
優しさには、値札が付いていない。
だからこそ、本物は忘れられない。
優しさは、何かをしてもらった大きさではなくて、
「何も求められなかったこと」に気付いた時、その温度が伝わる。
世の中には、損得で動く優しさもある。
期待が混ざった親切もある。
だからこそ、何も見返りを求めずに差し出された優しさは、
あとになって心に残る。
人は傷ついた経験があるほど、
「何か理由があるんじゃないか」と疑ってしまう。
それでも、本物の優しさは急かさない。
信じなさいとも言わない。
恩を返してとも言わない。
ただ静かに、
「大丈夫だよ」と隣にいてくれる。
そんな優しさに出会えた日は、
人の温かさをひとつ採集できた日なのかもしれない。
今日は、優しさをひとつ拾いました。