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あなたは特別じゃない。「生きてる価値がない」と自分を責めてしまう夜に。

    「私は誰の役にも立っていないんじゃないか?」
    「誰にも必要とされていないんじゃないか?」

    だから、

    「生きてる価値がないんじゃないか?」

    そんな風に思ってしまう時はないでしょうか。

    私はあるんです……。

    特に、私は双極性障害という病気を患っているので、何度もうつ症状を経験しています。そして、これからも辛いうつ症状を繰り返す可能性がかなり高い状態にあります。

    うつ病などに伴って現れる症状、つまり、気分の落ち込みや無気力感などのことを、「抑うつ症状」と言います。

    そういうとき、私の場合、そして多くの人に典型的に発生するのが、最初に書いたような「私には生きている価値がない」という思いです。

    これはかなりしんどいものなんですよね。

    自分のことを責めてしまって

    そんな風に責めている自分も嫌になって

    考えるのに疲れて

    何もできなくなって

    そしてまた、自分を責めてしまう。

    ネガティブなスパイラル。

    でも……そんな時、「自分は特別じゃない」ということが、救いになる時があります。

    「あなたはふつうの人ですよ」って、ちょっとつまらない言葉かもしれません。でも、これには大きな意味があります。

    例えば、私たちが歩いているとき、すれ違う人に「生きている価値がない」なんて思いませんよね。

    抑うつ症状がきつい時だって、「世界が終わればいいのに」などと思っていたとしても、すれ違う人全員の不幸を願ったりしません。

    むしろ、生きていて、人のために働いたり、日々を精いっぱい生きている人はすごく眩しくて。自分と比べてキラキラして見えたりするんです。

    (私の場合です)

    「人は生きていていい。存在しているだけで、価値がある」

    そういう考えが、病気の時、消え失せているわけではないんです。
    大抵の場合、他の人のことは大切だと思っています。

    でも、それを自分に向けられなくなる。

    ……なぜなんでしょうか?

    一つの答えは、
    自分を「特別扱いしているから」
    ということなのかもしれません。

    特別、劣っている。
    特別、価値がない。
    特別、意味のない存在。

    そう思ってしまっている。

    でも、そんなはず、ないですよね。

    私たちは、どんな人であっても、自分が置かれた環境で必死に生きようとしています。

    生きて、幸せになり、できれば他の人や、社会の役に立ちたいと思っています。

    実際には寝ていることしかできないとしても、それは今、自分にできる精いっぱいが、そういう状況だっていうだけなんですよ。

    そんな人が、どうして、特別に「価値がない」のでしょうか……

    そんなはずありません。

    私たちは、特別じゃない。

    ただ他の人と同じように、日々を必死に「生きよう」と頑張っている。
    だから、他の人と同じように、私たちにも「生きる価値」があるんです。

    そういう考え方が、辛い自分を救ってくれることがあります。

    これを読んでくれたあなたも、もし「私には価値がない」って自分を責めそうになったら、これを思い出してみてください。

    私たちは特別じゃない。

    他のみんなと同じ。


    ただ、自分なりの状況で、必死に生きようとしている。

    あなたが少しでも自分自身に優しく、いたわりながら、これからの人生を生きていけますように。

    最後までお読みくださり、ありがとうございました。


    #YeKu #メンタルヘルス #双極性障害 #うつ病 #自己肯定感 #生きづらさ #エッセイ

     
     
     
    「知る」ことは優しさ。不登校/双極症の経験を持つひきこもりのITエンジニアが、生きづらさを抱えるあなたへ「それでもきっと、大丈夫」のヒントを3年間、毎日発信しています。病気でも、不登校でも、ひきこもりでも。きっと、私たちそれぞれの「だいじょうぶ」を見つけられる。(毎日19時更新)

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