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Photo byekakinonakagawa

わんぱくセット、とは何なのか。

    牛タンのねぎしへ行った。

    「5種盛りわんぱくセット」を注文。

    白たん+赤たん+牛ロース+味噌ポーク+豚旨辛焼き、の5種類が乗ったセット。

    ほぼ1切れずつの為、そんなに量は多くない。
    美味しくいただき、店を後にした。

    …

    以前もこのメニューを頼もうと思ったが、多少ためらいがあり、他のメニューを注文。

    なぜ、ためらったのか?

    それは、「わんぱくセット」というネーミングゆえである。

    わんぱく。

    わんぱくと聞いて、みなさんはどんなイメージが浮かぶだろうか?

    私は、「やんちゃな男児」のイメージがある。

    そういえば、やんちゃボーイとやんちゃガールが登場する歌があった。

    ちなみに歌詞を調べたら、
    やんちゃボーイではなく「やんちゃ坊主」だった。

    あれ、そうなんだ。
    坊主とガールは並列なんだ。
    まあ、それはどうでもいいか。

    つまり「やんちゃな男児」のイメージがあり、注文をためらったのだ。


    わんぱく。

    そもそも、どんな意味なんだろう?

    「やんちゃ」と近い意味を持つ気がする。

    「やんちゃしてますねぇ」
    というのは、悪ぶったアピールをする人を揶揄する言葉?

    「わんぱくしてますねぇ」は、聞いたことがない。

    やっぱり分からない。
    調べてみる。

    わん‐ぱく【腕白】
    読み方:わんぱく[名・形動]《「かんぱく(関白)」の音変化か。「腕白」は当て字》

    子ども、特に男の子が言うことをきかず、暴れ回ったり、いたずらをしたりすること。また、そういう子どもや、そのさま。
    「—な子」「—盛り」「—坊主」

    ほほう。

    「わんぱくセット」
    を食べたが、もちろん暴れ回ったり、いたずらはしていない。
    マナーを守って楽しく食事をした。

    白たん+赤たん+牛ロース+味噌ポーク+豚旨辛焼き、の5種類が乗ったセット。
    なぜこれが、わんぱくなのだろう?

    書いていて、気がついた。

    わんぱくなのは、食べる人ではない。
    わんぱくなのは、肉たちなのだ。

    白たん。
    赤たん。
    牛ロース。
    味噌ポーク。
    豚旨辛焼。

    豚や牛。
    彼らなら、暴れ回った経験はあるだろう。
    そして暴れ回った末、ねぎしに来てくれたのかもしれない。

    そうか。
    そうだったのか。

    「わんぱくセット」というネーミングが勝手に自分向けのそれだと思いこみ、注文をためらっていたことを恥ずかしく思った。

    暴れ回った結果、わんぱくセットという姿になって、私のもとにやってきてくれたのである。

    もう、感謝しかない。

    なぜねぎしの中の人は、こんなネーミングにしたんだろう?と一瞬でも思った自分が恥ずかしい。

    わんぱくセット、残さず美味しくいただきました。

    ねぎしに来てくれた牛、豚たち。


    わんぱくでいてくれて、ありがとう。
    わんぱくセットになってくれて、ありがとう。


     
     
    本と調理家電が好きな2児の母/kindle本を書いてます。 総量の0.6%の笑いを添えたり添えなかったりして、淡々と書き連ねるnote。Amazonアソシエイト参加中。スキを押すと名探偵コナンの名言出ます。

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