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離乳食は、ママとパパがかける魔法だ


    小さな赤ちゃんだけが入ることのできる秘密の国がある。

    「りにゅうこく」だ。

    ◇

    そんな物語をふと思いついたのは、息子の離乳食が始まる時だった。

    にんじんを初めて息子にあげるとき、にんじんと息子との出会いが素敵なものになったらいいなと思い、1枚の絵を描いた。

    はじめまして、にんじんです。 pic.twitter.com/PmZ6CmZSgc

    — yukko (@yukko_96) July 10, 2018

    描いてから気付いた。
    離乳食は、息子にとって「出会い」の連続であることを。

    そう思うとなんだかとてもドラマチックな感じがして、私は離乳食を舞台にした「りにゅうこく物語」を描き始めた。

    離乳食を舞台にした物語、はじまりはじまり〜🥕✨
    第1話 「ぼく、りにゅうこくへ」 pic.twitter.com/aV0Myo4rHI

    — yukko (@yukko_96) July 13, 2018

    離乳食を舞台にした物語なんて聞いたことなかった。
    だけど、描きたいことは山ほどあった。
    だって目の前の食卓で、毎日ドラマが起きていたから。

    ◇

    離乳食を始めるのが不安だった。

    赤ちゃんが5〜6ヶ月になったら始めるという離乳食。

    離乳食の本を読んでみると、「まずは10倍粥から」「ゴックン期、モグモグ期、カミカミ期、パクパク期」「アレルギー反応があるかもしれないのではじめは小さじ1杯から」などなど…

    これまでの人生で全くなじみのない言葉がならんでいる。
    まさに、未知の世界。

    自分がトイレにいく暇もないほど忙しい育児の毎日で、私は離乳食をちゃんと作ってあげられるのかな。

    未知の世界に足を踏み入れるその感じは、冒険そのものだった。
    そして、それはママやパパだけでなく、赤ちゃんにとっても同じなのかもしれないと考えるようになった。

    そんな思いをのせた「僕ちゃん」の冒険からストーリーは幕をあける。

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    りにゅうこくでは、僕ちゃんとの出会いを楽しみにしている野菜や果物など多くの仲間たちが登場する。

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    りにゅうこくの仲間たちは、離乳食に向き合うママとパパの気持ちを反映している。いい食材を選んで、どれだけ準備に時間をかけても、ママとパパの気持ちとは裏腹にうまくいかないことがある。

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    「離乳食」と「出会い」は似ている。

    友達と仲良くなったり仲良くなれなかったりするように、食べ物を上手に食べたり食べられなかったりすることがある。

    パパとママは、赤ちゃんが離乳食をうまく食べてくれないと思い悩むことがある。
    だけど、それは努力で超えられるものもあれば、そうでないものもいっぱいある。
    相性やタイミングなど。理由がないこともある。

    結果がどうであろうと、そこにある相手を想う気持ちがある。
    それだけで十分なのかもしれない。

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    離乳食はニュースにならない。
    新聞にもネットニュースにも載らない。

    だけど、日本中にいるママとパパが、赤ちゃんのひと匙を見守っている。今日、赤ちゃんが、そのひと匙を食べるかどうか、家族にとっての一大ニュースになる。

    離乳食は、ママとパパがかける魔法だと思う。

    ミルクとおっぱいしか口にすることができなかった赤ちゃんが、ママとパパのかける魔法によって少しずつ大人に近づいていく。
    ベビーフードも手作りも、すべての離乳食に想いが込められている。

    離乳食の進め方や方法を説明する記事はいっぱいあるけれど、そんな柔らかな気持ちを大切にした物語を描きたかった。

    ◇

    そんな「りにゅうこく物語」が、今日完結しました。

    このりにゅうこく物語を描き続けるにあたって、遅すぎる更新にも関わらず見守ってくれたフォロワーの方々に本当に感謝しています。

    子育てで忙しくて正直途中で止めてしまいそうになりましたが、コメントや反応に励まされました。そして僕ちゃんの冒険を最後まで見届けたいと思いから描き続けることができました。

    勝手ではありますが、いただいたコメントの一部をnote載せさせていただきます。私は、皆さんと一緒にりにゅうこく物語を作ったと思っています。
    (NGであればおっしゃってください。)
    本当にありがとうございました。。!

    #りにゅうこく物語 電車の中で読んで泣きそうになった…

    — もーちゃん🐮👨‍👩‍👧 1y (@Momochan291) January 25, 2019

    自分が離乳食を進めてるタイミングで #りにゅうこく物語 に出会えたの本当に幸運だと思うくらい好き☺️✨✨

    — ちぇり®︎@育児アカ (@cheri_ikuji) November 16, 2018

    はーーーーまた1から読み直したー!!
    卵とかおにくとかの村がたのしみたのしみ!

    — うっかりどせい (@mother_yykk) October 7, 2018

    冒頭の
    ママが「りにゅうこくへいってらっしゃい」だって
    の部分で涙腺崩壊しました(T_T)

    — マノマノ🌾 (@manomano_farm) August 24, 2018

    トマトさんの「僕ちゃんもそういうお年になったのよ!」が読んでいるこちらと気持ちがリンクして感慨深くなりました🍅
    りにゅうこくの冒険、めっちゃ楽しみです♡もぐもぐ大冒険、可愛くて好きです😋✨

    — ふじみ®@2y♀修正0m♂ (@fujimimimix) July 13, 2018

    突然のコメント失礼します。今日子どもがわたしの見てない隙に瞼を切って怪我をしてしまってすごく落ち込んでたんですけど、癒されたくてyukkoさんの絵やこのお話を何度も見返していました。。上手く言えないんですが、とても好きです。泣きたくなります。これからも楽しみにしています☺️

    — 美香 (@MIKA356) August 20, 2018

    赤ちゃん目線なのが新鮮です。お母さん目線周りもそうなんですけど…
    きっと赤ちゃん本人はこんな気持ちなんだろうなママのミルク以外のものを口にするのってとっても不安だし怖いんだろうなって…初めて気づかせてもらいました。楽しみにしてます😊

    — 奈々未(フライト命) (@nana0773) July 14, 2018

    絵も話もほんわかするしすごくすごく可愛くて好きすぎます😊💓
    体重が軽めで離乳食は6ヶ月になって様子見てからになったので、早く始めたくなりました…!✨
    娘と食材たちの出会いが楽しみです🌟🌟
    次のお話も楽しみにしてます!💓

    — ひぃちゃん®👶1y9m (@yumchan61) July 28, 2018

    こんにちは。うちの子が検査で卵のアレルギー反応が出て、固ゆで卵の黄身から少しずつチャレンジ中で内心手間だなぁと思ってたのですが、こちらを読んで「あ、息子は卵さんとじっくりゆっくり仲良くなりたい派なんだな。じゃあお母さんお手伝いしようね」と思えました。ありがとうございます。

    — 梶井ゆりゑ @1y11m♂ (@kajikaji_ye) October 8, 2018

    明日から娘の離乳食始めるので今1話から読み返しました!離乳食始める前から大変なんだろうなーとかネガティブなイメージしかなかったんですが物語読んで私も娘のために頑張ろうって前向きになりました🥰娘もりにゅうこく卒業出来るように明日からいろんな食材と仲良くなってもらいたいです😍🍅🥦🥕🐟

    — mai (@mai72977014) November 24, 2019

    読みながら泣いてしまった🥹💕
    おちびもあと半月もしたらりにゅうこくに旅立つのか、、
    みんなと仲良くなってくれると良いなぁ😌💕 https://t.co/U6YiN8ZZje

    — ほしこ☺︎🌸3y🌼1y (@kirakirahoshi_c) August 26, 2022


    これからもすべての赤ちゃんとママとパパにとって、離乳食との素敵な出会いがありますように。

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    自分のSNS連載後にninaruポッケさんでも掲載いただきました。




     
     
    「愛おしいを、えがく」日常の中の瑞々しい気持ちを表現したいと思って水彩画を描いています。

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