
言いワケはお上手
結局、ボクはただ幸せになりたいだけなんだ。
それなのに、なぜかいつも理由を作ってしまう。「やりたいことがあるから」「これが成功だから」「あの人には負けたくないから」。
その理由の奥にあるのは、結局ただの「幸せになりたい」という気持ちなんじゃないだろうか。
この気持ちは、誰かと比べたり、結果を出そうとしたりするとき、いつの間にか重くなる。
ボクらは自分でその荷物を背負い込み、さらには他人にまで荷物を押し付けることもある。
それがいつしかストレスになり、言葉に棘が混じったり、思いやりを失ってしまったりすることもある。
でも、もしこの世界で、誰かの荷物をほんの一つだけでも肩代わりできたらどうだろう?
その荷物が軽くなれば、その人も少し笑顔になるかもしれない。
そして、その笑顔が次の優しさを生み出すかもしれない。連鎖的に生まれる優しさ。
肩代わりというと、なんだか大げさに聞こえるかもしれないけれど、実際はもっと小さなことだ。
道で困っている人に声をかけること。
友人が悩んでいるときに、何も言わなくてもそばにいること。
たったそれだけで、どれだけの重荷を軽くするのか、ボクらはきっとまだ知らない。
一人ひとりがほんの少しだけ、自分以外の誰かに手を差し伸べる。
その小さな「優しさの連鎖」が繋がれば、きっと世界はほんの少しだけでも、優しいものになるはずだ。
そんな世界なら、理由を作らなくても、ただ幸せでいられる気がする。