
世界がそれを無視するなら
ああ
わたしたち彼らのように
ただ純粋であればよかった
流れる涙をそのままに
自分の欲望に忠実に
痛みを覚えながらも不器用に
その愛を惜しみなく他者へ向けながら
人の目なんて気にせずに
そうすればきっと
すべてのピースが綺麗にはまった
現実はそれを許さず
とても無遠慮にあなたの上に乗っかった
優しい
優しいあなたは
その言葉を飲み込んだ
誰かを傷つけるかもしれないと思って
秩序が壊れてしまうかもしれないと思って
物語のようにハッピーエンドにはならない
あるいは悲しい映画のように
永遠の渇望に足を取られ続けるのか
世界があなたの優しさの上に成り立つなら
そんなのクソくらえと思う
あなたがあの時、飲み込んだ言葉を無視して世界が笑うのなら
そんなのクソくらえと思う
本当の願いを思い出すことは
純粋さに戻ることだ
痛みも涙も怖さも全部ある
清らかで透明で美しいその場所で
あなたの笑顔を見たい