
素材のふるさと。遠くて近い『東京・八丈島』に想いを寄せて。
私たちヨックモックの本店があるのは東京・青山。一方、八丈島も、同じ“東京都”にある島です。地図で見るとずいぶん離れていて、海を越えた先に八丈島があります。そこは、ヨックモックがシリーズで展開している「八丈フルーツレモン」のふるさと。羽田空港から約55分。東京からいちばん近い南国です。
「ヨックモック」と「八丈フルーツレモン」
なぜ、八丈フルーツレモンとのコラボレーションがはじまったのか。それは、とてもシンプルな想いからでした。
東京・青山に本店を置くヨックモックだからこそ、東京の自然の恵みを、ヨックモックらしい、おいしいお菓子に“変身”させて発信したい、驚かせたい、そして笑顔にしたい!・・・そんな想いで商品企画が始まりました。
ヨックモックのお菓子にあう、東京のおいしい素材や名産品を探り、最終的にたどり着いたのが東京・八丈島の「八丈フルーツレモン」でした。

「薫る八丈フルーツレモンのバターサンドクッキー」
現在、ヨックモックでは「南青山ロール 八丈フルーツレモン& クリームチーズ」と「薫る八丈フルーツレモンのバターサンドクッキー」を公式オンラインショップにて販売しています。八丈フルーツレモンの特徴を余すことなく表現した、香り高いスイーツで、生産者のみなさんと協力した地域共創の商品です。
2025年、八丈島が受けた自然災害
2025年10月、2度にわたり台風が八丈島を直撃しました。強い風と雨が島を襲い、家屋倒壊や断水など大きな被害が発生しました。ニュースでその様子を目にしたとき、無力さと同時に、胸が締めつけられる思いがしました…
さらに、ヨックモックがお世話になっている八丈フルーツレモンの畑や施設にも大変な被害をもたらしました。

私たちにとって八丈島は、心を込めて作るお菓子の素材のふるさとであり、おいしいお菓子を届けるために共に力を合わせている大切な場所。台風に見舞われた当初、生産者の方からは「レモンの施設は大小ありますが、ほぼすべて被害を受けていると思われます。今季の八丈フルーツレモンはご要望にお応えできない可能性があります。」と、その状況をご連絡いただきました。
その後、生産者の方からもコメントをいただきました。
台風後、ハウスは倒木で屋根が破れ、扉も曲がるなど大きな被害を受けました。強風で果実は落ち、残った実にも傷がついてしまいました。さらにその後も、20日以上断水が続いたので水を軽トラックで運びながら栽培を続けました。
現在は、応急処置のまま収穫を進めていて、後日修理を行う予定です。果実も、外観に傷はあるものの味は変わりませんので、旬の八丈フルーツレモンをぜひ味わっていただけると嬉しいです。
大変な状況が続く八丈島ですが、そんな中でも八丈フルーツレモンを届けてくださることにとても感謝しています。私たちが遠く離れた東京からできることは限られているものの、ヨックモックができる、お菓子づくりを通して、これからも八丈島とつながり続けたい、と強く思いました。
青山と八丈島、二つの「東京」
青山の街では、行き交う人々やビルの明かりの中で季節がめぐります。一方、八丈島では海と風、そして豊かな自然が日々の暮らしを形づくっています。そんな、まったく異なる景色が流れる、ふたつの東京で、ひとつのお菓子を作り上げるため、八丈フルーツレモンの生産者さんと協力してお菓子づくりを続けてきました。

お菓子は、素材の力なくしては生まれません。遠く離れた八丈島の力が、ヨックモックがお届けする一つひとつのお菓子を支えてくれている。そのことを、あらためて感じています。
以前の八丈島の様子を以前ヨックモック公式noteでも詳しくご紹介させていただきました。こちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです。
遠くても、こころは近くに。ヨックモックが伝えたいこと
台風のニュースを目にしながら、私たちは遠い空の下で、ただ静かに心を寄せ、心ばかりの寄付をお送りすることしかできませんでした。けれど、私たちにできることはあります。それは、八丈レモンを使ったお菓子を、これからもつくり続けることだと思っています。

ヨックモックとして、継続して地域と共創し、八丈島の産業を支えていくこと。そして、八丈島の今を伝え続けていくこと。それが、ヨックモックが果たせる役割だと思っています。『八丈フルーツレモン』シリーズを使ったお菓子を作り届け続けることで、生産者のみなさまと共に歩み、これからも地道に、地域共創の取り組みを続けていきたいと考えています。
八丈フルーツレモンシリーズの商品開発を担当したスタッフも、開発当初から強い思い入れをもって取り組んでおり、
開発担当:実際に八丈島の農園を訪れたとき、完熟した色鮮やかな大きなレモンが鈴なりに連なる姿に、「こんなにすごいレモンがあるんだ…!」と驚きました。さらに、チームの皆、八丈フルーツレモンのお菓子づくりへのワクワクが、一気に広がったことを今でも覚えています。その場でカットしていただいたフレッシュなレモンの味わい…忘れられません。
当時、農家の皆さんから、様々なお話を伺いして、その大切な想いのバトンを繋ぐような気持ちで開発に向き合いました。フレッシュな味わいにお菓子の要素を加える際、レモン本来の良さを損なわないようにすることには苦労しましたが、農家の皆さんにもご試食いただき、魅力をしっかりと引き出す商品になっていると思います。
島のいたるところに台風の爪痕が残る中、「喜んでいる人がいる限り、美味しいレモンを育てたい」という思いで、難しいレモン栽培を続けてくださっていることに心から感謝しています。私たちの商品を通して、これからも八丈フルーツレモンの魅力をより多くの方に届けられたら嬉しいです。
想いを込めてつくり続ける
八丈島の空がまた穏やかに晴れ渡る日を願いながら、今日もヨックモックの工場では、八丈レモンの香りが広がっています。
私たちにできることは、おいしいお菓子をつくり、届け続けること。それだけかもしれません。けれど、その一つひとつのお菓子に込めた想いが、遠く離れた島とを結ぶと信じています。
八丈島の空がまた穏やかに晴れ渡る日を願い、これからも自然の恵みに感謝しながら、お菓子づくりを続けていきます。

ヨックモックの「八丈フルーツレモン」シリーズ
薫る八丈フルーツレモンのバターサンドクッキー
八丈フルーツレモンのコンフィチュールとくちどけ滑らかなバタークリームをあわせた自家製レモンクリームを、バターの香り漂う厚焼きクッキーにたっぷりサンド。
甘酸っぱい八丈フルーツレモンの味わいと香り豊かなバターのハーモニーをお楽しみください。冷蔵庫で冷やして召し上がりいただく、ひんやりしっとりした食感のサンドクッキーです。
南青山ロール 八丈フルーツレモン&クリームチーズ
しっとりふわふわのスフレ生地に、クリームチーズが入ったコクのある滑らかなクリームを敷きつめ、甘酸っぱい味わいの八丈フルーツレモンのジャムをあわせて丁寧に巻き上げました。
八丈フルーツレモンのおいしさを最大限楽しんでいただけるよう、果汁・果皮など八丈フルーツレモンを余すことなくジャムにして使用しています。八丈フルーツレモンの甘酸っぱく爽やかな味わいを、思う存分ご堪能ください。
(おわり)
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