうそれは朝蚀ったプレヌトの移動だよ」
    「でも動くのっお幎に数センチだよね」

    「うん、でもね日本の半分が動くんだよ、そのひずみの゚ネルギヌは膚倧なものになるず思うよ。
     メヌトルの移動で四囜がビペヌンおなるんだよ。
     それより小さい亀裂も動くっお」

    「ピンず来ないです〜」
     桜は釈然ずしない顔をしおいる。

    「わかるよ、地球っお倧きなものの動きだから、少しの掻動でも人間にずっおは、非垞に倧きな灜害ずなっおしたうんだね」

    「花ちゃん凄いね、割り切り方が倧人だね。」
       なんか耒められたようだ。

    「日本には玄の掻断局があっお、今も新たに芋぀かり続けおいるの。
     プレヌトず同じで日本は䞖界的にも皀な地域ず蚀われおる」
    「ぞヌ、日本は地震のショッピングモヌルだね」

    「じゃあ、掻断局地震のメカニズムをチョヌ簡単に説明するね」

    「ワクワクしおるよ。ポップコヌン欲しいな」
     映画通じゃないちゅヌの。

    「掻断局地震は箱を぀で考えるず分かりやすいよ」
     そう蚀うず蟺りをキョロキョロ芋回しお、桜の持っおきた筆箱に目を぀けた。
     自分の筆箱も机の䞭から出しお、
     この぀の筆箱を前埌に重ねお、たっすぐ抌しおも、そのたた動かなくお、ズレたりしないよね。
     でも察角になる倖偎の角を抌すず䞡偎にずれる。
     箱の接地面が掻断局で加えた力がプレヌトの移動、ズレた動きが地震だよ」
    「はおヌ、分かりやすい、たずえ将軍キタ」
     桜は䞡手を振り䞊げながら叫んでいる、ひょっずしお最倧の賛蟞
    「うん」
     桜が䜕か気が぀いた。

    「ねえねえ、この図で高知県っお掻断局ないの」

    「いいずころに気が぀いたね〜
     そう、珟圚倧きな断局は発芋されおないの。
     調べおも、高知県では昭和南海地震以埌、地震が発生しおない。

     瀬戞内や他所での地震で揺れるこずはあるけど、地域内で倧きなのは発生しおないみたい」

    「ええヌそうなの
     南海トラフ、南海トラフっお蚀っおるから地震倧囜だず思っおたけど、そういえば高知発の地震っお蚘憶にないかも 」
     玍埗しきれない桜ちゃん。

    「りチのオトンに聞いおも、どっかの地震の揺れしか蚘憶にないっお蚀っおる。
     たあ、気象庁の蚘録でそうなっおいるから間違いないよ」
     それが合図かのように、お昌䌑み終了のベルが鳎った。

       攟課埌になりたした。
     昚日たでは䞀人だった垰り道、二人で垰っおる。
     桜の提案で仁淀川の川べりを通りながら、知り合うたでの事をお互い話し合っお、笑い合っおる。

    「そうそう、花ちゃん提案があるの。」
     その声にビックっずした。
     恐る恐る問いかけけおみるず、

    「あのね、りチの孊校自由研究あるの知っおる」
     ああ、入孊する時に聞いた蚘憶がある、たしか自由参加で幎かけお自分が決めた課題に぀いお独自に調べお幎生の文化祭で発衚するっお蚀っおたな。
     ほずんどする生埒はいないけど、内容によっおは進孊が有利になるずか、ならないずか  

    「花ちゃん郚掻やらないんでしょ、だったらあたしず研究しない」

     たしかに郚掻をする気はなかった。
     が、いきなりの提案に少し面食らった。

    「今日、花ちゃんに地震の事ずか教えおもらっお、防灜に興味がでたの。 南海トラフ地震も来るっお蚀われおるし、私たちも自分の事は自分でやらなきゃっお気持ちになった。」

     たっすぐな嚘だな〜
     やりたい事をやりたいっお、すぐ蚀えるの矚たしい。

    「するのはいいけど、なにするの」
     桜はあっけらかんずした口調で、
    「これから、これから、花ちゃんの䞡芪っお防灜士で自䞻防やっおるんでしょ、できたら、お話聞きながら考えたいな♡」

    「おおう」
     䜕回目の「おおう」だろう

     今日は桜に圧倒されっぱなし、でも笑い声を聞いおいるずたったく嫌な気持ちが湧いおこない。

     むしろ、なんかワクワクする。
    「よし、やろうか」
     桜は私の答えに嬉しそうな顔をし、

    「よし、《むニシ゚少女の灜掻》、開始だね」
    「なにそれ」
     面食らったワタシに向かっお、埗意そうな顔、

    「私も花ちゃんも名前が叀颚じゃない。
     私なんか䞭等郚のずきのあだ名が《くノ䞀》だったし」

     改めお蚀われるず玍埗。
     そう蚀えば子ずか付く名前は叀むニシ゚ネヌムずか蚀われおたっけ。

    「で、さ、《灜掻サむカツ》っお」
    「えヌっず、掚し掻ずかっお蚀うじゃない。
     それにあやかっお、防灜掻動、略しお《灜掻サむカツ》、えぞん」
     前蚀撀回、このどや顔は腹が立぀。

     でも、面癜そう。
     高校生掻の幎間で自䞻防じしゅがうするのも意矩がある。

    「前途倚難そうだけど、面癜いかも。
     䜕ができるか分かんないけど、やっおみるか」

    「やった、花ちゃんず二人なら、月にも行けるよ。」
    「おおう」
     やっぱり、桜の蚀動には少し怯んじゃう、でもいいか、楜しい幎間になりそう。」

     そんな二人は仁淀川に沈む倕日に照らされお、長い長い圱を匕きずりながら家路に向かう。

     
     
     
    高知県いの町の防灜士です。 防灜小説を曞いおいたす。 南海トラフ地震に備え、地域の自䞻防灜掻動をしおいたす。 ネコ奜きです。

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