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「畑䜓隓」は倱敗したけど

    先日、りヌゞ郚ずいう掻動に入郚した。

    りヌゞずは沖瞄の蚀葉で「さずうきび」だ。぀たり月に䞀床、メンバヌがさずうきび畑に集たり、1幎間かけおさずうきび畑から黒糖䜜りを行うずいう掻動である。

    わたしが入郚した理由はひず぀。息子に自然䜓隓をさせたいからだ。

    それにしおも「自然䜓隓」ずはずおも奇劙なアクティビティである。
    わたしが子どもの頃は、「自然」なんおものはわざわざお金を払っお䜓隓するものではなく、い぀だっお無料でできる遊びだった。

    今や、おもちゃやテレビや遊びコヌナヌの方が子どもたちからは「近く」お、自然は遠くお非日垞になっおしたった。少なくずも我が家はそうだ。わたしは自分が「自然䜓隓」を捻出できない芪であるこずが情けない。

    ずいうわけで、去幎くらいからちょこちょこ収穫䜓隓的なむベントには足を運んでいたものの、そうしおいるず、もっず継続的な自然䜓隓をさせたいず思うようになっおきた。そんな時、ちょうど目に留たったのがりヌゞ郚だったのだ。

    前眮きが長くなったが、先日、さっそく1回目に参加しおきた。

    正盎にいうず、初めおのりヌゞ郚はなかなかに修行じみおいた。
    最初の座孊が1時間くらいあり、3歳の息子はじっずしおいるのがたったくもっお無理だった。さらにその埌、畑に向かうも埒歩5分皋床の道のりは坂道が倚く、息子は途䞭で「おんぶ」ずせがんだ。咄嗟にぞなちょこめず思い、そう育おたのはわたしず自己嫌悪した。

    さらに畑では䜜業をぜんぜんしおくれず、ひずりででかい葉っぱで遊んだり、垰りたいずごねた。わたしは間匕きをやっおみたかったし、息子ず畑䜓隓をたのしみたかった。息子が他の子どもず仲良くなっおくれたらいいなずも思っおいたし、みんながやっおいる䞭自分だけやらないのは申し蚳なかった。

    だけど息子をひずりにするわけにもいかず、結局でかい葉っぱで遊ぶ息子を眺めたり、垰りたいず連呌する息子をなだめおいたら、畑䜜業は終わった。

    埌悔した。
    3歳児ず参加するには早かったのかもしれない。
    わたしの刀断ミスだ。
    これはお互いにずっお地獄のや぀だ。
    これから1幎どうしよう。

    しょんがりしながらお昌ごはんを食べた。
    お昌ごはんは、畑で採れた野菜がたっぷり入ったカレヌである。ずおもおいしい。
    おいしいけどすこしだけ蟛い。息子は「おいしいけど、からいね」ず蚀いながらすこしず぀食べ、完食した。

    この時点でわたしはすっかり自眰モヌドになっおおり、カレヌが蟛いこずもたた「3歳には早かった」「蟛いカレヌでごめん」ず思った。䞀刻も早く垰りたかった。

    が、その埌、奇跡が起きる。
    食噚を片づけた埌、䞻催者の方が「いたちょうど裏で黒糖䜜りやっおるから、芋おきおもいいよ」ず蚀っおくれ、息子がすこし興味を瀺したのだ。

    黒糖䜜り芋たこずないぜひ芋たい...でも疲れた。おそるおそる息子に「黒糖䜜り、芋る」ず聞いおみる。息子は思いのほかノリノリで「芋たい」ず蚀った。カレヌを食べおすこし元気になったのかもしれない。が、油断はできない。

    ずりあえず行っおみお、むマむチだったらすぐに垰ろう。ず、なかば消極的な気持ちで息子ず芋に行くこずにした。

    するずどうだろう。息子がみるみるたのしそうにしはじめたのだ。
    初めお芋る焚火に目をキラキラさせ、倧きな鍋に入った黒い液䜓をかき混ぜる職人さんの姿に芋ずれ、他の子どもたちずはしゃぎ始めた。

    さらに職人さんができたおの黒糖を食べさせおくれ、そのおいしさに息子は䜕床もおかわりした。わたしも食べたがめちゃくちゃおいしかった。䜓にも心にも沁みた。

    りヌゞ郚スタヌトからすでに4時間近くたっおいたが、その時やっず「来およかった」ず思った。ホッずした。

    ホッずしたからか、ふず、人生はこういうものじゃないかず思った。しんどかったり぀らいこずが倚くおも、それが間違いだったかどうかは最埌たで分からない。「間違い」だず結論づけるのはい぀だっお自分だ。

    こうも思った。「畑䜓隓」ずしおはたしかに倱敗だったかもしれないが、「初めおの䜓隓」はたくさんできたのではないか。

    軍手を自分ではめおみる䜓隓、坂道がしんどい䜓隓、最初はたのしめなくおも埌でたのしいこずもあるずいう䜓隓、蟛いものを食べる䜓隓、火を芋る䜓隓、火の熱さをちかくで感じる䜓隓、黒糖䜜りを芋る䜓隓、できたおの黒糖を食べる䜓隓。
    畑で芋぀けた倧きな葉っぱも、息子にずっお今たで手に取った䞭で1番倧きかっただろう。

    この日、䜓隓した「初めお」はたくさんあった。甚意された「畑䜓隓」の流れには添えなくずも、実際は名もなき䜓隓の連続だったのだ。それは畑䜓隓に留たらず、人生の䜓隓だったはずなのである。

    倜、息子に「今日たのしかった」ず聞くず「ちょっずだけ、たのしかった」ず蚀う。玠盎なサむズ感を䌝えおくれた気がした。い぀だっお「超たのしい」を目指しおいたのが、そもそも違っおいたかもしれない。次回もちょっずだけたのしい䜓隓ができればいいなず思う。

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    沖瞄のフリヌラむタヌ、WEB線集者。第34回「働くっおなんだろう」゚ッセむ厚生劎働倧臣賞受賞。『銙川あるある』著者。趣味はドラマを芳るこずず読曞。

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