4人で話していると、答えはだいたい一つじゃない。新作『それはそれとしまして。』を公開しました
新しい小説を始めました。

タイトルは、『それはそれとしまして。』
略して「それそれ」です。
白石みのり、白石悠真、坂本満、小野寺凛。
この4人が、恋愛だったり、お金だったり、仕事だったり、家族だったり、友情だったり。日常のいろいろな話について、それぞれの立場から好き勝手に言い合います。
キャッチコピーは、
「ひとこと、言わせてくれまいか。」
です。
4人で話すと、だいたい意見が揃わない
『それそれ』は、4人が正解を教えてくれる話ではありません。
同じ出来事を見ても、4人の考え方はそれぞれ違う。誰かが「こうじゃない?」と言えば、別の誰かは違う方向から見る。
なので、ひとつの相談に対して全員で同じ結論へ向かう、という感じではありません。
とはいえ、難しい議論を延々する作品にしたいわけでもなくて、基本は4人の会話や掛け合いを楽しめる日常コメディ寄りの群像劇です。
恋愛の話をしていたはずなのに別の話へ転がったり、本人たちは普通に話しているのに、読んでいる側からすると「そこを見るんだ」となったり。
そうやって4人の違う視点を通ったあとに、読み始めたときとは少し違う見え方をひとつ持って帰れる。
そんな作品を目指しています。
まず3話読むと、だいたい雰囲気が分かります
公開初日は、3話まとめて出しました。
#01は、外から持ち込まれた恋愛の話をきっかけに、4人が登場する回。
#02は、お金と友情が絡む話で、小野寺凛自身も話の中心に入ります。
#03は、そもそも相談がありません。4人の掛け合いが中心のコメディ回です。
この3話を最初に並べたのは、『それそれ』が「恋愛相談に4人が答える作品」だけではないことが分かるようにしたかったからです。
恋愛もやる。でも、お金もやる。仕事も家族も友情もやる。
そして、何か相談が持ち込まれなくても、4人がそこにいれば話は始まります。
たぶん3話まで読むと、この作品がどんな空気なのかはかなり見えやすいと思います。
相談だけじゃなく、4人自身の話も進んでいく
最初は、その回ごとの出来事やテーマから4人を知っていけます。
ただ、ずっと「相談が来る→4人が話す」を繰り返すだけの作品ではありません。
続いていくうちに、4人同士の関係や、それぞれの生活、仕事、恋愛、家族、過去や選択も少しずつ物語の中へ入ってきます。
外から持ち込まれた話について好き勝手に言っていた4人にも、当然それぞれ自分の人生がある。
長く読んでもらえたら、テーマだけではなく、4人自身がどう進んでいくのかも見てもらえる作品になる予定です。
詳しく言うと普通にネタバレになるので、このくらいにしておきます。
ちなみに、かなりAIと一緒に作っています
制作方法もちょっと変わっています。
わたしが企画や方向性、採否を決める。ChatGPTには編集部として長期設計や全体の整合を見てもらい、実際の本文はClaudeが担当しています。
わたし=企画・判断
ChatGPT=編集・長期設計
Claude=本文執筆
AIに丸ごと投げるというより、仕事を役割ごとに分けて作っています。
このへんを話し始めると作品紹介ではなく制作論になるので、今回はここまで。
作り方については、また別の機会に書くかもしれません。
まずは、3話から
『それはそれとしまして。』は、いま最初の3話まで読めます。
恋愛の話があって、お金と友情の話があって、3話目にはもう相談すらありません。最初の3話だけでも、この作品がどこまで振れるのかはかなり見えやすいと思います。
4人で話していると、だいたい答えはひとつになりません。
でも、その中の誰かのひとことが、自分にはなかった見方として残ることはある。
そんな4人です。
まず3話。この4人の空気が合いそうなら、のぞいてみてください。
