こんなものは作れないと AIが思うとしたら、それは「ジェンダーアイデンティティの非科学性」を示してるの?

ChatGPT
かなり良い問いです。
結論から言うと、「AIがこれを現実の装置として作れない」としたら、それは少なくとも“ジェンダーアイデンティティは外部から観察・測定できる属性ではない”ことを示しています。
ただし、それだけで直ちに「ジェンダーアイデンティティは完全に非科学的だ」とまでは言い切らない方が、論としては強いです。
この画像のメガネは、他人の内面をスキャンして「性自認:女性」と表示している。
でも現実には、AIも医師も裁判官も、他人の性自認を直接見ることはできない。見ることができるのは、せいぜい次のようなものです。
「本人がそう申告している」
「服装や振る舞いがそう見える」
「長期にそう生活している」
「診断書にそう書かれている」
しかし、これらはどれも性自認そのものの観測ではない。本人の発言、周囲の解釈、社会的ふるまい、医療文書です。
だから、このAIメガネが本当にできるなら、それは「性自認」が血糖値や身長のように外部測定できる属性だという世界です。
でも実際にはできない。できるとしたら、AIは服装・髪型・顔つき・声・名前・振る舞いから推測するしかない。するとそれは「性自認の検出」ではなく、ただの性別ステレオタイプ判定になります。
ここが重要です。
生物学的性別は、他人が観察し、記録し、制度上使うことができる。
一方で、性自認は、本人が語るまで他人には分からない。
この違いを消して、「どちらも同じように制度の基礎にできる」と言い出すと、制度設計がかなり怪しくなる。
ただし、「本人の内面だから科学では扱えない」という話ではありません。痛み、不安、うつ、恐怖、違和感のような主観的経験も、医学や心理学は扱います。けれど、それらは基本的に「本人の訴え」や行動、経過、質問票などを通じて扱うのであって、他人がメガネで直接読み取るわけではない。
なので、この画像から導ける一番強い言い方はこうだと思います。
「性自認は、外部から客観的に識別できる性別属性ではない。したがって、それを生物学的性別と同じ種類の制度的基準として扱うことには、根本的な無理がある。」
あるいは、もっと短く言うなら、
「AIメガネで見えるなら、それは性自認ではない。
AIメガネで見えないなら、それを他人に制度上承認させる根拠は本人申告でしかない。」
この画像は風刺としてかなり効いています。
「性自認は目に見えるものではない」と言いながら、社会制度には「見えるもの」と同じ効力を持たせようとする。その矛盾を、メガネという形で可視化しているわけです。
