家庭で楽しむ麻辣湯レンジ麻辣湯火を使わず、香りだけ火で差す
<もうブームの過熱もすごすぎる。しかし、邪道かしら>
一 企画の趣旨
家庭向けの麻辣湯レシピを、単なる作り方の羅列ではなく、「火が一括で担っていた仕事を分解し、道具ごとに割り当て直す」という一つの考え方で貫いた読み物としてまとめる。実践は誰でもすぐ作れる水準に保ちつつ、その背後にある調理の考え方を別冊に逃がすことで、料理本としての軽さと、読み物としての奥行きを両立させる。
中心命題は一つに絞る――本体の加熱は電子レンジに任せ、香りだけを、熱した油で作った「醤」として最後に差す。この一点を、本編は手順として、別冊は理屈として、それぞれの角度から支える。
二 全体構成(三部)
三つの成果物に分ける。実践だけを読みたい人は本編で完結し、考え方に関心のある人は別冊へ進める。