
5月病をやり過ごす「心の余白」の作り方
その「ツラさ」は、あなたが頑張った証拠

「なんだか、朝起きるのがツラい…」
「連休前はあんなにやる気あったのに、今はパソコン開くのすらダルい…」
5月も半ばに入り、爽やかな風が吹く一方で、心の中にだけ「どんよりとした霧」が立ち込めているような感覚はありませんか?
いわゆる「5月病」。
それは決して、あなたが怠けているわけでも、気合が足りないわけでもありません。
春からの緊張の糸がふっと緩み、脳と体が「これ以上は無理だよ」とサインを出している、ごく自然な反応なんです。
特に、普段から責任感が強く、仕事や家事を「完璧にこなそう」と頑張っている人ほど、この時期のブレーキは急にかかります。
今日は、そんな重たい心を引きずって歩いているあなたへ、「頑張って乗り越える」のではなく「のらりくらりとやり過ごす」ための、具体的な3つの処方箋をお届けします。
1. 「頑張れない自分」に、あだ名をつける
自分を客観視する「メタ認知」の魔法

まず最初にお伝えしたいのは、「頑張れない自分」を責めるのを、今この瞬間からやめることです。
真面目な人ほど、「あぁ、今日も予定通りに進まなかった」「またスマホをダラダラ見てしまった」と自分を減点してしまいます。しかし、この減点方式こそが5月病を悪化させる最大の原因です。
そこでおすすめなのが、今の自分に少しマヌケなあだ名をつけてしまうこと。
「あ、今は『省エネモードのナマケモノ君』が出てきてるな」
「今日は『お休み中のノートパソコン』だから、処理速度が遅くても仕方ない」
そうやって自分を客観視(メタ認知)するだけで、脳の興奮はすっと収まります。自分を責めるエネルギーを、自分を観察するエネルギーに変換する。
これが「心の余白」を作る第一歩です。
2. 「やらなきゃいけないこと」の8割を捨てる
脳のメモリ不足を解消する仕分け術

5月病の時期は、脳のメモリが極端に少なくなっています。普段なら10できることも、今は2くらいしかできません。
それなのに、私たちは「10」のタスクを詰め込もうとします。入り切らないデータを無理やり押し込もうとすれば、パソコンと同じでフリーズするのは当たり前です。
まずは、メモ帳を広げてください。そして……