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Photo byyumekichi_312

もしも何も制限がなかったら?

    朝、カーテンの隙間から入る光で、ゆっくり目を覚ます。朝食は、焼きたてのパンに淹れたてのコーヒー。誰にも急かされず、静かに時間が流れる。

    午前中はパーソナルジムで身体を鍛え、昼は友達とランチ。

    夕方、自宅に帰り、のんびり過ごす。

    夜は家族で居酒屋へ。
    新鮮なお刺身や焼き鳥をつまみながら、お酒を飲む。

    ——そんな日が、毎日続く。

    きっと最初は、夢みたいだと思う。
    こんな生活ができたら、幸せだと思う。


    でも、どこにも「解放」がない。


    頑張ったご褒美だったはずの時間が、
    ただのルーティンになっていく。

    満たされているのに、満たされない。

    人はきっと、
    少しの不自由や、少しの我慢を燃料にして、
    「楽しい」を感じている。

    だから、すべてが整いすぎると、
    何も感じなくなる。

    贅沢って、量じゃない。

    たまにだから、いい。

    そう思うと、
    今日のちょっとしたストレスも、
    悪くない気がしてくる。

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