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noteが売れない理由は、記事の中だけにあるとは限らない|103日売れず、売れて、また売れなくなった私の記録

有料noteが売れなかった103日間、私は毎日、自分の記事の粗探しをしていました。

売れるようになってからは、もうその必要はないと思っていました。

そして、また売れなくなりました。

タイトルも、無料部分も、
一度は「これで売れた」やり方で作っていました。
それなのに止まった。
そこで初めて、
noteが売れない理由を「どこで止まっているのか」から
考えるようになりました。

もし今あなたが、
有料noteが売れなくて、
どこを直せばいいのか分からなくなっているなら。
書き直す前に、少しだけこの記録に付き合ってください。
一度売れた私が、どうしてまた売れなくなったのか。
その理由の中に、あなたのnoteが止まっている場所の
ヒントがあるかもしれません🌸


そして、はじめて私のnoteに来てくださった方へ。

この記事には、
私がなぜ今「売れないnoteを、もう一度届く形へ育て直す」というテーマで書いているのか、
その原点もまとめています。

103日売れなかった時期も、
一度売れるようになった時期も、
また届かなくなった時期も。

どれかひとつを成功談にするのではなく、
全部を残したまま、何が違ったのかを考える。

それが、今の私のnoteの書き方です。



noteが売れない理由は、本文だけではありません

📝 売れないとき、ほとんどの人が最初に直す場所

有料noteが売れないと、手を入れる場所はだいたい決まっています。

タイトルを変える。
リード文を書き直す。
無料部分を長くしたり、短くしたりする。
有料部分に情報を足す。
価格を下げてみる。

どれも間違いではありません。
タイトルや無料部分が原因で売れていないnoteは、
実際にたくさんあります。

ただ、ここに落とし穴があります。
見えている結果は「売れない」の一つだけなので、
原因も一か所にあると思い込んでしまう。
そして、
一番手を入れやすい場所、
自分が書いた本文を直しにいくんです。

直しても変わらなければ、また直す。
三回目あたりで、
どこが良くてどこが悪いのか、自分でも分からなくなってきます。
「全部やったのに売れない」という疲れは、
たいていここから始まっています。


🔍 読者は、本文を読む前に止まっているかもしれない

有料noteが一本売れるまでに、読者はいくつかの場所を通ってきます。

まず、記事を見つけてもらう場所。
Google検索なのか、ThreadsやXなのか、note内のおすすめなのか。

次に、タイトルとサムネイルを見て、開くかどうかを決める場所。
無料部分を読み進める場所。

最後に、購入ボタンの前で迷う場所。

そもそも記事が開かれていないなら、
無料部分をどれだけ磨いても、読む人がいません。

反対に、無料部分は最後まで読まれているのに
購入ボタンの手前で止まっているなら、
足りないのは情報量ではなく、
「この人から買って大丈夫かな」
という迷いをほどく何かかもしれません。

見落としやすいのが、「来ている人」です。
スキはつくのに売れない。
フォロワーは増えているのに売れない。
そういうとき、記事を読んでくれている人と、
その有料noteを必要としている人が、少しずれていることがあります。

そしてもう一つ、記事が置かれている場所。
プロフィールや固定記事から入った人が、どの記事に辿り着くのか。
良い記事でも、見つけにくい場所にあれば、必要な人の目には入りません。

同じ「noteが売れない」でも、
止まっている場所が違えば、直す場所もまったく違う。
本文の書き直しは、そのうちの一か所にしか効きません。

じゃあ、私のnoteはどこで止まっていたのか。

答えから言うと、一か所ではありませんでした。
本文の外にも、本文の中にもあった。
でも、それが分かるまでに、私は一度売れて、
一度「分かった気」になる必要がありました。
その話を、最初から書かせてください。



私は103日間、noteが売れませんでした

noteを始めたのは、2024年の12月です。

アパレルショップで働いているので、休みは木曜と土曜。
その休みにカフェでノートパソコンを開いて記事を書き、
平日は仕事終わりに少しだけ手を入れる。
そんなペースで、有料noteも出してみました。

最初に買ってくれたのは、友人でした。

嬉しかったです。本当に。
でも心のどこかで、
これは「売れた」とは違うよな、とも分かっていました。
画面の向こうの、私を知らない誰かが選んでくれたわけではないので。

そこからが、長かった。

記事を出して、ダッシュボードを開いて、
数字が変わっていないのを確かめて、閉じる。
次の記事を出して、また開いて、閉じる。
休日のカフェでは、カフェラテ代のほうが
noteの売上より確実に出ていっていました☕

そのころの私は、売れない理由を全部、自分の記事の中に探していました。

文章が下手だから。
実績がないから。
テーマがありきたりだから。
有料noteの書き方の記事を読んでは、その通りに直す。
変わらないと、「やっぱり向いていないのかも」と思う。
この繰り返しです。

ただ、今振り返ると、一つだけ引っかかることがあるんです。

お店では毎日のように、
「この服、いいのに動かないな」という場面を見ていました。
そういうとき、私たちは服が悪いとは考えません。
それなのに、自分のnoteのことになると、全部を記事のせいにしていた。

店ではできていたことが、noteではなぜできなかったのか。
これは後で、ちゃんと書きます。

友人以外の方に初めて買ってもらえたのは、
始めてから103日目のことでした。

購入の通知を開くと、知らない方の名前がありました。
しばらく、スマホの画面をそのまま見ていたのを覚えています。

ここから、私のnoteは少しずつ動き出しました。
記事を書けば売れる。
動けば、ちゃんと数字が返ってくる。

そして私は、そのやり方を「noteの売り方」だと思い込みました。

それが勘違いだったと分かったのは、
売上がぴたりと止まった、2026年の春のことです。



売れるようになって、「noteの売り方が分かった」と思っていました

✨ 1本売れてから、景色が変わった

103日目の1本をきっかけに、有料noteは少しずつ売れるようになりました。

2本目は、1本目よりずっと早く来ました。
3本目は、もっと早かった。
売れない日が続くのは変わらないのに、
「いつかまた売れる」と思えるだけで、
ダッシュボードを開くときの気持ちがまるで違いました。

そこから、新しくこのアカウントを作り、
note副業に特化して、有料noteは120部以上
読んでいただけるようになりました。
2025年の7月からは、9か月連続で、毎月売上が立ち続けました。

103日間、数字が一つも動かなかった私にとって、
「毎月」という言葉が使えること自体が信じられなかったです。


📱 毎日更新、1日2記事、スキ周り。全部やっていた

ただ、当時の私は、とにかく動いていました。

毎日更新は当たり前。多い日は1日に2本以上投稿していました。
毎日更新を続けた週には、7日間で5,000ビューを超えたこともあります。Threadsの投稿が思いがけず広がって、
知らない方からのフォローが一気に届いた日もありました。

note内での活動も、手を抜きませんでした。
他のクリエイターさんの記事を読んで、スキを押して、コメントを書く。
いわゆるスキ周りです。
仕事の休憩中も、寝る前も、スマホを開けばnoteでした。
人生で一番、親指が働いていた時期かもしれません。

大変じゃなかったと言えば嘘になります。
でも、やればやるほど数字が返ってくる。
それが楽しくて、しんどさを上回っていました。


🤔 売れていたから、疑う理由がなかった

このころの私は、noteの売り方が分かったと思っていました。

毎日書く。
たくさん投稿する。
note内でつながる。
SNSで告知する。
そうすれば売れる。
実際に売れているのだから、間違っているはずがない。

一つだけ、見ていなかったことがあります。

それは、「なぜ売れているのか」です。
売れていることは知っていました。
でも、その売上がどこから来ているのかを、
一度も確かめたことがなかった。
売れているうちは、確かめる必要を感じなかったんです。

その答えを知ったのは、売れなくなってからでした。



でも、また売れなくなりました

📉 手を止めた週、売上も一緒に止まった

きっかけは、ほんの少しペースを落としたことでした。

毎日の更新を少し休む。
スキ周りの時間を減らす。
仕事が忙しい週なら、誰にでもあることです。
すると、売上も一緒に落ちました。

慌てて、また更新の回数を増やす。
スキ周りを再開する。
少し戻る。
でも、休むとまた落ちる。

そして2026年の4月、売上がぴたりと止まりました。

書き方も、告知のやり方も、売れていたときと変えていません。
それなのに、誰も買わなくなった。

このとき初めて、「私の売り方って、何だったんだろう」と思いました。


🔍 私のnoteは、どこで止まっていたのか

原因を探して、それまで開いたことのなかったダッシュボードの流入元を見ました。
記事を読んでくれた人が、どこから来たのかが分かる画面です。

答えは、思っていたよりずっとシンプルでした。

読者のほとんどが、noteの中から来ていたんです。

私が記事を出すと、フォロワーさんのタイムラインに届く。
スキ周りをすると、相手が私のページを見に来てくれる。
そうやって、私が動いた分だけ、人が来ていました。
逆に言えば、私が止まれば、人も来なくなる。
Google検索のような、私が寝ている間にも
誰かを連れてきてくれる入口は、ほとんど育っていませんでした。

冒頭で、読者が止まる場所は記事の外にもある、と書きました。
私のnoteが止まっていた場所の一つは、本文の手前、入口でした。
「一つは」と書いたのは、このあと、もう一つ見つかるからです。


🚲 売れる仕組みではなく、動き続けることで売っていた

言葉にすると、自転車操業でした。

ペダルをこいでいる間は前に進む。
こぐのをやめたら、倒れる。
私は「売れる仕組み」を作ったつもりでいましたが、
本当は、自分が動き続けることで売っていただけでした。

これに気づいたときは、正直、かなり落ち込みました。
9か月続いたものが、全部自分の足で支えていただけだったなんて。

でも、しばらくしてから、少し違う見え方もするようになりました。

売れていた時期のnoteは、嘘ではありません。
読んでくださった方がいて、買ってくださった方がいた。
ただ、その届き方が、私の活動量に全部かかっていた。
それが分かったのなら、直す場所も分かる。

そう考えたとき、ふと、昔の自分の記事が気になりました。



だから、過去の記事も消していません

私のnoteには、今とは違うことを言っている記事が残っています。

以前は「ゆりっぺ|note副業で自分らしく」という名前で活動していて、note収益化やnoteの売り方を、今よりずっと強く打ち出していました。
限定部数で販売して「初版完売」と書いた記事もあります。
「noteが売れない本当の理由」を言い切った記事もあります。

今読み返すと、少し恥ずかしいところもあります。
そこまで言い切れるほど、分かっていなかったなと思う部分もある。

それでも、消していません。

あのころの私は、
あのときに見えていたものをもとに、
本気で書いていました。

売れなかった103日間も、
売れることに夢中になった時期も、
また売れなくなった春も、全部つながって今の考え方になっています。

途中の記事だけ消してしまったら、
なぜ今こう考えているのかを、
誰にも説明できなくなってしまう。

だから、
古い記事の冒頭に「今の考え方はこちら」と一行だけ書き足して、
この記事につなぐことにしました。

昔の記事から来てくださった方にも、
途中の景色ごと見てもらえたら嬉しいです。

考えが変わったのは、
前の自分が間違っていたからではなく、
見える範囲が広がったからだと思っています。

……ここまで書いておいて何ですが、
売れなくなった直後の私が最初にやったことは、
見える範囲を広げることではありませんでした。

入口が原因だと分かっていたのに、私はまた、記事を直し始めたんです。



それでも私は、また記事を直しました

🪞 見た目を直しても、動かなかった

入口に原因があると分かったのに、
私が最初に手をつけたのは、やっぱり記事でした。

タイトルを変えて、
無料部分の書き出しを直して、見出しのデザインを整える。
売れなくなったnoteを前にすると、手が勝手にそこへ向かうんです。

でも、動きませんでした。

今なら理由が分かります。
私が直していたのは、記事の「見た目」でした。
店で言えば、同じ服のタグを付け替えて、たたみ方を変えているだけ。
服そのものには、何も手を入れていなかったんです。


🏷️ 売れていた価格と、止まった価格

直しても動かない記事を並べて眺めているうちに、
一つ気づいたことがありました。

売れていたのは、100円から980円までの有料noteでした。
1,480円になると、売れるペースが落ちる。
そして1,980円で、止まった。

同じ私が、同じように書いて、同じように告知している。
違うのは価格だけです。

この並びを見たとき、少し胸が痛くなりました。
読者は、無料部分を読んで、購入ボタンの前までは来てくれていた。
止まっていたのは、値段を見たその瞬間です。
私の記事が解決できる悩みの深さは、
980円までの重さにしか耐えられていなかった。

売れていたのは、
読者にとって「この値段なら試してみようかな」と思える範囲だったから。そう考えると、9か月続いた売上の見え方も、少し変わりました。


💡 直したのは、見た目ではなく中身の価値だった

価格を下げる、という選択肢もありました。
たぶん、そのほうが早かったと思います。

でも、それをすると、私の記事はずっと同じ場所で止まり続ける。
だから、
価格はそのままにして、
記事が解決できることのほうを深くすることにしました。
表面を整えるのではなく、
読者の悩みにどこまで応えられているのかを、一本ずつ見直しました。

リニューアルしてから、
1,980円の記事を買っていただけるようになりました。

止まっていた価格で、もう一度手に取ってもらえた。
私にとっては、はっきりした変化でした。

振り返ると、記事を直したこと自体は間違いではありませんでした。
間違っていたのは、
どこで止まっているのかを見ないまま、
目についたところから直していたことです。

入口という外側の原因と、価格に見合う価値という内側の原因。
二つは、まったく別の場所にありました。

そして、この「止まっている場所を先に見る」という考え方は、
noteで思いついたものではありません。

毎日、お店で当たり前にやっていたことでした。



アパレルでは「良い商品なのに売れない」は珍しくありません

👗 商品は一ミリも変わっていないのに

売り場には、いちばん手に取られる高さがあります。

目線の少し下から、腕を自然に伸ばした先あたり。
お客様が立ったまま、ふっと手を伸ばせる位置です。
同じ服でも、そこに置くかどうかで、手に取られる回数がまるで違います。

逆に、しゃがまないと見えない棚の下の段に畳んで置いた服は、
どれだけ素敵でも、なかなか気づいてもらえません。

だから閉店後の売り場替えは、
私の中では「高さの入れ替え」でもあります。
什器を動かして、ハンガーの音だけが響く店内で、
今いちばん届けたい服を、いちばん手が届く高さへ移していく。

商品には、一ミリも手を入れていません。
それでも、動き方は変わります。


🪞 鏡の前で、何度も当て直していたお客様

置き場所だけではありません。

ある日、26歳くらいの女性のお客様が、
ワンピースを鏡の前で当てては離し、
当てては離しを繰り返していました。

値札を気にしている様子はありません。
服は気に入っている。
でも、何かが引っかかっている顔でした。

声をかけると、「こういう感じって、私に似合うのかな」とひとこと。

その日のお客様は、Tシャツにデニム、足元はスニーカーでした。
普段はカジュアルな服が多いと話してくださったので、
そのスニーカーのままでも合うこと、
デニムジャケットを羽織れば、
いつもの雰囲気で着られることを伝えました。

「あ、デニムジャケット、家にあります」

試着室から出てきたお客様は、
「これなら普段使いできますね」と笑って、
そのワンピースを選んでくれました。

ワンピースには、最初から何の問題もなかったんです。
足りなかったのは、自分の毎日の中でその服を着ている姿が、見えることでした。


🛍️ 店ではできていたのに、noteではできなかった理由

103日間の話の中で、店ではできていたことが、
noteではなぜできなかったのか、と書きました。

答えは、たぶん、見えるかどうかです。

店では、お客様がどこで止まったのかが目に見えます。
売り場の前を素通りしたのか。手に取ったのか。
鏡の前で迷っているのか。
だから、服が悪いのか、置き場所なのか、見え方なのかを、
自然に分けて考えられる。

noteでは、それが見えません。
ダッシュボードに出てくるのは「売れなかった」という結果だけで、
読者がどこで立ち止まり、どこで引き返したのかは、画面の向こうに消えてしまう。

見えないから、いちばん確かめやすい記事のせいにしてしまうんです。

それに気づいてから、
私はnoteの読者が止まる場所を、
店と同じように分けて考えるようになりました。



noteが売れるために、今の私が必要だと考えている3つのこと

🧭 止まっている場所は、3つのどれかが欠けているところ

店と同じように、
読者が止まる場所を分けて考えるようになってから、
有料noteが売れるときに何がそろっているのかが、
少しずつ見えてきました。

今の私は、それを3つだと考えています。

一つ目は、そのnoteに、読者の悩みを解決する価値があること。
二つ目は、ほかの誰かではなく「あなたから読む理由」があること。
三つ目は、その価値を必要としている読者と、ちゃんと出会えていること。

最初に、読者が止まる場所をいくつか書きました。
入口、置かれている場所、来ている人、購入ボタンの前、
そして記事そのもの。
今振り返ると、どれもこの3つのどこかが欠けている状態でした。

私のnoteで言えば、2026年の春に起きていたのは、
一つ目と三つ目が同時に欠けていたことです。

1,980円で止まったのは、
その値段に見合うだけの悩みの解決が、記事の中に足りていなかったから。

そして、私が手を止めたとたんに読者が来なくなったのは、
必要としている人と出会う入口を、自分の活動量だけに頼っていたから。

片方だけ直しても、たぶん足りなかったと思います。


✍️ 二つ目の「あなたから読む理由」

二つ目は、三つの中でいちばん見えにくいものかもしれません。

noteの売り方も、有料noteの書き方も、
同じテーマの記事はたくさんあります。

その中で、なぜこの人の記事を読むのか。
読者はそれを、はっきり言葉にしてはくれません。

私の場合、その理由になり得るのは、特別な実績ではないと思っています。

毎日お店で見ている景色。
鏡の前で迷うお客様の横顔や、閉店後に服を移し替える時間。
そして、103日売れなかったことと、売れたことと、また止まったこと。
どれも私が実際に通ってきた場所で、
ほかの人が同じ形で書くことはできません。

過去の記事を消していないのも、ここにつながっています。
昔の記事ごと残しておくことで、
「この人はどこから来て、なぜ今こう考えているのか」を、
読者が自分で確かめられるからです。

だからこのnoteでは、
「売れる方法だけを教える人」ではなく、
売れない・売れた・また止まった経験と、
毎日の接客で見ている読者心理の両方から、
noteを育て直す方法を考える人
でいたいと思っています。


🪄 タイトルやリード文で売れる魔法は、ないと思っています

この3つを考えるようになってから、
はっきり言えるようになったことがあります。

タイトルやリード文だけでnoteが売れる魔法は、存在しない。

誤解がないように書くと、タイトルもリード文も、ちゃんと効きます。
読者と出会えているのに、開いてもらえずに止まっているなら、
タイトルを直すことで変わることもあります。

ただ、効くのは、そこで止まっているときだけです。

タイトルは、出会った読者に記事を開いてもらう力は持っています。
でも、記事の中にない価値を生み出すことはできないし、
あなたから読む理由を作ることもできません。
そもそも出会えていない人には、タイトルは届きません。

誰かが「タイトルを変えたら売れた」と言うとき、
それは魔法ではなく、
その人のnoteがタイトルで止まっていたから効いた処方箋なんだと思います。

私がタイトルを何度直しても動かなかったのは、
私のnoteが、別の場所で止まっていたからでした。

ちなみに、3つの要素のそれぞれに向き合う中で、
私の中にはいくつかの考え方が生まれています。
普通の経験から自分だから書けることを見つける「言語化ドミノ」。
購入ボタンの前で読者が抱える迷いを見る「購入前デバンニング」。
記事の置き場所と、読者との出会い方を並べ直す「noteリディスプレイ」。

どれも、売れなくなったあとに、
自分のnoteの止まっている場所を見ようとして生まれたものです。



私は「noteで稼ぐ方法」を教える人ではありません

🙅‍♀️ 「必ず売れる方法」は書けない

ここまで読んでくださった方には、
たぶん伝わっていると思うのですが、
私は「この方法なら必ず売れます」とは言えません。
「月にいくら稼げます」とも言いません。

理由は単純で、止まっている場所は人によって違うからです。

私のnoteが止まっていた場所と、
あなたのnoteが止まっている場所は、たぶん同じではありません。

だから、私に効いた一手を「これが正解です」と渡しても、
あなたのnoteでは効かないかもしれない。
それを分かっていて言い切るのは、店で言えば、
試着もしていないお客様に
「絶対お似合いです」と言うのと同じだと思っています。


🧪 自分のnoteで確かめて、その過程ごと見せる

その代わりに、私がやっていることがあります。

自分のnoteを実験台にして、考えて、試して、結果を見て、直す。
その過程を、うまくいかなかったところも含めて公開することです。

1,980円で止まったときも、同じ順番でした。
価格ごとの売れ方を並べて、
「記事の価値が、この値段に耐えられていないのかもしれない」と考える。

値下げではなく、中身を見直すほうを試す。
リニューアル後に、1,980円の記事を買っていただけるようになった。
そして、その変化を見て、次にどこを見るかを決める。

この順番そのものは、あなたのnoteにも持ち運べると思っています。
答えではなく、答えの見つけ方として。

「教える人」ではなく、
「自分のnoteで確かめて、それを隠さずに見せる人」。
今の私は、そうありたいと思っています。

じゃあ、そんな私が今、何を目指してnoteを書いているのか。
最後にそれを書かせてください。



終わりかけのnoteを、もう一度届く記事へ。

🌱 「終わった」ではなく、「終わりかけ」

今の私のnoteには、一つの言葉を置いています。

終わりかけのnoteを、もう一度届く記事へ。

「終わった」ではなく「終わりかけ」なのは、
まだ終わっていないからです。

一度は誰かに届いた記事。
書いたときは、ちゃんと誰かの顔を思い浮かべていた記事。
今は静かになってしまったけれど、中身がなくなったわけではありません。
止まっている場所が変わっただけで、
そこさえ見つかれば、
もう一度読者と出会える記事はたくさんあると思っています。

私のnoteも、まさにそうでした。
売れなくなった春、私はもう一度ゼロから書き直すことも考えました。
でも、手元にあったのは、
売れなかった103日間の記事と、
売れていた時期の記事と、
昔の考え方のまま残した記事でした。

それを捨てずに、どこで止まっているかを見て、
一本ずつ手を入れていく。
今やっているのは、そういうことです。


☕ 新しく書く前に、今あるものを見直す

noteを続けていると、
「売れないなら、次の記事を書こう」と思いがちです。
私もずっとそうでした。
書いている間は、前に進んでいる気がするので。

でも、書けない、売れない、届かない、続かない。
noteで止まる理由の多くは、新しい記事を足しても解決しません。
書き続けることに疲れて、
noteそのものをやめたくなる気持ちは、私にもよく分かります。

だから今は、書くより先に、見る時間を作るようにしています。

平日の朝は、6時半からの1時間、
スマホを置いてホットコーヒーを淹れて、本を読みます。
もともとはnoteのネタ探しで始めた読書でしたが、
今は自分のための時間になりました。

休みの日には、カフェでノートパソコンを開いて、
自分のnoteを読者の目で読み直します。

この記事はどこで止まっているんだろう。
この記事を必要としている人は、どこにいるんだろう。

迷ったときは、いつも自分に一つだけ聞いています。

この選択は、1年後の私と、大切な人たちを笑顔にするか。

値下げをしなかったのも、
過去の記事を消さなかったのも、この質問の答えでした。



もし今、noteが売れなくなっているなら

🔎 次の記事を書く前に、一本だけ開いてみてください

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

もし今、あなたの有料noteが売れなくて、
どこを直せばいいのか分からなくなっているなら。
次の記事を書く前に、一つだけ試してほしいことがあります。

いちばん読んでほしい一本を開いて、
読者がどこで止まっているのかを考えてみることです。

その記事は、必要としている人と出会えているでしょうか。
出会えているなら、開かれているでしょうか。

開かれているなら、
購入ボタンの前で
「この値段を出す価値がある」
「この人から読みたい」と思える材料は、
記事の中にそろっているでしょうか。

全部に答えが出なくても大丈夫です。
「たぶん、ここかな」と一か所に目星がつくだけで、
タイトルも無料部分も価格も全部直そうとしていたときより、
ずっと気持ちが軽くなると思います。

私がそうでした。


🌸 売れなくなったことも、今は良かったと思っています

noteが売れない理由は、記事の中だけにあるとは限りません。
でも、記事の中にないとも限らない。
大事なのは、どちらかを決めつける前に、
どこで止まっているのかを見ることでした。

正直に言うと、
売れなくなった春は、かなりしんどかったです。
9か月続いたものが止まって、
自分のやってきたことが全部崩れた気がしました。

でも今は、あの春があって良かったと思っています。
止まったから、見えた場所がありました。
売れ続けていたら、
私はたぶん今も、自分がどこで売っていたのかを知らないまま、
ペダルをこぎ続けていたと思います。

私のnoteも、まだ途中です。
売れなかった記事も、売れた記事も、止まった記事も、
全部ここに並べたまま、もう一度届く形を探しています。

もしあなたのnoteも、今ちょっと静かになっているなら。
それは、終わったのではなく、
止まっている場所が変わっただけかもしれません。



ここから先は、今のあなたの状態に合わせて

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

私のnoteでは、
「書けない・売れない・届かない・続かない」
で止まったnoteを、
もう一度読者と出会える形へ育て直すための考え方を書いています。

もし今、

スキやPVはつくのに、有料noteが購入されない
という状態なら、

記事単体を直しても変わらず、プロフィール・導線・外部からの入口まで含めて見直したい
という状態なら、

まだ何から読めばいいのか分からない
という方は、

固定記事には、今の悩みごとに最初の一本をまとめています。

ここにある記事は、
「売れなかったから終わり」にするためのものではありません。

今ある経験や記事を、必要としている読者ともう一度出会わせる。

そのための場所として、このnoteを育てています。


参考までに、
売れていた記事はこちらです。
おかげさまで50部以上を販売することができました。
その他の記事も合わせて、当時は合計120部以上の記事が売れていたのですが、この記事が一番売れました。
コメントなども頂いていますので、ご覧いただければと思います。

購入するかはご判断にお任せしますが、実際にどういう記事が売れたの?
という実例にはなるのかな、と思います。

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