
【詩】夜明け #置きポエムことばあそび冬
氷の張った通学路
あの子が足をすべらせる
手を伸ばそうとして
ぼくは転んで
あの子はトリプアクセル
霜が降りてる土の上
冬の音楽隊が
ざくざくざくざくと
ワルツを奏でる
最後の葉っぱがゆれながら
最後の風にライティング
仲間のもとへ
仲間のもとへ
澄んだ月がベランダで
あまりにやさしく光るので
あの子はそっと泣いている
いちばん暗いときがきて
いちばん薄い星が
いちばんきれいに
輝いている
そんなことを
あの子に話す
転んだ腕の
あざを撫でながら
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