
創作大賞2026ファンタジー小説部門に応募しました。
台風が来たり、梅雨入りしたり、なにかと過ごしにくい日々が続きます。
今回は、創作大賞2026のおはなしです。
と、言っても、タイトル以上のことはなく。
先日(もう1か月以上!読めてない本がいっぱいあるのに!!)の文学フリマ東京42で頒布しました「夜空の繕い師」は、TALESでも連載形式で投稿しておりました。
それが、昨日の投稿分で無事全文公開となりました!
せっかく、全文公開にたどりついたわけだし、エントリーしちゃうか……創作大賞2026……!!!
ということで、あらすじと人物紹介を追記し、ファンタジー小説部門にエントリーしております。
少しでも、こういう物語が好きだ、という方に届けばいいな、と思っております。
物理本は高くて…とか、集中力がないから小説読めない…という方は、TALESで読んでいただけると多少は読みやすいかと!!
本作はいわゆる流行りのライトノベルの仲間入りはできない作品ですが、できるだけ心をこめて作ったものなので、応援していただけると嬉しいです。
ちなみに、創作大賞タグを覗いてみたら、「糸を結ぶ/ほどくという役目を持つ人物が国の危機に巻き込まれていく」物語を書かれている方がいて、手を叩いて笑いながら横転しました!!!
せっかくのご縁(?)ですし、同じモチーフを扱うということはご趣味も近いはずという気持ちで、こちらの作品も拝読いたします。人気の作家さんとモチーフ被りって笑うしかないよな。
以下は、TALESに掲載しているあらすじ他、と、序章の神話です。
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「夜空の繕い師」
〈風と布の国〉の姫であるカリナは、謎めいた隣国〈夜と石の国〉ノウランへ嫁ぐことになる。
その輿入れの道中、彼女は夜空に向かって手を伸ばし、舞う、〈繕い師〉という謎の男を見かける。
さらに、嫁いだ先のノウランでは「夜空が落ちる」という凶兆が現れ……。
恋がわからない王妃と、恋に気づいていない王、そして夜空を繕う孤独な男。
糸、風、祈り――人と人とのつながりが、世界を支える力へと変わるとき、
それぞれの在り方もまた、静かに問い直されていく。
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登場人物
◆カリナ
〈風と布の国〉アヤノラの二の娘(妹姫)。歌と踊りと機織りが好きな17歳。家族や友人など愛する人は多いが、たったひとりに胸を焦がす恋がわからない。
◆エルグ
〈夜と石の国〉ノウランの若き王。銀の長髪にすらりとした容姿で、生真面目な物言いをする。ある目的でカリナを妻として迎え入れた。
◆〈繕い師〉
ボロボロのマントにボサボサの髪、ひどく醜い容姿をした小男。長い針を用いて、夜空の下で不思議な舞をしている。
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・糸を紡ぐ手、風に揺れる布、月に照らされた夜空。祈りや歌、舞といった静かな営みの積み重ねに惹かれる方、
・恋愛に限らないつながりを描いた物語が好きな方、
・やさしい世界観の中で深い関係性を味わいたい方
にオススメです。
※本作品は、多様な愛の形を含みます。
現実世界におけるセクシャルマイノリティがことさら特別なものではなく、文化の一部として当たり前に定着している世界の物語です。
だからこそ悩む人も、貫く人も登場します。
その人間模様も物語の要素として受け取っていただきますようお願いします。
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序
むかし、むかし。
世界は光と闇の混沌であった。
長い長い時を経て、光の神は日を、闇の神は月を我が子とし、昼と夜が整った。
やがて地が整い、地上の者は、光の下で働き、闇の中で眠る秩序を得た。
だが、闇の神は夜の静寂に飽いた。昼にせわしく動く地上の者を持つ光を羨んだ。
そして、闇の神は眠る地上の者に手を伸ばすようになった。
彼らは夜に攫われたまま、戻ってこなかった。
そこで光の神は、一枚の布を織りあげた。
闇が地上に手を伸ばすのを遮るほどに大きく、金剛石のような小さな光をちりばめたその布は、
――〈夜空〉と呼ばれた。
「ノウラン神話・序」
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続きはこちらから。
それでは、またのんびり歩んでいきますね。