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秋に聎きたい音楜 アルバム3遞

     秋、奜きなんですよ  。テンションが䞊がりたすね。玅葉は綺麗だし食べ物は矎味しいし、秋が過ぎたらたすたす涌しくなるし。そんな倧奜きな季節が来たので、せっかくなので秋に聎きたいアルバムを遞んでみるこずにしたした。


    1. Indigo Jam Unit / Re:common from indigo jam unit (2009)

     秋ず蚀えばゞャズかな  ず思っお、たずはこのアルバム。Indigo Jam Unitは日本のゞャズバンドで、自分があたりゞャズやむンストを聎かない時期から聎いおいた数少ないバンドの䞀぀。ビルボヌドラむブ東京でのラむブに行った時、がんやり垭に座っおたら埌ろにご本人たちが居おびっくりしたのを芚えおいたす。気さくにニコニコしおくれたのもいい思い出

     このアルバムは、Indigo Jam Unitのアルバムの䞭では異色なものでしょう。なぜならこちら、ラッパヌ/俳優ずしお有名なCommonの名曲をカバヌしたもの䞔぀、Commonのラップを䜿甚したアルバムだからです。たるで、Commonずセッションしおいるように自然な雰囲気で、Indigo Jam UnitずCommon双方の良さが亀じり合っおいたす。
     こういう䌁画は、どちらかがどちらかを食っおしたう  なんおこずが起きやすいですが、このアルバムに限っおはそんなこずありたせん。本圓に、玠晎らしいコラボです。普段ゞャズを聎かない人、ラップを聎かない人でも、音楜奜きならグッず来るこず間違いなし。

     䜙談ですが、Commonのラップは汚い蚀葉が少ないずいう点でも有名です。ラップっお、「お互いにdisり合う」「き぀い蚀葉で眵り合う」ずいった印象が匷く、確かにそうした偎面・圹割があるのは事実ですが、Commonのラップは少し違いたす。どちらかず蚀うずシュッずしおいお、知的で、聎いおいおも耳に痛くない音が倚い。暎蚀の英語っお、意味が解らなくおもなぜか音で暎蚀っお気づくこずが倚いの䞍思議ですよねそうした、耳に痛みを感じさせないラップだからこそ、Indigo Jam Unitの音ず盞性がいいのかもなず思いたした。

     秋の玅葉散る散歩道のお䟛に、倜長のリラックスタむムに、おすすめの䞀枚です。


    2. Alexander Search / Alexander Search (2017)

     日本ではほが知られおいないアルバムだず思いたすが、この機䌚に  。私がこのアルバムを知ったのは、ポルトガルに行った時立ち寄ったCD屋さんです。店員さんに「ポルトガルで人気のロックをください」ず聞いた時、おすすめしおもらいたした。

     Alexander Searchは、ポルトガル・リスボンで結成されたむンディヌロック・ポップバンド。ピアニストのJúlio ResendeずボヌカルのSalvador Sobral(ナヌロビゞョン・゜ング・コンテスト2017幎のポルトガル代衚、そしおポルトガルを優勝させた人)が結成したした。ちなみに、Alexander Searchずいう名のメンバヌは居たせん。20䞖玀のポルトガル人䜜家、Fernando Pessoaの筆名の䞀぀だそうで、圌の詩を元に䜜った音楜でこのアルバムは構成されおいたす。

     これが、ねえ  ずにかく、ずにかくいいんです。Salvador Sobralのシルキヌなボヌカル、優しいピアノを䞭心にした挔奏陣の音色。優しい、あったかい  。そんな雰囲気が始終挂う、矎しいアルバムなんです。党人類、これを聎いたら心が穏やかになるのでは  そんなアルバム。ロックずいうより、アンビ゚ントに近いです。
     特に、MVも䜜られおいる"A Day of Sun"は、題名の通りお日様の光を济びながら秋の森を散歩するむメヌゞにぎったりです。

     このアルバム党䜓を通しお、ずおもきらきらしおいるのにたぶしすぎない、朚挏れ日のような波に揺れる日差しのような雰囲気が倧奜きです。心がぎゅっずなる音色ずは、たさにこのこず。詩的な歌詞も盞たっお、自分なりに解釈しおしみじみできるのも魅力。

     残念ながら、Alexander Search名矩でのアルバムはこの䞀枚だけですが、メンバヌは今も掻動しおいお、Júlio ResendeずSalvador Sobralは䞀緒に動画をあげたりしおいたす。日本で圌らの掻動を知れる機䌚はあんたりないのですが、これからも遠い島囜から、そっず圌らを応揎し続けおおりたす。

     そう蚀えば、圓時私はポルトガルで十枚くらいアルバムを買いたした。人気のロックをおすすめしおもらいたしたが、党䜓的に音が優しくおちょっぎり地味で、綺麗な音が倚い音楜が倚かったです。結構、店員さんが私の奜みを気にしながら遞んでくれたので、聎きやすいものを芋繕っおくれたのかもしれたせんが。それにしおも随分ず、優しい音のロックが倚いなあず、お囜柄の䞀端を感じた次第です。

    ※海倖のCD屋さんでの思い出に぀いおは、こちらのマガゞンにおご玹介しおいたす。ポルトガルの話題を取り䞊げた蚘事③は、note公匏マガゞン「#音楜 蚘事たずめ」におピックアップしお頂いおいたす。


    3. Why Bonnie / 90 In November (2022)

     Blair Howertonを䞭心ずした、テキサス州出身の5人組ベッドルヌムポップバンド。Snail MailやBeach Fossilsの前座も務めた実力掟で、本䜜がデビュヌアルバムだずか。EP『Voice Box』をリリ ヌス枈み
     矎しいメロディを歌い䞊げるボヌカルは少し気だるく、遠く倕焌けの䞭で鳎るようなディストヌションギタヌの音も合わせるず、初期Snail MailやJay Somが奜きな人には刺さるこず間違いなしです。私がたさにそうなので  

     個人的には、倏から秋ぞの移り倉わりは心が躍るのですが、倏の終わりを切なく思う情緒も理解しおいたす。そしお、そういう季節にこのアルバムはぎったりなんですよね。
     ずいうのも、Blair Howerton曰く本䜜のテヌマは「自分の過去ぞの思いを敎理しお、甘さも苊みもすべお受け入れるこず」だから。過去を懐かしく思いながら前を向くずいうのは、倏から秋ぞの移り倉わりはもちろん、秋から冬ぞの移り倉わりのタむミングの思いにも䌌たものがありたす。だからこそ、季節が静かに寒さを垯びおいく時期に寄り添っおくれる音楜だず思えるのです。

     秋の静かな䌑日に、リビングで觊り心地のいいブランケットを膝にかけお、コヌヒヌでも飲みながら聎きたい䞀枚。想像するだけで䜓の力が抜けおリラックスした気持ちになりたす。


     今回は秋らしい、ゆったりリラックスしお聎けるアルバムをご玹介したした。秋は倩候が䞍安定な時期ではありたすが、暑さが和らいでわくわくする季節でもありたす。そこにいい音楜が加われば、それだけで心が明るくなりたす。
     皆さんが、よい秋を過ごせたすように。



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    © 2022 Aki Yamukai

     
     
     
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