
更年期の不眠が教えてくれた|50代おひとりさまの朝一番の贅沢
私は朝の散歩が好き。
正確に言うと、
まだ人がほとんど動き出していない時間。

空が少しずつ明るくなっていく頃、
静かな道をゆっくり歩く。
車も人も少なくて、
世界がまだ目を覚ましていないような時間。
この時間の空気は、昼間とは少し違う。
まだひんやりしている空気を、
深く吸い込むと、体の奥まで届く感じがする。
その日によって雲の形も色も違う空。
ただ歩いているだけなのに、
それだけで少し気持ちが整う気がする。
更年期に入ってから、
眠れない夜や、何度も目が覚める朝もある。
そんな日は、無理にもう一度寝ようとするより、
ゴミ出しついでに
外に出て少し歩くようになった。
外の空気を吸って空を見上げると、
不思議と心が少し軽くなる。
余裕がない時は、
空を見上げることがなかった気がする。
誰もいない朝の道を歩きながら、
自然と「あ〜気持ちいい〜」と言ってしまう。
大げさなことは何もないけれど、
この静かな時間が、なんとも気持ちいい。
そして帰って、
お気にいりのコーヒーを淹れる。
私にとって小さなリセットの時間。