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これがスタバのカップだったら良かったのかな?|『のみものにっき』試し読み

9/13(日)の文学フリマ大阪14で、『のみものにっき』という本を出します。
のみもののことばかり書いた日記です。全22篇。

表紙はシラセミチさんにお願いしました。

そのうちの「はじめに」と1篇を、まるごと置いておきます。

はじめに

「のみものが好きです」と言うと、いろいろなリアクションが返ってくるのが不思議。面白いですねとか、その発想はなかったですとか、私も好きですとか。

のみものってね、いいんですよ。
本当はのみものの良さをつらつら書こうと思ったけれど、それではこの作品を書いた意味がない。ぜひ目を通してもらって、私ののみものへの愛を感じていただけたらと思う。

恥じらいの右手

しまった。新幹線で飲むために、家からノンアル飲料を持ってこればよかった……。

最寄り駅まで夫にお見送りしてもらいながら、気づいてしまった。やらかし。

じゃあ、駅で買う?と夫に言われ、駅の売店で龍馬ビールを買った。レモンの方は飲んだことあったけど、普通の方は初めて。

でもね、冷静に考えたらね、買うの今じゃなかった。絶対に新幹線に乗る直前に買うべきだった。温くなるし、電車に揺られて泡だらけになる予感しかない。

ということでその場でプシュッと缶を開けてもらい、片手に持って地下鉄に乗った。

人は少ないけれど、やや恥ずかしかった。朝の7時半、祝日。手には缶の飲み物。ビールの文字。一応、ノンアルだけど。

朝から我慢できずに飲み始めちゃった人じゃない!? というか、マナー違反??
これがスタバのカップだったら良かったのかな? どこに境界線があるのだろう、だってこれはお酒じゃないし。スタバのカップも完全に蓋がされてなくてこぼれる可能性があるのは缶と同じだ。でも、ノンアルビール缶は、なんだか許されない感じがある。

結局新大阪に着くまでちびちび飲みながら移動した。味は、去年の秋に飲んだサントリーのザ・ベゼルズに近い感じだった。


『のみものにっき』
9/13(日) 文学フリマ大阪14 す-35

大阪まで来られない方へ。
通販やお取り扱い書店については、こちらのnoteとXにて告知するので、お待ちください。

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