
「忙しいから本が読めない」と思っていた。
朝起きて、
仕事に行って、
帰ってきて、
パソコンの前に座る。
スキマ時間には記事を書いて、発信して。
以前のわたしは、そんな毎日を送っていました。いつの間にか、それが当たり前になっていたんですよね。
自分がやりたくてやっているので、
苦ではなかったのですが…
ただそんな毎日に、
疲れてしまう時期もありました。
カラダよりも、心のほうがずっと忙しかった。
気になっている本はある。
けど…本棚の前を通るたび、
「時間があったら読もう」
そう思っていました。
でもその時間は、 いつまでたっても来ませんでした。
*
ブックカフェに転職し、仕事にも慣れてきたころ。 少しずつ本が身近に感じられるようになりました。
「あれっ? 本ってこんなに気軽に読めるんだっけ?」
わたしのなかで、 本のイメージが少しずつ変わっていきました。
それなら、 家にある本をまずは読んでみよう。
一冊、また一冊。
そうやって読んでいくうちに、 わたしは重大な勘違いをしていたことに気づいちゃったんです。
それが……
「忙しかったから読めなかったんじゃなく、 読まなかったから忙しいと感じていた。」
少なくとも、 わたしの場合はそうでした。
本を読んでいる時間って、 やることが減るわけじゃないです。
仕事もある。
発信もある。
やりたいこともある。
それでも本を開いているあいだは、ずっと動き続けていた頭がひとつのことを考えていました。
今ここに集中していたんですよね。
さらに追い打ちをかけるように、
「こんな大切なことが書いてあったのに、 なんでわたしは今まで読んでこなかったんだろう…。」
そう感じる一冊にも出会いました。
膝から崩れ落ちそうになりました。
ありがちですが、
「もっと早く読んでいれば……」
後悔とはよく言ったもので。
あとから気づいても、 取り返しがつかないこともあります。
「そんな大げさな」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、
たった一冊。 されど一冊です。
「忙しいから、またあとで」
その"あとで"を待つ前に、 一度だけ本棚を見てみてください。
ビビッとくるタイトルはありますか。
もし見当たらなければ、 こんな探し方もあります。
いま開催されている「SNS推し本大賞2026」には、
「この本、おもしろかった」
「この本を推したい」
と思った一冊が集まっています。
どんなにいい本でも、
好きになるかはその人次第です。
でも入り口は "好き"からじゃなくてもいいんですよね。
誰かの「推し」から知って、 紹介文を読んで、
「ちょっと読んでみようかな」
そこからはじまる一冊もある。
よかったら、
本棚を眺めるような気持ちで のぞいてみてください。
🔻
SNS推し本大賞2026にノミネートされた本たちをのぞいてみる。
ようこ