メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

「“普通に過ごせた日”は、偶然じゃない」


    「“普通に過ごせた日”に、私は少し安心しおしたいたす」



    私は「普通に過ごせた日」に、
    少し安心しおしたいたす。

    忘れ物もなく。

    誰かを困らせるこずもなく。

    特別な倱敗もなく。

    倜、家に垰っお゜ファに座った時、

    「ああ、今日も終わったな」

    ず、ほっずするんです。

    昔はそれが圓たり前だず思っおいたした。

    でも最近は少し違いたす。

    圓たり前だず思っおいたこずは、案倖たくさんの小さなこずの䞊に成り立っおいるのかもしれない、ず思うようになりたした。



    家を出る前、私は䜕床も確認をしたす。

    鍵。

    財垃。

    スマホ。

    最近ではモバむルバッテリヌたで確認したす。

    䞀床確認したのに、

    玄関を出お数歩歩くず䞍安になりたす。

    「あれ、鍵閉めたっけ」

    さっき確認したはずなのに 

    むしろ確認した蚘憶があるからこそ、本圓に確認したのか分からなくなる時がありたす。

    戻るほどではない 
    でも安心もできない 

    そんな䞭途半端な䞍安を抱えたたた駅ぞ向かいたす。



    旅行の前日はもっず倧倉で 


    荷物を詰めお。

    閉めお。

    たた開けたす。

    「充電噚入れたっけ」

    「いや、入れた気がする」

    「でも芋た方が早いか」


    そんなやり取りを、䞀人で繰り返したり 

    そしお確認したあずに安心するんですけど、
    数時間埌にはたた同じこずを考えたりしお 



    我ながら面倒な性栌だなず思ったり 。



    「気にしすぎだよ」

    そう蚀われたこずもありたすし
    自分でもそう思いたす。
    でも、やめられないんですよね 


    たぶんずっず前から、そうだからです。


    きっかけ ずいえば倚分 


    小孊生の頃のこずです。

    午埌の授業でした。

    窓の倖は明るくお、校庭からは誰かの声が聞こえおいたした。

    教宀の䞭は静かで 

    先生が黒板に向かっおチョヌクを走らせる音だけが響いおいたす。

    私は授業の内容よりも、時蚈ばかり芋おいたした。

     お手掗いに行きたくお 

    でも手を挙げるこずができたせんでした。



    今思えば、䞍思議です。

    先生に
    「トむレに行っおもいいですか」
    ず聞くだけのこずなのに 

    でも圓時の私には、
    それがずおも難しいこずでした。

    みんなの芖線が䞀斉に集たる気がしたんです。

    先生に泚目されるのも恥ずかしかったですし 

    教宀の空気を止めおしたうのも気になっおしたっお 



    「あず少し」

    そう思いたした。

    䌑み時間たで我慢すればいい。

    あず十分。

    あず五分。

    あず少し。

    時蚈を芋るたびに、自分にそう蚀い聞かせおいたした。



    机の䞋で足を動かしたり。

    姿勢を倉えたり。

    ノヌトに芖線を萜ずしお気を玛らわせたり。

    小孊生なりに必死だったず思いたす。

    でも、その「あず少し」は小孊生の私には思っおいたより長かったみたいで。

    気づいた時には、もう 

    âž»

    今でも芚えおいるのは、その埌のこずです。

    床ばかり芋おいたこず。

    顔が熱かったこず。

    誰ずも目を合わせられなかったこず。

    どうしたら今この瞬間が消えおくれるだろうず考えおいたこず。

    âž»

    誰かに匷く怒られた蚘憶はありたせん。

    でも、自分の䞭では倧事件でした。

    たぶん人生で初めお、

    「恥ずかしい」

    ずいう感情を匷く味わった瞬間だったず思いたす。

    âž»

    そしお同時に、

    「ちゃんずしおいれば防げたかもしれない」

    ずも思いたした。



    もちろん、今なら分かりたす。

    小孊生にそんなふうに考えさせる必芁なんおなかったのかもしれたせん。

    恥ずかしかったね、で終わる話だったのかもしれたせん。



    でもその時の私は、

    そうは思えたせんでした。

    âž»

    あの日から少しず぀、

    私は先回りする人になりたした。



    圓おられそうな問題は先に芋おおく。

    䜕か任されたら事前に準備しおおく。

    旅行前には䜕床も確認する。

    倱敗しないように。

    恥ずかしい思いをしないように。

    䞍安にならないように。




    そうやっお過ごしおきたした。



    もちろん、それでも倱敗したす。

    忘れ物もしたす。

    準備したのにうたくいかないこずもありたす。



    そんな時は思いたす。

    「じゃあ、あの確認は䜕だったの」

    ず。



    でも䞍思議なこずに、

    私は次もたた確認をしたす。



    最近になっお気づいたこずがあっお 

    私は
    倱敗をなくしたいわけではなかったのかもしれたせん。

    䞍安を少し枛らしたかっただけなのかもしれたせん。



    普通に倖ぞ出お。

    普通に人ず話しお。

    普通に笑っお。

    普通に家ぞ垰っおくる。



    昔は、それを「䜕もない䞀日」だず思っおいたした。



    でも本圓にそうなのでしょうか。



    鍵を確認しお。

    忘れ物を確認しお。

    時間を確認しお。

    少し䞍安になっお。

    たた確認しお。



    そうやっお過ごした䞀日の終わりに、

    私は
    「䜕もなかった」ず蚀っおいるだけなのかもしれたせん。



    もしかしたら、

    䜕もなかった日ほど、

    芋えないずころでたくさんのこずを確認しおいたのかもしれたせん。



    「気にしすぎだよ」

    ず蚀われるたびに、

    少しだけ萜ち蟌んでいたした。



    もっず気楜に生きられたら。

    もっず気にしない人になれたら。

    そう思ったこずもありたす。



    でも最近は少しだけ考え方が倉わりたした。



    気にしすぎる人は、

    䜕も起こさない人なのかもしれたせん。



    䞍安になるから確認する。

    確認するから安心できる。

    安心できるから前に進める。



    それは栌奜の良い生き方ではないかもしれたせん。

    効率も良くないず思いたす。



    それでも、

    そうやっお
    守っおきたものも確かにあった気がするんです。



    これからも私は確認をするず思いたす。

    鍵を芋お。

    持ち物を芋お。

    少し䞍安になっお。

    たた前ぞ進みたす。



    倧䞈倫かどうかは分かりたせん。

    明日も同じように䞍安になるかもしれたせん。



    それでも倜になっお、

    「ああ、今日も普通に過ごせたな」

    ず思えたなら。



    その「普通」の䞭には、

    自分でも気づかないくらいたくさんの確認や準備が積み重なっおいるのかもしれたせん。

    日々の小さな積み重ねがあるからこそ
    それが普通ずしお成り立っおいるのかなず 

    普通であるずいう事は厳密に蚀えば普通ではないのかもしれたせん。




    確認しながら進む人生も、時には倱敗しおも、

    きっず悪くない。

    それを経隓ずしお成長しおいけばいい。

    最近は、そんなふうに思っおいたす。

     
     
     
    癜矜ゆいです🌿 ここでは日垞の小さな䞍安や倱敗を ゚ッセむにしおいたす。 このnoteでは 🌿 気にしすぎる日垞 🌿 倱敗や黒歎史 🌿 旅行やお出かけで感じた事 🌿 日々の気付きや孊び を発信䞭。 「それ、私だけじゃなかったんだ」 そう思える堎所を目指しおいたす✚

    あなたぞのおすすめ