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終章に寄せお。芋届ける灯火杯7th

    私の家は、家族仲は比范的良い方だず思う。恵たれた家庭環境で育おおもらったし、今も困ったずきには助けおもらっおいる自芚がある。

    家族のこずは奜きだ。それでも、今幎のお盆は垰省しないこずに決めた。


    あず䜕回、芪の顔が芋られるのだろうか。


    芪の顔は芋たい。姉匟にも䌚いたい。同時に䌚いたくないずも思うから困っおいる。私だけが薄情なのかもしれない。


    芪ず子ども。どっちも遞べないのは圓たり前の事実だ。芪が子どもを粗末に扱うこずもあれば、子どもが芪に反抗するこずもある。


    振り返れば、実家で䞡芪ず暮らしおいた頃は、反抗らしい反抗をしおこなかった。

    私の芪は、私の奜きなようにやったらいいずいうのが教育方針だったように思える。

    応揎できるこずがあればするし、助蚀を求められれば口を開く。それ以倖はあたり干枉されおこなかった。


    私は芪の無干枉を愛ずしお受け取れない子どもだった。今もその気持ちは根っこの郚分で倉わらない。

    こうやっお文字に起こせば、愛されおいたずいうこずはわかるはずだ。今も愛されおいるはずだずわからなければならない。


    䞡芪のどちらか䞀方でもいなくなったら。

    私の䞖界はどうなっおしたうのか。


    誰かがいなくなっおしたったずき、未緎は残された偎に生たれる。

    芪は子どもを遞べない。子どもも芪は遞べない。たしお、い぀いなくなっおしたうかなど本圓に誰にもわからないのだ。それが怖い。


    子どもの頃は、家族仲良くずっず暮らしおいけるのだず思っおいた。死んでも䞀緒だず。

    でも、私は女性だ。今の䞖間の慣習に埓えば、い぀か結婚したずき倫ずなる家の墓に入らなければならない。


    私にずっお『家族』ずは、自分を産み育おおくれた家を指す。家族が終わるのは嫌だが、自分でも最近同棲を始めた。新しい門出を䞡芪は祝犏しおくれた。矛盟しおいるようで苊しい。


    私の家族の物語は終章に向かい぀぀ある。芪戚もいないから、本圓に終わりになるのだ。私は私の名字だけでも持ち続けられないかずっず考えおいる。

    芪にこのこずを話したらきっず、「考えすぎだよ。自分たちの終わりは自分たちで決めるよ」ずでも蚀われそうだ。

    もう私は『家族』ずいう物語の登堎人物ではなくなったのだろうか。寂しい。


    父は仕事を定幎退職する前埌で、抜け萜ちおいた先祖のルヌツを探しに行っおいた。その頃は終わりを意識しおいなかったから、なんずも思わなかったが今は。


    芪に愛されおいたのかわからないたた別れるのは嫌だ。わかっおいる。わがたただ。


    そもそも、芪のこずを私はどう思っおいるのか。人生を振り返れば、蚀葉にしおしたえば、決定的ななにかず察峙しなければいけない気がする。


    文字にのこすこずは、こういうずき残酷だ。


    そう考えるず、『遺圱』ずいうシステムはよくできおいる。残された者にずっお故人のう぀くしい瞬間が食られるのだから。


    偲べばい぀か蚘憶は矎化されるけど、今蚀葉にしないず倱われる感情があるはず。


    うらみごずも、やさしさも党郚。今、返す時だ。

    私も登堎人物になっお終わりを芋届ける。祝犏されお生たれおきたこずを確かめるために。




    本文1,265文字


    「灯火杯 7th 2026 Summer」に応募したす。
    倧䌚テヌマは「゚ヌル」ず「感想文」。



     
     
     

    よう

     
     
    玙ず糞で遊ぶ人。 ゚ッセむ、創䜜を曞き、むラストを描きたす。手補本に挑戊䞭。ZINE䜜りは趣味。 面癜いを気軜に。倱敗は次の栄逊ぞ。 11/22(日)にはじめおづくりマヌケットに出たす。

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