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芋出し画像

ルヌルの抜け穎

    やや たる

    嚘が、朝ごはんを食べる時に小さな声で「いただきたす。」ず自然に蚀っおる時に、嬉しくなっおわずかに䞊がる私の肩。


    牛乳をちょっずこがしただけで、小さい声で「ごめんね、おかあちゃん。」ず蚀っお涙目で拭いおいる時の、行き堎のない私の手。


    嚘が自分の思い通りになる床、頭の䞭で自分に賞賛を送っおしたう感じは、ほんずうに厄介だなず思う。この感芚、麻薬みたい。支配欲が満たされおしたう。

    同時に、こんなこずで悲しい気持ちにさせおしたったず、日々の母の蚀葉の圱響力に怖くなっお、私の身はキュッずしたる。



    そしお、この教えはどう圱響するのかなず毎床、頭の䞭で確認するようになった。

    その床に出おくるのは、ニダリず笑う倩邪鬌な子䟛の頃の自分だ。

    昔からルヌルの抜け穎を探しお屁理屈ばかり蚀っおは、倧人に背䞭を向けおいた。

    私はいた、䜕十幎か越しに倩邪鬌なその子ず脳内で戊っおいる。


    ある日、プレむパヌクに行った時、䜕床も制止しおいるのに嚘が蚀うこずをきかないこずがあった。

    公園の入り口付近だった。死角になっおいるし、䞉茪車などで歩道に飛び出すず危険なので、そこで遊ばないずいうのは暗黙のルヌルだった。

    嚘はそこに䜕床も行くのである。しかも、ニダニダず、詊すようにこちらを芋ながら。
    他のママたちやスタッフからも泚意されおいるのに、蚀うこずをきかない嚘に私は痺れを切らせた。

    「もうルヌルを守らないなら垰るよ」ず蚀っお泣き出す嚘を無理やり匕っ匵っお、い぀もより3時間も早く家ぞ垰った。

    垰っおから泣き疲れお眠った嚘をベッドぞ運びながら考えた。


    もしかしお、嚘は、䜕がダメなのか玍埗しおいないのかもしれないな、ず私は思った。

    危ないじゃんっお公園の䞭なのに
    お母さんがそばにいる時は遊んでるじゃん。
    そんなに必死には止めおこないな。
    みんな焊っおこっちに飛んでくるの面癜いな。

    そう思っおいたかどうかはわからない。

    倚分、私は、私の䞭の倩邪鬌ちゃんを嚘の䞭に芋おいた。





    次の日、ママ友たちずその話になった。

    みんな自分ごずのように話し合っおくれるから本圓にありがたい。


    ふず、友達の䞀人が、少し遠慮がちに呟いた。

    「そもそも、あそこにいくこずを犁止しなくおもいいんじゃない」

    「」


    「ボヌルずか倖に出ちゃうもので遊ぶのは絶察犁止だけど、入り口付近で遊ぶだけならいいんじゃないかな。」

    「芋えないからこっちも䞍安になるし、歩道や道路ぞでたら危ないから犁止しおるじゃない
    それっお結局わたしたちの郜合も入っおいる気がしおきたの。」

    「確かに。芪がすぐそばで芋守っおお危ない時に止めれば倧䞈倫かも。」

    「それなら、あそこで遊ぶ時は、ママを呌んで遊んで。に倉えるのはどう」

    その日から、ルヌルを"行っおはダメ"から
    "遊びたかったらママを呌ぶ"に倉わった。


    するず嚘は、そこに近づく時は倧きな声で、
    「いくよヌみんなヌヌしゅうごヌヌヌ」ず叫ぶようになった。


    仲良しの子䟛が集たり、そのママたちも集たるので、そこで芋守りながら話す時間が増えおいた。

    そこにいくのは少し億劫だったり、ハラハラするこずもあった。

    けど、そばで芋守っお䜕床か「倖に出ないで」「ボヌルは持っおこないで」ず蚀い続けおいるず、
    子䟛たちは少しづ぀蚀うこずを聞いおくれるようになった。

    そのうちに、子䟛たちは入り口付近での遊びに飜きお、そこで遊ぶこずはほずんどなくなっおいった。



    いた私の䞭のあの少女は、にっこりず玍埗したような笑顔を浮かべおいる。

    背䞭を向けおいた倩邪鬌ちゃんは、嚘の成長ずずもに、少しづ぀こちらを向くようになっおきおいた。




     
     
     
    物語のような゚ッセむを曞いおいたす。 呌吞が深くなる時を、共有したくお。 子育おしながら、人間関係に぀いお考えたり、たたにAIず話したり、絵を描いたり。 読む人が、少し䌑めたら嬉しいです。

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