メインコンテンツへスキップ
見出し画像

”想いを丁寧に包む”ヨックモックのギフト包装

    包装紙を開く瞬間って、
    子どもの頃は「何が入っているんだろう?」とウキウキしたり、
    大人になった今は「どんな気持ちで選んでくれたんだろう」と想像したり…。
    ほんのり心があたたかくなりませんか?
    プレゼントをもらう小さなときめきは、大人になっても変わらない気がします。

    そんなギフトならではの特別な時間に寄り添うために、ヨックモックでは”包む”という文化を大切にしてきました。ひとつひとつの工程に込めた想いと工夫を、お話します。

    日本のラッピング文化のはじまり

     日本のラッピング文化は、飛鳥~奈良時代にさかのぼり、正倉院に残された包み布がその始まりとされています。その後、私たちに親しみのある「風呂敷」という言葉が使われるようになったのは江戸時代からとのことです ※1。

    このように、時代ごとに形を変えつつ受け継がれてきた「包む」文化が、いまの日本の包装文化にも息づいているように感じます。
    また、「包装」という言葉を見ると
    「包」はつつむ・守る
    「装」は飾る・整える

    という意味を持っており、漢字の由来からも、贈りものを大切に守りながら美しく整えるという、日本ならではの“包む文化”が根づいていることが分かりますよね。

    ブランドのこだわり

    ヨックモックは贈り物の定番として、長年お菓子をお届けしてきました。おいしさを追及することはもちろん、お客様の贈る瞬間まで寄り添い、贈答の美しさと心遣いを大切にしています。贈りものが人と人とをつなぐ時間になるように、そんなヨックモックのこだわりをご紹介します。

    画像

    ヨックモックの定番であるシガールはとっても繊細。そんなお菓子を詰めている缶は見た目の重厚感やデザイン性だけでなく、配送時の揺れや衝撃からお菓子を守るための工夫でもあります。缶の中に緩衝材を詰めるといった対策はもちろん、詰め方やお菓子の仕様に問題がないかを、配送・落下・振動テスト等を繰り返し行いながら確認し、安心してお届けできる形を追求しています。

    画像

    気持ちを届ける最後の仕上げとして、ヨックモックは包装にもこだわってきました。なかでも特徴的なのは、途中止めのシールを使わない包み方。受け取る方が包装紙をひらく瞬間まで心地よく感じていただきたいという思いから、開封時に見える裏面の一か所にだけシールを使うことで、お客様の開封の手間や時間を省けるよう工夫をしています。

    実際の包装の様子がこちら

    このように途中でシール止めをしないぶん、包装紙はズレやすく、かなりの技術が求められます。 その技術を身につけるまでには、地道な練習と時間が欠かせませんが、「お客様のことを最優先に」という思いから、この包み方に統一しています。
     
    私もコーディネイターとして店頭に立っていた頃、毎日練習を重ねていました。紙がズレやすいポイントを何度も繰り返し確認してようやく包めるようになっても、商品によってサイズの異なる包装紙を使うため、その都度、紙の扱い方を身に着けていく必要があり、かなりの時間がかかりました…。
     
    お客様の包装を初めて任せていただいた日のことは、今でもよく覚えています。大切な方への贈り物を彩るお手伝いができたことになんだか誇りを感じました。

    必要なひと手間を惜しまない。その姿勢こそが、私たちの大切にしている包装へのこだわりです。

    画像

    また、この包み方にすることで包装紙が傷みにくいため、きれいなまま残して再利用してくださるお客様もいらっしゃいます。お菓子自体は食べれば無くなってしまいますが、缶や包装紙を取っておくことでギフトの思い出が形として残れば—そんなブランドとしての願いも込められています。

    画像

    現在店頭でご提案しているクリーム色の包装紙は、どんなシーンにも馴染みやすい、控えめで上品なデザイン。その他にも、季節やイベントに合わせて限定デザインをご用意していることもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

    画像
    ハロウィン仕様
    画像
    母の日仕様

    近年はお客様をお待たせせずに商品をお渡しできるよう機械包装にも力を入れています。店頭では手包み、包装済み商品の両方が並ぶ場合がありますが、コーディネイターはいつでもご要望に応じて手包みできる状態でお客様をお迎えしておりますので、ぜひお声がけくださいね。

    お客様に寄り添ったギフト選び

    店頭では、お客様に「どんな相手に贈るのか」「どんなシーンなのか」といったお話を伺うことがあります。こうした会話から、その方にとっての一番ふさわしい包装を一緒に考えることを大切にしています。

    先日、お客様からいただいたお声の中にも、その姿勢を象徴するご感想がありました。

    画像

    「恋人のご実家へ、初めて贈り物をするんです。どんな形でお渡しすべきか不安で…」
    少し緊張した面持ちで、そんなご相談をいただきました。
    コーディネイターは、お相手との関係性や当日のシーンを伺いながら、お客様の気持ちに寄り添うようにお話を進めました。

    「のしやリボンをつけると少し改まった印象になりすぎるかもしれませんね。リボンをお付けするのも素敵ですが…今回は華やかなクリスマス包装だけの方がやさしい雰囲気でお渡しできると思いますよ。」
    そんな提案に、お客様もほっと表情がゆるみ、その形でお選びくださいました。

    後日、「商品から包装まで真摯に相談に乗ってくださりありがとうございました。丁寧な接客とても嬉しかったです」と温かいお言葉を頂戴しました。

    お客様からいただいたお声はしっかり私たちに届いており、日々の励みになっています。たくさん寄せられるあたたかいお言葉、本当にありがとうございます。

    今回ご紹介したのはほんの一例ですが、こういった風にお客様に合わせた提案を心掛けていますので、もしギフト選びに迷われた際は、お気軽にコーディネイターにお声がけください。心をこめて、お手伝いさせていただきます。

    海外店舗での包装はどうしている?

    画像

    実は海外のヨックモック店舗でも、日本と同じ包装で提供しています。日本のスタイルをそのまま再現しているのは、商品だけでなくブランドの想いまで届けたいという考えが根底にあるから。

    国内で大切にしている「おもてなし」や、日本の包装文化にある”想いを丁寧に包む”という背景を共有したうえで、海外でもギフトブランドとして気持ちを込めてお届けしてほしい。そうした思いから、海外店舗でも日本の包装を取り入れています。

    現地の様子について、海外担当社員に聞いてみました。

    編集部:海外店舗ならではの接客の工夫などはありますか?

    海外担当:海外への展開だからといって、日本と同じ接客で統一する必要はないと思っています。大切にしたいのは、「気持ちよく買い物していただきたい」「満足して帰ってほしい」という、おもてなしの根っこにある姿勢です。

    国やお客様によって心地よい接客スタイルは少しずつ異なるので、「日本人にとってのおもてなし」を押し付けすぎないよう気をつけています。ブランドの上品さや高級感が保たれる範囲であれば、細かな部分は現地のスタッフに任せています。

    画像

    編集部:なるほど。おもてなしの根っこを共有しているからこそ、現地の接客にも馴染むんですね。包装の受け止め方にもやはり文化の差はあるのでしょうか?

    海外担当:日本らしさやおもてなしの文化として、好意的に受け止められています。
    ”想いを丁寧に包む”という考え方がそのまま共感されているというよりは、どちらかというと「日本らしいおもてなしの表れ」として受け止められているのではないかと思います。包装という行為自体に象徴的な意味合いがあるのは日本特有のような気がしますね。

    国や地域が違っても、「美しい贈り物を届けたい」という想いは同じで、日本の繊細な包装が海外のお客様にも喜んでいただけているのは、私たちにとっても大きな励みになっています。

    ヨックモックで贈り物

    画像

    お菓子を選ぶ時間から包装を開く瞬間まで、その一つひとつが相手を想うギフト体験だと私たちは考えています。そこに込められた想いこそが、心を込めた贈り物の本質ではないでしょうか?

    もちろん根底にあるのはお菓子そのもののおいしさ。
    そこに、贈り物を守る缶や、気持ちをそっと添える包装が重なることで、手に取った方の心に少しでもあたたかな余韻が残れば嬉しい。そう願いながら、私たちはこれからも“想いを丁寧に包む”という文化を大切に、ヨックモックらしい贈り物の形をご提案し続けていきたいと思っています。

    【参考文献】
    ※1 深澤 琴絵・ 植田 憲・ 朴 燦一・宮崎 清・ 樋口 孝之(2007)
    「飛鳥から平安時代における「包み」の文化 : 「風呂敷」の語源とその前  史 」J-STAGE掲載論文, 54 巻 4 号, 47-56
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssdj/54/4/54_KJ00004806238/_article/-char/ja/

    (おわり)

    ■ヨックモックの商品情報、最新情報等、詳しくはこちら
    ・ホームページ      https://www.yokumoku.co.jp/
    ・オンラインショップ  https://www.yokumoku.jp/
    ・公式Instagram      https://www.instagram.com/yokumoku_jp/
    ・公式X          https://twitter.com/yokumoku_jp


    この記事が参加している募集

     
     
    「シガール」を代表商品とするクッキーブランド🍪 ヨックモックの公式noteです。 クッキーにまつわるストーリー、社員やパートナーの想いをお届けします。

    あなたへのおすすめ