みかんの皮でつくる、自宅で楽しむ自然な香り【手作りお香】
まだまだ残暑が厳しいですが、朝晩は少し涼しさを感じる日が出てきました。最近は朝夕はベランダに出て風にあたるのが日課になっています。
夏の終わりといえば、そろそろみかんが本格的に出回るようになる季節。
先日さっそくみかんを食べたのですが、皮の香りがとても良かったので取っておき、柑橘のさわやかな香りのするお香を作ってみました。
お香の材料

丁子
安息香
龍脳
桂皮
みかんの皮(陰干しで十分に乾燥させたもの)
お香の原料も4種ほど混ぜてみました。詳しい原料の説明や組み合わせは、また別の記事でしていきたいと思います。
今回の組み合わせで特に重要なのは丁子と桂皮。この2つはスパイスの香りのため、柑橘の香りとの相性も良い印象です。
※丁子はクローブ、桂皮はシナモンの類縁種
鉢の中で軽く混ぜ合わせるだけで、甘くて深い香りが立ちました。
お香制作

粒の大きなものは一度ミルなどで粉砕し、粉末状にしてから他の原料と混ぜ合わせます。残った細かな粒は乳鉢ですりつぶしていきます。
たくさん作るときは手が疲れるので大変ですが、この作業が一番原料の香りを楽しめるタイミングのため、既にリラックス効果があります。笑
それぞれを混ぜ合わせていくと、先ほどの華やかな香りに安息香と龍脳が加わり、お香らしい香りにまとまりました。

最後にお香のつなぎになるタブ粉と少しの水を加え、よく練って成型します。
段ボール等の上で数日ほどしっかり乾燥させれば、お香の完成です。

写真は翌日のものです。スティック状のものはある程度乾燥が進んでいますが、コーン型のものはあと数日ほどかかりそうです。
スティックは水分量が多いと乾燥時に曲がりやすいですが、成型がし辛くなるため塩梅が難しいです。
お香を焚いてみる

香立てにセットして火をつけると、甘みのある柑橘の香りが部屋に広がりました。煙そのものも良い香りでしたが、部屋に残った香りは柑橘の酸味を感じる爽やかなものでした。
普段は白檀(ビャクダン)や沈香(ジンコウ)といった香りのベースとなる原料を入れるのですが、今回はみかんの皮を主役としてお香が作れるのかチャレンジしてみました。
結果大成功だったので、これから冬にかけてまた作ってみたいと思います。
ちなみにみかんの皮を使った原料として「橙皮(トウヒ)」というものも存在します。まだ使ったことが無いので、どんな香りかは分からないのですが、こちらにも今度トライしてみたいです。
