
エッセイ|誰のためのデザイン?――洗練と優しさの間(はざま)
「洗うだけでいいんだけどな…」
数枚の毛布を手にした子ども連れの女性が、大きめのランドリーマシンの前で呟いた。
はっとして、表示をみた。
通常「洗濯・乾燥」「洗濯のみ」「乾燥のみ」とあるところ、英語でのみ表記されていた。
「洗うだけでいいなら、ここ、大物を洗えそうですよ~」
「Washing」を指さして、すっと車に戻った。
そのコインランドリーは、まだ新しく、見た目が洗練されている。
こまめに清掃もされているし、利用者も多い。
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デザインを重視するあまり、利便性を損なっている男女トイレのマークを見たり、直感的に使うのが難しいUIに出会うと少し「もにょっ」とする。
(UI:ユーザーインターフェース)
スタイリッシュなデザインはステキだと思う。
でも、使う人に寄り添ったデザインってなんだろう?
シャンプーボトルとかのぽこぽこ
お酒の缶に入った点字
そういう配慮あるデザインは、心があたたかくなる。
作り手に感謝…!
ツバメが青い空の下、すーっと飛んでいった。
明日は雨かな~