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【詊論「人工知胜抂念はい぀から存圚したずいえそうか」5パス目】さよならアノマロカリス、こんにちは魚類

    以䞋の投皿では䞋蚘四段階技術革新(Four-stage Innovation)史芳の倧源流ずしお「韓非子」第49線「五蠹」を挙げたした。

    • 数秘術垫や魔術垫の時代(むタリア・ルネサンス期~è¿‘äž–)

    • 倧数孊者や倧物理孊者の時代(倧航海時代~1848幎革呜の頃)

    • 統蚈孊者ず母集団掚定の時代(産業革呜時代~珟代)

    • 機械孊習ず意味分垃論の時代(第二次䞖界倧戊期~珟圚)

    しかしながら、実は実はここで韓非(玀元前280幎? - 玀元前233幎)が立脚したディスクヌル自䜓は叀代地䞭海文明由来のものかもしれたせん。それでは順番に芋おいきたしょう。

    「準安定段階(metastable)持続」を巡る詊行錯誀

    叀代地䞭海文明ず䞭華王朝の文化亀流を物語る最倧の歎史的痕跡、それは䞖界の䞀郚地域では今日なお珟圹の「印章(ハンコ)」文化だったりしたす。

    叀代メ゜ポタミア: 玀元前5500幎頃に、今日の印章の起源ずなる「印」が創り出されたした。壮倧な叀代文明を築いたメ゜ポタミアの人々が石や粘土、貝殻などを玠材ずしお個々の「印」を圫り、自らの蚌ずしお甚いたのです。圓時の人々は「印」には神聖な力が宿るず信じ、これを穀物や織物など倧切な所有物に抌し、護守の封印ずしたのです。そのかたちは、圓初はスタンプ圢匏でしたが、やがお円筒状(シリンダヌ型)のものが登堎しおきたす。その連続した印圱に氞遠の神聖な力を感じ取ったのかもしれたせん。これを発明したのはシュメヌル人で、幎代的には玀元前3300幎頃ずいわれおいたす。ここには魚や獣などから囜王や神話たで倚圩な内容が描かれおいたす。円筒印章は次第にかたちを倉えお、暜圢ずなり、穎をあけお金・銀線を通し、指にはめるようになりたす。これが、指茪印章のはじたりではないかず考えられおいたす。

    玀元前幎の゚ヌゲ文明: 歎史䞊初の海掋文明を生み出し栄えた゚ヌゲ文明でも「印」が甚いられおいたす。玀元前3000幎頃の初期のものはピラミッド圢や円錐圢でした。印材には今日ず同じように象牙が甚いられ、凍石も䜿われたした。䞭期(玀元前2700幎玀元前1600幎)には䞉皜圢や四皜圢のものが登堎しおきたす。玀元前1600幎以降の埌期を迎えるず、圫刻の技術もさらに高たり、氎晶を印材に甚いるようになりたす。描かれた内容は、初期・䞭期は象圢文字が䞻流でしたが、やがお動物、魚、舞螊、神々など絵画的で耇雑粟緻な絵柄が珟れおきたす。衚珟もきわめお自由奔攟で、芞術的な芖点から芋れば、叀代メ゜ポタミアやシュメヌル人たちが創り出した印に優るずも劣らない高氎準に達しおいたした。玀元前の時代から印章は神聖なものであるず同時に、際立぀芞術品ず芋なされおいたこずを、これらの印によっお掚枬するこずができたす。

    ギリシャ・ロヌマの矎の印: 玀元前䞖玀の頃のギリシャ・ロヌマ䞖界では、甲虫をかたち取った背䞭の䞞い「印」が広く甚いられおいたした。はじめは神々の姿をモチヌフにしたもが倚く芋られたすが、次第にギリシャ・ロヌマならではの感性や矎意識を反映した゚ロス(ギリシャ神話の愛の神)やアフロディア(゚ロスの母神ず恋愛の神)なども出珟しおきたす。これらの印はむンタリオず称され、貎石などに陰刻で描かれおいたした。やがお、ロヌマ時代になるずカメオず呌ばれる陜刻も倚甚されるようになりたす。その倚くは装食ずしおの意味合いが匷く、圓時の名工たちによっお数倚くの䜜品が創り出されたした。むンタリオもカメオも共に際立぀芞術性を誇り、そのごの䞖界の「印」の文化に倧きな圱響を䞎えおいきたす。ギリシャ・ロヌマ文明は印章においおも叀代文明のひず぀の頂点にあったずいえるのではないでしょうか。

    叀代䞭囜の印綬: 叀代䞭囜で「印」が歎史䞊に登堎するのは、玀元前11䞖玀の殷の時代です。倧小の銅印が぀くられ、神聖なものずしお厇められたした。官印の他に私印も生たれおいたす。挢の時代になるず粘土で封印した䞊に抌す圢匏の印も甚いられるようになっおいきたす。たた、この時代に印制が発達し、印すための「印」ではなく、地䜍や暩力の象城ずしおの「印」が誕生したす。これを象城するのが日本に莈られた「挢委奎囜王(カンノワノナノコクオり)」の金印です。これらの印は文面の他に材質や印に付けられた玐(綬)の色にたで现やかな決たりがあり、それぞれ䜍や犄(俞絊)を衚しおいたした。ちなみに、印綬ずは印それ自䜓だけでな玐も含めたものを意味しおいたす。これらは、「挢委奎囜王」の金印が瀺すように、䞭囜囜内だけでなく異民族の倖臣(埓属する囜々の王など)にも莈られおいたした。卑匥呌の金印も同様であったず考えられおいたす。

    䞊掲「䞖界のはんこ」

    おや゚ヌゲ文明(玀元前3000幎~玀元前1200幎)から叀代ギリシャ商人の台頭の台頭する玀元前7侖简~玀元前5䞖玀にかけお奇劙な空隙がありたすね。

    この隙間を埋めるのが「玀元前1200幎のカタストロフ)」以降台頭し、地䞭海沿岞を党面的に芆う商圏を構築したフェニキア商人の芇暩期ずなりたす。

    カンブリア爆発期(箄5億4200䞇幎前~5億3000䞇幎前)に入るず突劂ずしお「芖芚」「芖芚情報を凊理する脊髄」「前埌䞊䞋巊右ぞの玠早い移動を可胜ずする運動期間」の3点セットを備えた巊右盞称動物(Bilateria)が珟れ、極めお緩慢な動䜜しかずれない攟射盞称動物(Radiata)を圧倒する勢いで地球を闊歩する様になった。

    しかしながら、この倉化が生んだ「生物史䞊初の癟獣の王」アノマロカリスに぀いおは、以䞋の様な悲劇的最埌を遂げたずいう説もあったりする。
    Wikipedia「アノマロカリス」

    ①圓時ずしおは砎栌の、党長1mにも達する化石が発芋されおいる。もしかしたら簡単に捕食出来る「䞍甚心な皮」を食い尜くしお淘汰し぀぀その身䜓を巚倧化させたものの、結果ずしお硬い殻や棘や毒などで防埡したり、泥の䞭などに朜む「甚心深い皮」だけが残り、そういう状況に適応出来ず逓死同然の絶滅を䜙儀なくされたのではあるたいか。

    ②アノマロカリスは原始的節足動物の䞀皮だが、次に珟れた「癟獣の王」は魚類の先祖で感芚噚官や運動噚官や「叞什塔ずしおの脳」を発達させ぀぀倚皮倚様化し、その末裔ずしお我々人類が珟れる。
    魚の歎史『魚はどういう進化をしおきたのか』

    ③䞊掲「魚の歎史」サむトによれば魚類は発祥圓初泳ぐのがあたり埗意でなく、カンブリア倧爆発から8000䞇幎埌の4億6000幎頃の芇者は10~20幎を掛けお䜓長5mを越す倧きさに育぀(むカやタコの先祖)オりムガむ(鞚鵡螺、Nautilus)であったずいう。生存の為に(陞ず海の挟間などで塩分濃床が䞀定しおいない)汜氎域ぞず逃れ、「既存生物の82%が死亡した」ずいわれるデボン期(4億800䞇幎前~3億6000䞇幎前)埌期の倧量絶滅によっお海棲甲殻生物の芇暩が終わるず、海に戻る魚類ずさらに陞の奥に進む䞡生類が分岐。
    wikipedia「オりムガむ」
    wikipedia「汜氎域」
    ペルム玀の倧量絶滅に続きデボン玀の倧量絶滅も倧芏暡火山掻動が原因 初めおの陞䞊怍生厩壊ず倧芏暡火山掻動の同時性を実蚌

    さらには、かかる生物進化史に「玀元前1200幎のカタストロフ」の経緯を重ねる向きたであったりする。
    Wikipedia「玀元前1200幎のカタストロフ」

    ①叀代オリり゚ント䞖界を動かした最倧の技術革新は、戊車の䌝来。
    【甚語集】ヒク゜スがもたらした戊車、ヒッタむトがもたらした車茪

    ②最初(埌にミタンニを建囜する)フルリ人がザクロス山脈の向こう偎から持ち蟌んでアッシリア商人をアナトリア半島から远い出すのに甚いたが、やがお倧量生産䜓制を敎えた倧囜、すなわち新゚ゞプト王朝やヒッタむト垝囜に圧倒されおしたう。新゚ゞプト王朝からの遠埁軍がミタンニ連合軍を砎った「メキドの戊い(玀元前15侖简)」の蚘録に「900台以䞊の戊車を鹵獲した」なる蚘述がある。圓時の戊車動員数は、既にその芏暡に到達しおいたずいう蚳である。
    【甚語集】「ハルマゲドンの語源」メギドの戊い(玀元前1457幎

    ③呚蟺諞囜ぞの略奪遠埁の繰り返しによっお急成長を遂げた新゚ゞプト王朝ずヒッタむト垝囜だったが揃っおほが同時期に成長限界を迎える。かくしお、぀いにお互いくらいしか襲う獲物が無くなった䞡者が激突したのが「カデシュの戊い(玀元前1286幎)」で、この戊いには新゚ゞプト王朝偎が玄2000台。ヒッタむト偎が玄3500台の戊車を投入したず蚘録されおいる。結局、決着は着かず「䞖界最初の平和条玄」が締結される。
    【甚語集】「倩䞋分け目の戊い」カデシュの戊い(玀元前1286幎頃)

    ④こうした歎史的経緯から、今日では「玀元前1000幎のカタストロフ」圓時「海の民」に焌かれたヒッタむト垝囜や諞郜垂は既に芋る圱もなく衰退しおいたず考えられる様になった。
    【甚語集】ヒッタむトずは䜕だったのか
    【甚語集】「青銅噚時代の叀代亀易郜垂」りガリットの興亡
    【甚語集】青銅時代の叀代郜垂アララハ ず鉄噚時代の枯湟郜垂アル・ミナ

    ⑀叀代メ゜ポタミア文明圏においおは、この埌再び新アッシリア垝囜(玀元前744幎~玀元前609幎)が台頭するも、前蜍を螏む展開を経お成長限界に到達しお同様に滅んでいる。
    【甚語集】「新アッシリア垝囜」の興亡

    地䞭海文明圏が巚倧倚民族垝囜を比范的安定的に運甚する事が可胜ずなったのは(新アッシリア垝囜に跡圢もなく滅がし尜くされた)゚ラムの地より興ったアケメネス朝ペルシャ(玀元前550幎~玀元前330幎)以降ずなる(さよなら「アノマロカリスの時代」、こんにちは「魚類の時代」)。
    【「諞抂念の迷宮」甚語集】゚ラム人ずは䞀䜓䜕者だったのか

    そしお、かかる統治技術遺産はマケドニア王アレクサンドロスの東方遠埁(玀元前334幎~玀元前323幎)ずヘレニズム時代(玀元前323幎~玀元前30幎)を経お垝政ロヌマ(玀元前27幎~1453幎)ぞず継承される展開を迎えたずも。
    マケドニア王アレクサンドロスの東方遠埁
    Wikipedia「ヘレニズム (Hellenism)」
    Wikipedia「ロヌマ垝囜(Imperium Romanum)」

    䞊掲「数理的こがれ話パス目」芁玄
    • 玀元前7䞖玀から玀元前5䞖玀にかけお黒海ず東地䞭海の沿岞商圏をギリシャ商人に奪われたフェニキア商人であったが、西地䞭海沿岞郚における芇暩自䜓は玀元前146幎にカルタゎがロヌマ軍に滅がされるたで続く。

    • しかし同時にフェニキア商人の考案したフェニキア文字や「陞のフェニキア人」アラム人の考案したアラム文字、ギリシャ人が考案したギリシャ文字などの普及が「印章の時代」を終わらせた事実もたた動かない。
      印章の歎史

    玀元前千幎頃フェニキア人が各囜ずの暙準文字ずしおアルファベットを案出し普及したす。

    オリ゚ントの囜々は粘土、矊皮、パピルス、繊維などの䞊にフェニキア文字を蚘しおスタンプ印章で抌印するようになり円筒印章は姿を消したす。

    フェニキア文字はギリシャ文字やラテン語ずしお䌝承されたす。

    䞊掲「印章の歎史」

    ナりクラティスで芋぀かったギリシア文字は発生期の特に初期のものであるこずが刀明しおいる。陶噚に曞かれた銘には、むオニア方蚀、コリントス方蚀、ミロス島方蚀、レスボス島方蚀などの最叀の蚘述があった。フェニキア文字からの倉化の過皋にあるものもあり、特に興味深い。玄1䞖玀埌に確立された珟代のギリシア文字の圢ずの比范から、ギリシア文字がどのように成立し広たっお行ったかを知る資料ずなっおいる。

    䞊掲【甚語集】「叀代゚ゞプト王朝におけるドヌリア人商圏の亀易拠点」ナりクラティス

    科孊教育番組「コスモス(COSMOS)」を監修し、その叞䌚圹も務めた倩文孊者カヌル・セむガンは番組の䞭で「進化は時間ず死によっお織りなされる」ず述べたしたが、たさにその景色。

    こうした「(神があらかじめ蚈画的に甚意したずは到底思えない詊行錯誀の繰り返しが生み出す)準安定段階(metastable)の持続(およびその可胜な限りの延長)」に぀いお、ノヌバヌト・りィヌナヌ「サむバネティクス(1948幎初版、1961幎远補)」は「(分子を分類しお気枩調節する)マックスりェルの魔」を匕き合いに出しおこう述べおいたす。

    マクスりェルの魔によっお提起された問題に぀いおは、それに察し解答を埗るよりもそれを反駁する方が簡単である。こんな生き物たたは機構の可胜性を吊定するこずほど容易な事はない。実際、厳密な意味でのマクスりェルの魔は平衡状態にある系には決しお存圚し埗ない事がわかっおいる。しかし頭からこの事を受け入れおしたっお論蚌しようずしないならば、゚ントロピヌや、物理孊的・化孊的・生物孊的に可胜な系に぀いお䟡倀あるこずを孊ぶ機䌚を逞するこずになろう。

    すべおの盞互䜜甚は厳密にいっお゚ネルギヌを含むものであっお、統蚈的平均にある系は、゚ントロピヌに関しおも、゚ネルギヌにしおも平衡の状態にある。長時間のあいだには、マクスりェルの魔はそれ自身呚囲の枩床に察応する䞍芏則な運動をするこずになっお、ラむプニッツが圌のモナドのあるものに぀いお述べたように、魔はこの䞍芏則運動から小さいがたくさんの圱響を受けお遂には“目たい”を起こし、はっきりした知芚で掻動出来なくなっおしたう。こうしおそれはマクスりェルの魔ずしお掻動しなくなっおしたう。

    しかし魔が動かなくたでにはかなり長い時間があり、この時間は盞圓ひき぀づくので、この魔の掻動基盀を準安定状態(metastable)いっおよい。準安定状態にある魔が実際には存圚しないず考えるべき理由は存圚しない。実際酵玠は準安定状態にあるマックスりェルの魔ずいっおよく、これは早い粒子ず遅い粒子ずを区別するかわりに、おそらく䜕かこれに盞圓する操䜜によっお、゚ントロピヌを枛少させるのであろう。生䜓ずくに人間自身もこの考え方で芋る事が出来よう。酵玠や生䜓は確かにどちらも準安定な状態にある。酵玠の安定な状態ずは効目のなくなる事であり、たた生䜓の安定な状態は死ぬ事である。党おの觊媒はしたいには効かなくなっおしたう。觊媒は反応速床を倉えるものであっお、真の平衡状態を倉えるものではない。しかし觊媒も人間もどちらも、十分はっきりした準安定状態をも぀ので、これらは比范的恒久性のある状態ず考えおよいほどである。

    ノヌバヌト・りィヌナヌ「サむバネティクス」

    すなわち、

    • 情報理論においおは、䟋えばここに1枚のコむンがあるずしお、投げた時に衚(Head)か裏(Tail)が出る確率がそれぞれ12\frac{1}{2}の時、投げお出目が衚か裏か確定した段階を゚ントロピヌ(平均情報量)=0(0%)、投げる前あるいは空䞭でコむンが回転しおいる状態で、出目が衚か裏か党く分からない状態を゚ントロピヌ1(100%)ず考える。

    ゚ントロピヌ(平均情報量)f(p)=−plog⁡p−(1−p)log⁡(1−p)゚ントロピヌ(平均情報量)f(p)=-p \log p - (1-p) \log (1-p)

    出目が裏(p=0)の時、f(p)=−0log⁡20−(1−0)log⁡2(1−0)出目が裏(p=0)の時、f(p)=-0 \log_2 0 - (1-0) \log_2 (1-0)

    =0−0=0=0-0=0

    出目が衚(p=1)の時、f(p)=−1log⁡21−(1−1)log⁡2(1−1)出目が衚(p=1)の時、f(p)=-1 \log_2 1 - (1-1) \log_2 (1-1)

    =0−0log⁡20=0−0=0=0 - 0 \log_2 0=0-0=0

    出目が分からない(p=12)時、f(p)=−12log⁡212−(1−12)log⁡2(1−12)出目が分からない(p=\frac{1}{2})時、f(p)=-\frac{1}{2} \log_2 \frac{1}{2} - (1-\frac{1}{2}) \log_2 (1-\frac{1}{2})

    =−12log⁡212−12log⁡212=−12(−1)−12(−1)=12+12=1=-\frac{1}{2} \log_2 \frac{1}{2} - \frac{1}{2} \log_2 \frac{1}{2}=-\frac{1}{2}(-1)-\frac{1}{2}(-1)=\frac{1}{2}+\frac{1}{2}=1

    画像
    ゚ントロピヌ(平均情報量)掚移衚
    • 䞊掲のマクスりェルの魔の話ず重ねるず①出目が衚か裏か完党に確定した情報゚ントロピヌ0の状態が「真の平衡状態(もうこれ以䞊の倉化はもう起こらない)」。②それに察し「準平衡状態」は䞀応、過皋ずしおは「投げる前あるいは空䞭でコむンが回転しおいる状態」から含むが「芳察ず予枬こそマクスりェルの魔の本領」ず考えるず、接地しお跳ね回っおる(最終的な出目が揺らいでいる)状況こそが本番ずも芋お取れる。

    • 機械孊習アルゎリズムもたた、ここでいうマクスりェルの魔同様「芳察ず予枬こそが本領」なのであっお「出目が確定した(これ以䞊倉化が起こらない)情報゚ントロピヌ0固定の状態」においおも「状況が玔粋に確率論的にしか予枬䞍可胜な(情報゚ントロピヌを䞋げる手段が存圚しない)情報゚ントロピヌ1固定の状態」においおも出番がない。

    • かかる「ゞレンマ」を思わぬ圢で解決したのが定䜏堎所を探しお遊泳する幌生期にのみ脊玢を備えるホダで、芁するに「定䜏=情報゚ントロピヌ0状態ぞの到達」ず考えお以降の芳察ず予枬をすっぱりやめおしたう。䞀方、神経现胞が党身に分散しおいるクラゲやむ゜ギンチャクの堎合、内臓感芚の延長線䞊で感芚噚官からの入力に埓っお党身の筋肉を操っおいる。ちなみに人間の消化噚官にも同皋床以䞊の神経が匵り巡らされおおり、盞応の「知性」や孊習胜力を備えおいる事が明らかになっおいる。

    こうした状況制玄䞋、人類ずいうより生物はキメラをデザむンし続ける異色カヌドゲヌム「クァヌクス(Quirks、ツクダホビヌ版1983幎、サンセットゲヌムズ版2006幎)」の様な「適者生存ゲヌム」を戊っおいるず総括するず色々しっくりくる様なんです

    しかしながら人類の進化には①自らの身䜓でなく技術を進化させる。②䞀床開発された技術は、以降の䞖代に「自明の堎合の前提」ずしお継承される、ずいう特城があるので冒頭に掲げた「韓非子」第49線「五蠹」における以䞋の章句の様な状況が出来するずいう次第。

    今有搆朚鑜燧斌倏后氏之䞖者必為鯀、犹笑矣。有決瀆斌殷、呚之䞖者必為湯、歊笑矣。然則今有矎堯、舜、湯、歊、犹之道斌當今之䞖者必為新聖笑矣。是以聖人䞍期脩叀䞍法垞可論䞖之事因為之備。

    「韓非子」第49線「五蠹」原文

    今もし倏后氏の䞖倏王朝に、巣を組み、朚ず朚をすり合わせお火をおこす人があったずすれば、必ず鯀・犹に笑われるであろう。殷・呚の䞖に、川の堀を切る人があったずすれば、必ず湯王・歊王に笑われるであろう。しおみれば圓今の䞖に、尭・舜・湯・歊・犹の道を耒めたたえる人があるずすれば、必ず新しい聖人に笑われるであろう。されば聖人は必ずしも叀えに埪おうずはせず、䞀定䞍倉の道に法ずろうずはしない。圓䞖のこずを論じお、それの備えをする。

    本田枈「韓非子」 党珟代語蚳

    そしお「人はパンのみにお生くるにあらず」の郚分における生存戊略

    さお前段で抜出した「謎の海掋民族」フェニキア商人ですが 独自の神話や啓兞を線纂した叀代ギリシャ人やヘブラむ民族ず異なりたずたったアむデンティティの拠り所を持たず、それが郜垂囜家やそれから囜家芏暡に発達したカルタゎ倱陥ず共に消倱を䜙儀なくされた䞻芁因の䞀぀ず目されおいたす。

    数少ない自己蚀及䟋がフェニキアの歎史家゚りれビオスの「犏音の準備」に匕甚され䌝存するフェニキア宗教史「ヘレンニオス・ビロヌン断片集(玀元埌1侖简)」ずなる蚳ですが、そこでの蚘述がキリスト教成立埌「ポ゚ニ人(フェミキア人)が䌝統的にギリシャ人の様な汎神論者でなかった蚌拠」ずしお匕甚されおいる点に泚意が必芁です。
    ヘレンニオス・ビロヌン断片集

    そうカルタゎ故地(珟チュニゞア)は、同じくロヌマ軍によっお滅がされた叀代ギリシャ郜垂囜家コリントス故地同様に(囜際貿易商や解攟奎隷の流入を経お)初期キリスト教の䞭心地ずしお埩興し、䞖玀には「(䞖界を支配する最高の地䜍は叞教の暩嚁ず皇垝の暩力であり、䞡暩力は䞊立・補完しあうものであるが、叞教の暩嚁がより䞊䜍にあるずした)䞡剣論」提唱によっお歎史にその名を残したロヌマ教皇カリビアのゲラシりス1侖(Gelasius I,圚䜍492幎~496幎)たで茩出しおいるのです。

    それでは、いよいよ「ヘレンニオス・ビロヌン断片集」本文に進みたす。

    圌の䞻匵では、コルピアスずいう颚ず劻のバアりこれを圌は「倜」ず翻蚳しおいるからアむオヌンずプロヌトゎノスずが生たれた。圌らは死すべき者たちで、そのように呌ばれおいた。そしお、アむオヌンの方は、暹朚から埗られる食べ物を発芋した。圌らから生たれた者たちは、ゲノスずゲネアず呌ばれ、ポむニキアに䜏んだ。

    (äž­ç•¥)

    続いお圌の䞻匵では、アむオヌンずプロヌトゎノスずの子ゲノスから、さらに死すべき子どもたちが生たれた。圌らの名前は、ポヌス〔光〕、ピュル〔火〕、プロクス〔炎〕である。これらの者たちは圌の䞻匵では暹朚をこすりあわせるこずで火を発明し、その䜿甚法を教えた。そしおこれらの者たちは、倧きさず目立぀点で圧倒的な息子たちを産んだ。その〔息子たち〕の名前は、圌らが支配した山々に〔その名前ずしお〕付けられ、その結果、圌らにちなんで、カッシオン、リバノス、アンティリバノス、ブラテュず呌ばれた。この者たちから圌の䞻匵ではサメヌムルゥモス — ヒュプスゥラニオス〔至高倩〕ずもいう — ず、りゥ゜ヌオスずが生たれた。しかし圌の䞻匵では圌らは母芪の名を名乗った。圓時の女たちは、出䌚った盞手ず気たたに亀わったからである。

    (äž­ç•¥)

    ヒュプスゥラニオスはテュロスに居䜏し、アシずむグサずパピュロスから小屋を぀くるこずを思い぀いた。しかし、兄匟りゥ゜ヌオスず争った。この〔りゥ゜ヌオス〕は、獣 — これを集める力を圌は持っおいた — の皮から身䜓の芆いを初めお発明した者である。猛烈な雷雚や颚が起こったずきは、テュロスにある暹朚をこすりあわせお火を起こし、それらの玠材を燃えあがらせた。たた、りゥ゜ヌオスは暹をずっお、枝を払い、海に乗り出すこずを敢行した最初の者である。そこで、「ピュル〔火〕」ず「プネりマ〔気息〕」に぀の暙柱を捧げ、瀌拝し、自分が狩猟した獣の血をこれに朅頂した。そしお、圌らが呜終したずき、埌に残った者たちは、圌の䞻匵では、圌らに笏杖をささげ、くだんの暙柱を瀌拝し、幎々、圌らのために祝祭を執り行った。

    さお、久しい時が経お埌、ヒュプスゥラニオスの子孫から、釣りず猟の発明者たちであるアグレりスずハリ゚りスが生たれた。猟垫(a)greuth/j)ずか持垫(a(lieu~j)ず呌ばれたのは、圌らにちなんでである。この者たちから生たれたのが、鉄の発明者ず、その〔鉄の〕制䜜者である人の兄匟である。このうちのひずりクゥ゜ヌルの方は、蚀論ず呪文ず占いを修行した。この者がヘヌパむストスにほかならず、釣り針ず逌ず釣り糞ず筏をも発明し、党人類のなかで初めお航海した者である。だからこそ、死埌、圌を神ずしお人びずは厇拝した。たた、圌はれりス・メむリキオスずも呌ばれた。ある人々の䞻匵では、圌の兄匟たちは焌き煉瓊によっお城壁を぀くるこずを思い぀いたずいう。

    その埌、圌らの皮族から人の若者が生たれ、そのうちのひずりはテクニテヌス〔技術者〕ず呌ばれた。もうひずりはゲヌむノス・アりトクトヌン。これらの者たちは、焌く煉瓊の泥に藁屑を混ぜ合わせ、これを倪陜で干すこずを思い぀いた。いやそればかりか、屋根をも発明した。この者たちから別の者たちが生たれ、そのうちのひずりはアグロスず呌ばれ、もうひずりは、アグロスの半神あるいはアグロテヌスず〔呌ばれた〕。この者には、厇拝された倧きな像も、軛によっお運ばれる神殿もポむニキアにある。ずりわけビュブロス人たちの間では、神々のなかの最倧の神ず名づけられおいる。

    たたこの者たちは、家屋に䞭庭ず垣囲いず穎蔵を取り぀けるこずを思い぀いた。この者たちから蟲倫たち(agrotai)ず猟垫(kynegoi)が生たれた。しかしこの者たちは、アレヌタむやティタネスずも呌ばれた。この者たちの血を匕くのがアミュノスずマゎスで、村萜や畜矀を発明・教瀺した。この者たちから生たれたのがミ゜ヌルずシュデュク、すなわち、「解きやすさ」ず「正しさ」である。この者たちが塩の甚法を発明した。

    ミ゜ヌルの血を匕くのがタアりトスで、これは最初の字母の曞き方を発明したのだが、圌のこずをアむギュプトス人たちはトヌりト、アレクサンドレむア人たちはトヌト、ヘッラス人たちはヘルメヌスず呌んだ。

    他方、シュデュクからは、ディオスクゥロむずかカベむロむずかコリュバンテスずかサモトラむケスが〔生たれた〕。この者たちは圌の䞻匵では舟を発明した最初の者である。この者たちからは別の者たちも生たれ、これらが野菜や咬み傷の治療法や呪文を発明した。この者たちの時代に生たれたのが、ヒュプシストス〔至高者〕ず呌ばれるヘリりゥンなる者ず、ベヌルゥトず蚀われる女である。圌らはビュブロスあたりに定䜏した。

    䞊掲「ヘレンニオス・ピロヌン 断片集」
    • これに続いお「倩ず枟名された」りゥラノスず「倧地ず枟名された」その効ゲヌが結婚しお「鉄から鎌ず槍をこしらえビュブロスを建蚭した」クロノスが生たれ、父王を远攟しお最高神に成り䞊がるが、その過皋は(りガリットで発掘され、ヘヌシオドス「神統蚘(Theogony,玀元前700幎頃)」ず内容が重耇する)クルマビ神話(玀元前14-13䞖玀頃、ヒッタむトの蚀葉で粘土板に刻たれおいたがフルリ語からの翻蚳ずも)ず内容が重耇するので省略する。

    • おそらく珟著者゚りれビオスが蚌明しようずしたのは「フェニキア人の神々は叀代ギリシャの神々の様に汎神論由来でなく、か぀お実圚した文化英雄が神栌化されたもの」ずいった内容なのだが、その郚分はいかにも苊しく埌䞖の我々にずっおは正盎蚀っおどうでも良い(圓時なりのキリスト教孊に関わる郚分)。むしろ興味深いのは「息子が父王を倒しお最高神ずなる物語」が代を経るごずに積局しおいく展開で、叀代ギリシャ神話における「りラヌスを倒したクロノスがさらにれりスに倒される二重構造」に泚目し、圓時の王䜍継承認識をさらに掘り䞋げたのが英囜人瀟䌚人類孊者フレヌザヌの手になる「金枝篇(The Golden Bough,1890幎~1936幎)」ずなる。そしお䞀芋無関係そうに芋える「韓非子」第49線「五蠹」もたた「(儒家の様に)先王の事瞟ばかり有り難がる守旧掟」ぞの痛撃を狙ったずいう点では、同じディスクヌルに含められなくもない。

    • こう考えれば(「詩経」や「黄垝四経」ず教逊を共有する)「韓非子」第49線「五蠹」の冒頭郚ず䞊掲の「ヘレンニオス・ビロヌン断片集」からの匕甚も「文化英雄の名前ず功瞟を歎する叀拙な神話ディスクヌルの共有」に぀いお「䜕らかの原型が(印章文化やピラミッド匏墳墓を構築する建築様匏ず同時に)叀代オリ゚ント文明圏から叀代䞭華文明圏に䌝わった」ず考えるべきか「(人間の発想には限床があるので)同時倚発的に珟れた」ず考えうべきかなんお些事に過ぎないずいう結論に至る。

    西呚の初期(玀元前11侖简)から東呚の初期(玀元前7侖简)の頃に䜜られた詩が収録されおおり、特に呚の東遷前埌のものが倚いずされおいる。原䜜者は、男・女、蟲民・貎族・兵士・猟垫ずいった幅広い人々である。ギリシアのホメヌロス『むヌリアス』『オデュッセむア』ず䞊ぶ成立時期の叀さであり、特に個人・集団の叙情詩ずしおは䞖界最叀のものであるずいえる。

    もずは口承で䌝播しおいたが、春秋時代前期に曞きずめられお成曞化したずされる。『詩経』に収められた䜜品のうち䞋限を瀺すものずしお挙げられるのは、囜颚・秊颚の「黄鳥」であり、これは玀元前621幎の秊の穆公の葬儀を歌ったものずされおいる。これらの詩は呚代から春秋時代にかけお音楜にのせお歌い継がれ、地域を超えお広く䌝播しおいた。

    䞊掲Wikipedia「詩経」

    著者は題名通り黄垝に仮蚗されおいる。実際の䜜者は䞍詳で、成立幎代・成立地域に぀いおも諞説ある。長らく䜚曞ずなっおいたが、1973幎出土の銬王堆垛曞の䞭に本曞ず掚定される曞物が発芋された。

    それによれば䞻な内容は道家ず法家が混ざった政治哲孊・法哲孊黄老思想・刑名思想・道法思想だが、墚家的な尚同尚賢思想、兵家思想、数術的な陰陜刑埳思想、倩人盞関思想、道や倩に関する宇宙論、黄垝ずその臣䞋や蚩尀に関する䞭囜神話の芁玠も含む。

    䞊掲Wikipedia「黄垝四経」

    文化英雄ずいうず土曜日(Saturday)や土星(Saturn)の由来ずなったロヌマの蟲耕神サヌトゥルヌス(Sāturnus)を思い出したすね。

    • クロノスず同䞀芖され、れりスに王䜍を奪われた埌に(土着神ダヌヌスに招聘されお)むタリアを蚪れおカピトヌリヌヌスの䞘に郜垂を䜜りサヌトゥルニアず呌んだ。

    • 人々に蟲業やブドりの朚の剪定を教え、法を発垃しお黄金時代を築いた。

    ロヌマ人はそもそも゚トルリア人の近傍に発祥しおいる䞊、フェニキア人やギリシャ人の怍民郜垂建蚭合戊に巻き蟌たれる圢で自然に文明化したので「文化英雄の名前ず功瞟を歎する叀拙な神話ディスクヌル」から出発する必芁性も「アむデンティティ暹立の為に先王を吊定する必然性」も感じる事がなかったのでしょう。

    本来ぱトルリアの神。圌を祀る神殿は、カピトヌリヌヌスの䞘のカピトヌリりムぞの道路䞊にあった。

    圌の祝祭はサヌトゥルナヌリア(Sāturnālia)ず呌ばれ、毎幎12月17日から7日間執り行われた。その間は、奎隷にも特別の自由が蚱された。様々な莈り物が亀換されたり、蝋燭が灯され、あらゆる愉快な遊びが行われた。これが埌のクリスマスの原型だずも蚀われおいる。

    䞊掲Wikipedia「サヌトゥルヌス」
    • 「アむデンティティ暹立の為に先王を吊定する必然性」 考えおみたらこのプロセス自䜓は党く別の圢でちゃんずロヌマ史の䞭に存圚しおいた。王政から共和政に掚移するタむミングで発生する゚ピ゜ヌド、シェヌクスピアの長線詩(1594幎)で有名な「ルヌクリヌス凌蟱」の堎面 

    その代わりロヌマは垝政開始埌、王統が亀代する郜床䞻神も入れ替わる混乱を経隓し、最終的にはキリスト教を囜教に定める決断を䞋す事になりたす。ケルト民族やゲルマン民族もこの蟺りではかなり耇雑な展開を重ねたすが、それに぀いお觊れるず長くなるのでたた別投皿にお。

    おやおや ただの生存戊略でなく(機械孊習論的アルゎリズムの手に䜙る)「人はパンのみにお生くるにあらず」の郚分での生存戊略に぀いおたで話が広がっおしたった様なんです しかもどうやらそちらの䞖界芳にもそちらの䞖界芳なりの(機械孊習論的アルゎリズムでいう「䞀通りの質問にハルシネヌションを起こさず答えられる孊習レベル」に該圓する様な)準安定段階が存圚する様だ

    話がそこたで進んだずころで以䞋続報 

     
     
    名乗るほどでもないむンタヌネットず路䞊の芳察者。

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