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燕子花図屏風は風景画じゃないらしい?!

    ゆるメモ/笹沼 孝志

    日本画って西洋画と違って、極めた美のようなものを感じませんか?

    今日は尾形光琳の燕子花図屏風を紹介します!

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    尾形光琳「燕子花図屏風」

    燕子花図屏風は2枚の屏風で構成されています。
    この絵からどんなことを感じますか?

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    青い花だけにいっぱい囲まれているな〜。
    金、緑、青でシンプルだな!
    無駄なものが何も無いな〜!
    同じ青でも色の変化が少しずつあって色々な角度で咲き乱れている!
    偉い人のお屋敷の中に置いてありそう!😉

    こんな感じですかね!
    この絵だけをみると、ただ綺麗に咲き乱れる燕子花畑の風景画に見えます!👀

    しかし、
    これは風景画ではなかったんです!
    実は、物語画だったのです!

    (えーーそうなの〜?😳)

    「伊勢物語」って知っていますか?
    (紀貫之が書いたとか、書いてないとか言われているやつかー!)

    名前だけ知っていると言う人は多いと思います!
    しかし、内容までは…という感じですよね。

    伊勢物語は、簡単に言うと、在原業平という人の平安時代の歌物語です。

    その物語の中に、在原業平が数人で旅に出て、八橋の地で京に残してきた妻を想って一句詠み、泣きながらお弁当を食べるシーンがあります。

    頭文字に「かきつばた」の折句になっています。

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    (何度も着て身になじんだ)唐衣のように、(長年慣れ親しんだ)妻が(京の都に)いるので、(その妻を残したまま)はるばる遠くまで来てしまった旅(のわびしさ)をしみじみと思う、と詠んでいるそうです。

    そのお話踏まえてもう一度、「燕子花図屏風」を見てみましょう。

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    お弁当を食べて座っている目線に一面の燕子花。
    ここまできてしまったんだなという想いを馳せながら、この燕子花に囲まれている風景が目に浮かびます。

    啜り泣く声とそれを包み込む暖かな日差しと風、そして風に乗って燕子花の香りを感じられるようです。

    美しい絵がさらに美しく感じました!
    みなさんはどうでしたか?

    そんな熱い想いを思い起こさせる場所や絵画はありますか?

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