「困ります」と保育園で言われた衝撃の出来事(耳ビジnote部)
食べながら痩せるダイエットの専門家
齋藤好美です。

手元にはもうないが
表紙も取れて
ページの端がこすれて
ちぎれて
ボロボロになった本があった。
『3匹の子ぶた』
という本である。
こぶたの兄弟が
それぞれ家を出て
自分たちの家を作る。
ひとりは藁の家
ひとりは木の家
ひとりはレンガの家
レンガで時間をかけて作った家は
オオカミに吹き飛ばされずに済んで
こぶたたちは食べられなくて良かった、という話。
うちの双子息子たちは
保育園時代、
このお話の絵本が大好きで
何度も、何度も、何度も
寝る前に読んで欲しいと選んで持ってきたのだ。
そして
ある日、保育園で
双子息子たちは
お友達に向かって
ずっと聞いてみたかったことを聞いた。
/
ねぇ、君の家は
何で出来てるの?
レンガのお家?
\
お友達は
困った顔をして
/
え?
レンガのおうちじゃない
\
双子息子たちは驚いて
/
え?
もしかして
木のお家なの?
\
お友達は
もっと困った顔をして
/
え、
木のお家じゃないよ
\
双子の息子たちは
/
えー?!
まさか
藁???
どーしよう
オオカミに食べられるよ!
\
そう言って
2人で泣き出した。
相手のお友達も
オオカミに食べられるなんて
言われ
半泣きになったらしい。
オオカミに食べられる
保育園のお友達も巻き込み
一時騒然となったようだ。
私は、その様子を
想像力があって
微笑ましく
いい話だと思って
保育園の先生からその話を
聞いていたのだが
/
家でどんな話をされているのでしょうか。
困ります。
\
と言われた。
想像力が豊かで
何が困ると言うのかわからないが
きっと騒然とした子どもたちを
なだめたり
落ち着かせたりするのが
大変だったのだろう。
その夜は、
寝る前に
『3匹の子豚』を読み聞かせ、
うちはレンガのお家だから
大丈夫、と言ってあげた。
そして
それから10年以上毎日、
寝る前に本を読み
3人で
たくさんの物語の中で想像し
泣いたり笑ったりしながら
過ごした。
子供たちはもう忘れてしまってるかもしれないけど
私にとっては
大切な大切な思い出の本である。
大切な、といっておきながら
何度も引っ越しているうちに
なくしてしまったけど笑