
【エッセイ漫画¦昭和カオス物語⑦】家出って…そこかい
こんにちは。天野ゆらです。
今回も私の実家で実際に起こった珍エピソードを紹介します。
今回のエピソードは…母vs祖父です。

祖父はよく、母に叱られる事がありました。
しかし祖父にも頑固なところがあるので喧嘩をする事が日常茶飯事。
そしてある日の夜。
祖父はカーテンを開けて外の車通りを監視(?)するのが好きでした。しかし捲れたカーテンを直そうとしません。
カーテンが開いていると家の中が丸見えになってしまうからと、母は祖父にやめるように言いました。
しかし…それでまたもや喧嘩勃発。
ちなみに祖母はというと…。
祖父を置いてもう寝ていました笑
父もその時は入浴中。仲裁に入る人が誰もおらず喧嘩はヒートアップ。
「かちゃくちゃねェ!家出してやるじゃ!!」
祖父は暗闇の中一人で家を出ていってしまいました。
『かちゃくちゃねえ』というのは、津軽弁で『いらいらする!』とか、『訳がわからない!』とか『いい加減にして!』なんて時に使われる言葉です。
私も小学校の時、宿題を忘れた事を担任の先生に伝えた際『なんぼかちゃくちゃねぇんだか!!』と言われた事があります(訳:どんだけイライラさすねん!)
話を戻します。
田舎なので夜は街灯もありません。真っ暗です。
母は心配になり、祖父を探しに行きます。
見つからなかったらどうしよう…。
そんな気持ちを抱え、不安でいっぱいだったそうです。
しかし、意外にも祖父は呆気なく見つかりました。
家から歩いて3分程のちょっとした公園のような広間のベンチにいたのです。
座っていた、とか、ベンチで横になっていた、とかではないんです。
漫画にある通り、何故か祖父は仰向けで胸の前で手を組み…目をつむった状態でベンチの下の草むらに横になっていました。
…え?
なんでベンチあるのに、わざわざ草むら?
母は後に言っていました。
こっちがかちゃくちゃねえ!!!!と。
母は祖父を叩き起こし、家へと連れて帰ろうとします。
が、先程お話した通り…当たりは真っ暗。
とりあえず何となく来た方向に母は祖父を引っ張ろうとしますが…そこで祖父はまた怒り出します。
「そっちでない!家はこっちだ!」
いやいや、あんたのせいでここに来てんだけど!!!
祖父の破天荒さに、母の怒りはいつの間にかどこへ飛んで行ってしまったようでした。
なんでベンチがあるのにわざわざ草むらに寝てたんだろう…。
皆様も夜はくれぐれも、草むらで寝ないようにお気を付けくださいね。
本日もご覧いただきありがとうございました。