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Photo bykyatapy

ひとしい闇底


    私、ついにやってしまった。


    あなたを焼き付けていた瞳には、もう残像すら映らない。


    思い出だって手放して、私だけが軽やかに前に進むの。


    あなたは底から私を見ていて。


    完全なる勝利。でも、危ない綱渡り。



    いつか堕ちる日が来たって構わない。



    その時は、地獄で知らんぷり。それが私の強さの証明。


    もうこの場所に花なんて咲かないの。




    でもね、許されるならあなたと真っ暗闇の中、2人っきりでダンスを踊ろう。


    昔、分け合った赤い靴を履いて、ほら。


    そこじゃ、誰も私たちを裁けない。私にだって。



    足を踏んでもご愛嬌。

    最後は2人で倒れて終わるの。


    なんて愛しい終末かしら!



    灰になったら、ようやく一緒ね。




     
     
     

    よう

     
     
    紙と糸で遊ぶ人。 エッセイ、創作を書き、イラストを描きます。手製本に挑戦中。ZINE作りは趣味。 面白いを気軽に。失敗は次の栄養へ。 11/22(日)にはじめてづくりマーケットに出ます。

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