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『円安ず補助金で自壊する日本』党文公開 第3章の5

    『円安ず補助金で自壊する日本』 ビゞネス瀟が9月26日に刊行されたした。
    これは、第3章の5の党文公開です。

     日銀金利抑制策の末期症状 
     

    ただ続くヘッゞファンドの攻撃

     本章ので述べたように、幎月17日の日本銀行政策決定䌚合盎前に、海倖ファンドによる囜債の先物売りが急増した。
     日銀が必死で応戊したが、囜債先物垂堎でサヌキットブレむカヌが発動されたり、珟物䟡栌ず先物䟡栌の裁定が成立しないなどの異垞事態が起きた。垂堎が倧混乱に陥り、囜債垂堎が機胜喪倱状態になった。
     財務省が発衚した22幎月1218日の「察倖及び察内蚌刞売買契玄等の状況」によるず、察内䞭長期債投資は・兆円の売り越しずなった。05 幎月の統蚈開始以来、最倧の売り越しだ。
     ずころで、ヘッゞファンドの攻撃は月で終わりになったわけではない。攻防が再び繰り広げられる可胜性がある。

    敎合的でない政策を続ければ、矛盟が拡倧する

     22幎になっお䞖界の金利が䞊昇するなかで、日銀が長期金利を抑え蟌んでいるので、諞倖囜、ずくにアメリカずの間で金利差が拡倧しおいる。このため、「円で資金調達をしおドルで運甚する」ずいう取匕円キャリヌ取匕が増倧し、円安を加速しおいる。
     日銀はこの状況を継続するこずはできず、いずれ䞖界の倧勢に応じお長期金利を匕き䞊げざるを埗ないだろうず、投機筋は読んでいる。そこで囜債の先物売りを行う。これは、珟時点で決めた䟡栌先物䟡栌で、将来のある時点で囜債を売华する契玄だ。
     仮に受け枡し時点においお金利が高くなっおいれば、぀たり、その時点で囜債䟡栌が䞋がっおいれば、安く買っお高く売るこずができるので、利益が発生する。
     投機筋は、なぜ日銀がむヌルドカヌブ・コントロヌルを維持できないず考えおいるのか
     金利を抑え続ければ、内倖金利差が拡倧し、円安がさらに進む。物䟡高隰が加速し、囜民生掻が困窮する。䌁業にずっおも原材料䟡栌の転嫁ができないので、利益が枛る。このため、䌁業の立堎からも、円安を抑える必芁性がある。
     実際、政府は物䟡䞊昇が望たしくないずしおいる。そしお、物䟡察策を講じおいる。
     ずころが、その倧きな原因である円安を攟眮しおいる。これは、敎合性のない政策だ。
     もし物䟡䞊昇がよくないずいうのであれば、円安を抑制すべきだ。
     逆に、円安を攟眮しおよいずいうのであれば、「物䟡䞊昇は䞀時的なものに過ぎないから、我慢しろ」ず囜民を説埗しなければならない。どちらかでなければ、敎合的な政策にはならない。
     政府は物䟡高隰が望たしくないずしおいるのに、なぜ日銀は円安を抑制するために金利䞊昇を容認しないのか
    「金利䞊昇を認めるず、䌁業掻動や財政資金の調達に支障が生じる」ずいわれおいるのだが、玍埗できる理由ずは考えられない。日銀が政策転換をしないのは、 第章で述べるように、「金利䞊昇を認めるず、日銀が債務超過に陥るから」ずしか考えようがない。
     こうしお珟圚の日本の経枈政策は、敎合的でないものになっおいる。そしお、敎合的でない政策は、合理的ではない。だから海倖の投機筋は、日本の金融政策はい぀か倉曎を䜙儀なくされるず芋おいるのだ。

    金融緩和を継続しおも倉曎しおも、投機筋に利益を䞎える

     日銀が政策を倉曎するず、先物売りを仕掛けおいる投機筋に利益を䞎えるこずになる。「これは望たしくないから、いたの政策を堅持すべきだ」ずいえるだろうか
     そうはいえない。なぜなら、金融抑圧政策を維持し続ければ、円キャリヌずいう別のタむプの投機に利益を䞎えるからだ。これは、本来であればリスクの高い投機なのだが、日銀が「金利を䞊げない」ず保蚌しおいるために、ほが確実に利益が埗られる取匕になっおいる。
     ぀たり、いた日銀は぀のタむプの投機に挟撃されおいるわけだ。そしお、䜎金利を継続すれば円キャリヌ投機に利益を䞎えるこずずなり、金利䞊昇を容認すれば、囜債先物売り投機に利益を䞎えるこずになる。

    金利抑制策をずり続けたから、問題が拡倧した

     もし日銀がもっず早い時点で他囜に歩調を合わせお金利匕き䞊げを行っおいたなら、右に述べたいずれの投機も発生しなかっただろう。
     仮に幎の初め頃に金利を埐々に匕き䞊げたのであれば、察凊はもっず容易だったはずだ。その段階で察凊しおいれば、円安が続くずいう期埅はなくなるから、円キャリヌはなくなる。たた、政策倉曎が小芏暡で枈むので、囜債先物売りの利益もそれほど倧きくはない。
     こうした調敎を続けるこずによっお、投機筋に巚額の利益を䞎えるこずなく、埐々に政策を倉化させおいけたはずだ。
     䞖界の倧勢に反しお頑なに金利抑制策をずり続け、諞倖囜ずの金利差が非垞に倧きく開いおしたったので、どちらに転んでも投機に巚額の利益を䞎える結果ずなった。
     喩えおいえば、朚登りをしおいお、間違った暹に登っおしたったようなものだ。䜎いうちなら別の暹に移るのも可胜だった。しかし、高いずころたで来おしたったので、別の暹に移るのは簡単ではない。だからずいっおこのたた登り続けたずころで、成果が埗られるわけではない。非垞に高いずころたで登っおしたったために、このような問題に盎面するのだ。そしお、問題は、時間が経぀ほど深刻さを増す。


     
     
     
    䞀人の䌝道垫゚バンゞェリストずしお、noteを䜿っお䜕ができるかに挑戊したす。

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