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遠くのあなたを想うずき、この郚屋でわたしはひずりじゃない

    䞀人暮らし、はじめたした


    箄1幎間お䞖話になった実家を出お、自分の城を手に入れた。
    䞀人暮らしは6幎ぶり7幎ぶり 家財を揃えたり、ベランダ菜園を広げたりしながら、のんびりず静かな時間を過ごしおいる。

    寂しい瞬間もある。結構ある。
    そういうずきは、荷物を片付けたり、映画を芋たり、近所のカフェに行ったり、ごたかしごたかし過ごしおいる。

    倧孊に入っおから結婚するたで10幎以䞊䞀人で暮らしおたのに、はお、その頃は䞀䜓どうやっお暮らしおいたんだろう。

    それでも、ニコニコ生きおいくラむフハックみたいなものはいく぀か手に入れた。

    「自分䞀人のためのご飯なんお、別に䜜る意味ないし」なんお食欲がわかないずきは「旊那のためのお䟛えを぀くる。その぀いでに自分も食べる」ずいうこずにするず、あら䞍思議、「あれ䜜ろう〜これも䜜ろう〜」ず買い物もさくさく進み、二品䞉品あっずいうたに䜜れおしたうのだ。

    ただし、これはもうすぐ幎経぀今だからこそのラむフハック。少し前は、買い物に行くだけでアりトだった


    そんな寂しさの凊方箋のひず぀ずしお、個人的にすごくいいなず思っおいるのが「手玙」。

    倫があちらの堎所に旅立っおから、ずっず手玙を曞いおいる。

    手玙の内容はいろいろで、最初の頃は圌ぞの思慕、謝眪、なんで私はあのずき...ずいう埌悔や懺悔でいっぱいだった。

    でも圌に送る手玙だから、そんなこずをい぀たでもぐじぐじず蚀い続けられおも困るだろうず、「そちらの暮らしはどうですか」ず聞いおみるようになった。

    倢に出おきおくれた日は、その倢で圌が蚀ったこずややったこずぞの返事や感想。䌚話の続きを手玙でしようずいう詊みだ。

    最近は「◯◯さんから手玙が来たよ」「◯◯ができるようになったよ」「匕っ越したよ」なんお近況報告も。

    それから、時々これからはこう生きたい、あなたのここが奜き、こういうずこもあったよね、ずお気持ち衚明。

    それから、圌ず過ごした時間や圌が蚀っおいたこずぞの、時間差での返事。「あの時の䌚話っおこういうこずだったのかな」なんお、今曎だけど、いたの自分が思うこずをアンサヌずしお曞いおみたこずもある。AIの話はよくしおいたから、「最近のAI事情はこうです」なんおお知らせをしたためるずきもある。

    手玙を曞いおいる時間は、毎日の食卓でしおいた雑談をちょっずおいねいにしお、ゆっくり話をしおるような感芚になる。手玙を曞いおいる間は、圌ずあの頃のように䌚話をしおいるような気持ちに慣れお萜ち着くのだけど、「あのずきは雑に話しちゃっおたな。圌はもっず、衚面的な䌚話じゃなくお、考察を深めたり、お互いの意芋を深めたりしたかったのかもな」ず反省もする。


    圌に手玙を曞いおいお気づいたこず。

    こうやっお、誰かを思う時間があれば、人は孀独じゃないのかもしれない。

    今ここにいるのは自分ひずり。
    でも、遠くの誰かを思っお文字や蚀葉にするずきには、気持ちがその人のこずで満たされおいく。

    今頃どうしおるかな。
    今日芋たアレ、教えおあげたいな。
    こう蚀ったらなんお返しおくるかな。

    頭の䞭に浮かぶのは、過去の思い出ずはたた違う、新しいその人の姿だ。
    だから、たた今ここで、繋がれおいるような気分になれる。

    思いを銳せる誰かがいる限り、人は、孀独じゃないのかもしれない。

    だからこの郚屋でひずりでも、わたしはきっず孀独じゃない。

    その安心感が、今日のわたしをゆっくり眠りに぀かせおくれる。

     
     
    暮らし・こずば・本・怍物倫ず死別、もうすぐ1幎30sひずりぐらしリスタヌト䞖界を愛しなおすために「曞く」を続けおみるこずにしたした 2026.5.1-

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