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爽やかな夏のような空だった。

    すっかり冷え込んだ冬の朝。波は穏やかだ。
    海岸の端のほうでは毛嵐が立っている。

    カメラを片手に、波打ち際をゆっくりと歩く。最近買った長靴が防寒用ではなかった。水につけたままにしていると、痛いほどに冷えてくる。アウトドア用の厚手の靴下も歯が立たない。
    それでも少し足を止めてみる。長靴を包み込むように水が流れていく。
    柔らかな砂の感触が心地いい。

    この日は海鳥が群れで飛んでいた。
    時折場所を変えながら、餌をとっているようだ。
    波と海鳥の声を聞きながら、砂浜を端から端まで何度も往復した。

    昼も近くなると、飛んでいる海鳥も少なくなって、ぷかぷかと浮かぶ海鳥が増えてきた。
    せっかくなのでと、波と組み合わせて海鳥の群れを撮影していると、遊ぶように1羽の海鳥が近づいてきて帆翔し始めた。

    少し強い海風に乗って、夏のように爽やかな冬の空を漂っていた。

    海鳥が爽やかな夏のような空に漂っている


    1羽の海鳥が青空を舞っている画像


    海鳥の群れが青空を舞っている画像


    この海鳥をあとから調べてみるとウミネコだったらしい。
    鳴き声がミャーミャーと猫のように聞こえるのが名前の由来とのこと。


     
     
    自然風景写真家 | 岡山県在住 | 1990年生まれ | "ゆっくりと穏やかに自然の中で過ごす" | 作品の紹介や活動の様子、エッセイなどを書いています。作品はInstagramで日々公開中。

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